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2021年07月05日

SATREPS-EARTHプロジェクトのウェブページ公開

本学理工学部の佐藤伸二郎教授が研究代表を務めるSATREPS-EARTHプロジェクトのウェブページが公開されました。

2020年度に科学技術振興機構(JST)および国際協力機構(JICA)による地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)に採択された本プロジェクトは、「ナイルの源流エチオピア・タナ湖で過剰繁茂する水草バイオマスの管理手法と有効利用プロセスの確立」と題し、本年7月1日に開催された日本・エチオピア合同キックオフミーティングをもって正式に始動しました。研究期間は、2021年7月~2026年6月までの5年間です。

本プロジェクトの対象国であるエチオピア最大のタナ湖では、近年の人口増加に伴う栄養塩の流入や外来種の移入により、水草ホテイアオイが過剰繁茂し、様々な環境・経済問題を引き起こしています。本プロジェクトでは、それらの水草をリモートセンシング等のICT技術を駆使して適切に管理・回収し、得られたバイオマスから有価物(バイオガス、メタン発酵消化液、バイオ炭、微細藻類、野菜、作物など)を生産するプロセスを研究開発します。その中でも微細藻類の一種であるスーパーフードと呼ばれる「スピルリナ」を使った健康食品の開発・販売体制の構築を行うことで、環境保全と経済成長を両立させる現代版アフリカ里湖(さとうみ)循環型社会の構築を目指します。

今回は日本語と英語のトップページのみの公開であり、今後プロジェクトの活動や成果の紹介ページなどを公開する予定です。
ページ公開日:2021年07月05日