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2021年05月26日

就活生のリアルな声や創意工夫をまとめたウェブサイト・小冊子を公開しました

本学キャリアセンターでは、2022年卒生を対象とした企業の採用選考が解禁となる6月1日に向けて、コロナ禍2年目の就職活動に学生が不安を解消して臨めるよう、ウェブサイト・小冊子「就活×COVID-19」を公開しました。
主に2021年3月卒のコロナ禍での就職活動を経験した卒業生へのインタビュー等を通し、(1)就職活動に励む学生に何が起きたのか、(2)創価大学の就職支援の今、(3)就活生の創意工夫、を中心にまとめたものです。
大学生の意識調査では、2022年卒の就活生が昨年、就活を経験した先輩と比較して自分たちの就活をどう感じているかという調べによると、「かなり・多少厳しくなる」と答えた学生が73.4%となり、昨年より10ポイント余り増えました。(マイナビ「2022年卒 学生就職モニター調査 2月の活動状況」より)
また本学が、2020年度入学生を対象に「現在の大学生活においての悩みは何ですか」という設問に対して一番多かった回答が、「就職についての不安(24.4%)」、続いて、「友人関係の構築・維持(18.3%)」、「孤独感が強い(17.8%)」という結果になりました。(同大学「2021年1月~4月にかけて実施したアンケート調査」より。〈回答数1371件、回答率89.2%〉)
この結果から、現在の就職環境に厳しさを感じるとともに、就職活動に不安を抱えている学生が一定数いるのではと考え、主にこれから本格的に就職活動が開始する2022年卒生の支援を目的にウェブサイト・小冊子「就活×COVID-19」を制作しました。

コロナ禍での就活経験者へのインタビューを中心に、大きく3つで構成されています。「就職活動に励む学生に何が起きたのか」のパートでは、2020年3月卒の学生が大学卒業後、入社まであと1週間というタイミングでコロナによる業績不振を理由に内定取り消しとなり、そこから逆境を跳ね返して現在勤める大手外資系小売チェーンへの内定を果たしたストーリーを含む3名の学生の記事を掲載しています。
「創価大学の就職支援の今」のパートでは、本学キャリアセンターの上田大作部長のインタビュー記事を通して、個別進路相談や学内企業セミナー、就活合宿などの就職支援が、従来の「来学・対面・ライブ」から「どこでも・オンライン・いつでも」に変化したことを、具体的な事例を通して紹介しながら、進路の決まった在学生や卒業生が後輩の就職活動を手厚くサポートする本学の特長などを掲載しています。
最後の「就活生の創意工夫」のパートでは、2021年3月卒のコロナ禍1年目の就職活動の経験者6名が、「自己分析・エントリーシート作成で工夫したこと」、「グループディスカッション・面接対策で工夫したこと」、「オンライン選考で工夫していた」などについて、工夫や意識してきたことを就活に臨む学生向けに本音で語っています。就職活動に臨む学生のみならず、サポートにあたる保護者や教育関係者の皆様にもご覧いただけると幸いです。

本学ではキャリアセンターが中心となり、学生が自分の未来を(self-Future)、自分できり拓く力をつけ(self-Frontire)、自身の基盤を築く(self-Foundation)ことを目的に「F3プログラム」を実施しています。教職員とピアサポートにあたる学生スタッフ(キャリアサポートスタッフ・CSS、リクルートサポートスタッフ・RSS)が連携し、キャリア科目の運営やキャリア・就職イベントの開催、課外講座の運営、進路相談などに取り組んでいます。継続した取り組みが多様な就職先にもあらわれており、本年3月に朝日新聞EduA(エデュア)にて発表された「就職偏差値が上がった大学」のランキング(※1)で、主要企業の就職者が100人以上200人未満(中規模の部)において就職偏差値1位となりました。
ページ公開日:2021年05月26日