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2021年03月29日

本学経営学部の平岡秀福ゼミが「日経STOCKリーグ」で2年連続5度目の入選

日本経済新聞社が主催する「第21回(2020年度)日経STOCKリーグ」において、本学経営学部の佐藤勇城さん、関口翔太さん、磯上玲さんのチーム(平岡ゼミ4年生)の「ダイナミック・ケイパビリティ~持続的に変化しゆく企業を求めて~」と題する研究レポートが、優秀レポートとして入選しました。同平岡ゼミからの入選はこれで2年連続5度目となります。

「日経STOCKリーグ」は、中学生・高校生・大学生を対象にした「自主テーマによるポートフォリオ学習(研究テーマ設定と企業分析)」および「レポートコンテスト」で、日本の若者の証券、株式等の生きた金融・経済への一層の修得向上を目的に2001年から開始され、本年で第21回目となります。
今回は、1,643チーム、6,535名が参加し、大学の部からは737チーム、2,963名のうち35チームが入選し、本学の同チームは大阪大学や早稲田大学などの国・私立大学とともに、入選を果たしました。

関口翔太さんは、「2年連続での挑戦となる今回は、不確実性が高まる時代の中で企業の持続的競争優位性を実現する『ダイナミック・ケイパビリティ』をテーマにレポートを作成しました。難解なテーマへの挑戦でしたが、こうして数あるレポートの中から入選という結果をいただけたこと、大変嬉しく、そして誇らしく思います。熱心にご指導頂いた平岡先生をはじめ、協力いただいたゼミ同期のメンバーや先輩・後輩に心から感謝申し上げます。今回のテーマ同様、目まぐるしい市場環境の変化に対応し自身を変革していけるよう、チームメンバー全員、大学卒業後も自己研鑽を積んでまいります」と喜びの決意を語りました。

また、平岡教授は、「今回入選したチームのテーマである『ダイナミック・ケイパビリティ』は企業が既存の資源(人的資源やノウハウを含む)を最大限に生かし,激変する環境に対応していく自己変革能力を意味します。そのような能力を有する企業群をスクリーニングしていく過程では、提唱者のカリフォルニア大学ティース博士の理論の研究はもちろんのこと、その他の伝統的な戦略論から現代における戦略論まで、さらには高度な財務分析やポートフォリオ分析の研鑽も欠かせませんでした。彼らはその一つひとつを地道に学習し、レポートを仕上げました。2年連続5度目の入選はそのような彼らの努力の賜物であり、称賛に値します」と述べました。
ページ公開日:2021年03月29日