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2021年09月09日

UNHCR WILL2LIVE Cinemaパートナーズ『イージー・レッスン-児童婚を逃れて』オンライン上映会を開催 ― WELgee代表の渡部カンコロンゴ清花さんによる特別講演も

「UNHCR WILL2LIVE Cinemaパートナーズ」に参加している本学では、「UNHCR WILL2LIVE ムーブメント 2021(旧UNHCR難民映画祭)」の開催にあわせて、映画『イージー・レッスン-児童婚を逃れて』を10月9日(土)と29日(金)にオンライン上映会を開催します(両日とも同じ上映作品となります)。
29日の回では、日本に来た難民の経験や専門性を活かした人材プログラムを運営するWELgee(ウェルジー)代表の渡部カンコロンゴ清花さんにご講演いただきます。

国連UNHCR協会、ユナイテッドピープル株式会社が主催する本映画祭は、映画を通して難民への理解を広げることを目的に開催しており、大学をはじめ教育機関とも提携し、啓発活動を展開しています。
難民問題に対してUNHCRは、SDGsの17の目標のうち「目標2:飢餓をゼロに」「目標3:すべての人に健康と福祉を」「目標4:質の高い教育をみんなに」等と合致する支援を実施しています。映画を通して一人ひとりが難民問題に向き合うことは、SDGsの目標達成に近づくことにもつながると考え、国連が定める平和運動を推進する本学の学生団体「ASPIRE SOKA」との共催で開催する運びとなりました。

映画祭の学生責任者の家田智美さん(法学部4年)は、「今年度は、児童婚から逃れてハンガリーへ渡ったソマリア難民の少女のドキュメンタリーを上映します。ソマリア難民といえば、先日の東京五輪の男子マラソンにて銀メダル、銅メダルを獲得した選手がいたことで記憶に新しい方もいらっしゃるのではないでしょうか。彼らや映画の主人公の少女の祖国でもあるソマリアには、現在も様々な理由で故郷を離れざるを得ない人々が多くいます。『難民』と呼ばれますが、一人の人でありそれぞれの人生があります。本映画を通して、『難民』と呼ばれる人々の人生について知り、『難民』をもっと身近に感じていただけたら幸いです。また、難民問題についてさらに理解を深めるために、映画と合わせて講演も企画しております。オンライン開催で日本全国より参加していただくことができます。一人でも多くの方のご参加をお待ちしています」と述べました。

詳細は下記の通りです。どなたでもご参加いただけます(映画の権利の関係上、日本国内在住者の方のみ)。
 
日時 【1回目】2021年10月9日(土) 15時00分~16時30分頃
    <内容>学生代表挨拶/映画上映
【2回目】2021年10月29日(金)17時00分~19時00分頃
    <内容>WELgee代表の渡部カンコロンゴ清花さんによる特別講演/映画上映
※参考リンク
渡部カンコロンゴ清花さん
特定非営利活動法人WELgee(ウェルジー)
事前申込 各回2日前までの申込となります(1回目:10/7正午〆、2回目:10/27正午〆)。
https://sokauniv.dbnet.jp/will2live-2021/
人数 各回先着1,000名
費用 無料
共催 ASPIRE SOKA/ 創価大学
後援 国連UNHCR協会
お問い合わせ先 publicrelation@soka.ac.jp
映画:イージー・レッスン ― 児童婚を逃れて(ドキュメンタリー映画)
  • 監督:ドロッチャ・ズルボー
  • 製作国:ハンガリー
  • 製作年:2018年
  • 上映時間:78分
  • 言語:日本語字幕
  • 概要:「娘だけは自由に生きてほしい」。そんな母親の想いを胸に、ソマリアで育った17歳のカフィアは児童婚から逃れるため、15歳のときに単身ハンガリーにたどり着いた。ハンガリー語を学びながら、高校の卒業資格をとるために日夜勉強に励むカフィア。その美貌を生かしてモデル業も始め、順調な毎日を過ごしているかのように見えたが、生まれ育った祖国で培われた宗教や文化に対する価値観とのジレンマに苦悩する。ソマリアにいる最愛の母親になんと伝えたらよいのだろうか…。ヨーロッパで自分らしい生き方を模索しながらも、自問自答する日々が続いていた。
お問い合わせ
創価大学 企画部企画広報課
電話:042-691-9442
メールアドレス:publicrelation@soka.ac.jp
ページ公開日:2021年09月09日