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2021年04月14日

東京新聞夕刊(文化面)にて、文学部・坂井孝一教授の連載記事が始まりました(全12回)

4月12日付の東京新聞夕刊に、文学部の坂井孝一教授の連載記事が掲載されました。坂井教授が時代考証を担当する、2022年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に関連した「鎌倉殿をめぐる人々」というシリーズです。全12回(月1回)連載される予定です。第1回は、「源頼朝 下積みの長い苦労人」です。
★下記より記事をご覧いただけます。
取材を受けた坂井教授のコメントです。
「東京新聞からのご依頼で、4月から月1回の連載を始めることになりました。来年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の時代考証作業を進めていることもあり、ドラマの予習になるよう、初期の鎌倉幕府に関わった人々を取り上げ、歴史的な知見をわかりやすく紹介する予定です。できるだけ教科書には書かれていない内容に触れたいと考えています。たとえば、第1回の源頼朝は、勝利者・成功者としての側面ではなく、長く苦しい流人時代にスポットを当てています。また、東京新聞と甲斐善光寺のご好意により、頼朝像は神護寺所蔵の「伝源頼朝像」ではなく、甲斐善光寺所蔵の「源頼朝坐像(木像)」をご掲載いただきました。この像は北条政子が頼家像・実朝像とともに制作を命じたことが諸史料によって明らかにされており、源氏三代の鎌倉殿の面貌をほぼ正確に伝えるものです。しかも、このたび懸案であった修復が完了し、新たに玉眼が入れられて活き活きとよみがえりました。頼朝坐像をご覧いただくだけでも価値があると思います。なお、ウェブでの公開は第1回だけです。第2回以降は紙面のみとなるそうです。お手に取ってお読みいただければ幸いです。」

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ページ公開日:2021年04月14日