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2021年03月30日

経済学部の増井淳准教授の論文が『Metroeconomica』に掲載されました

経済学に関する国際的な学術誌『Metroeconomica』Vol.71(Wiley 社出版・Scopus収録)に、本学経済学部の増井淳准教授の論文が掲載されました。

今回掲載された論文は、“The determinants of employers’ use of temporary contracts in the frictional labor market(摩擦を伴った労働市場での有期雇用契約の利用に関する企業の意思決定)”というタイトルで、企業が有期雇用契約を活用する際の目的に注目し、どのような状況下で有期雇用契約が期間の定めのない契約への橋渡しとなり得るかについて言及しています。

論文の掲載にあたり、増井准教授は「労働市場において有期と無期の両契約形態が活用されている状況での雇用政策の効果を分析した研究は数多く存在しますが、有期雇用契約の利用目的に関する企業の選択はこれまで考慮されてきませんでした。本論文では、雇用政策の影響を論じる上で、そうした企業の選択を理論モデルに取り入れることが重要であることを示しました。今後も真摯に研究・教育活動に励んで参ります。」と述べました。

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ページ公開日:2021年03月30日