• Tag:
  • 本学文学部の坂井孝一教授の著書『鎌倉殿と執権北条氏 ― 義時はいかに朝廷を乗り越えたか』が出版されました

2021年09月10日

本学文学部の坂井孝一教授の著書『鎌倉殿と執権北条氏 ― 義時はいかに朝廷を乗り越えたか』が出版されました

本学文学部の坂井孝一教授の著書『鎌倉殿と執権北条氏 ― 義時はいかに朝廷を乗り越えたか』が、9月10日にNHK出版新書より出版されました。

出版にあたって坂井教授は「来年1月に始まる三谷幸喜氏脚本のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』をみすえ、時代考証を担当する一人として、新著をNHK出版から刊行することになりました。流人源頼朝の挙兵から鎌倉幕府の成立、幕府内の権力闘争、承久の乱へと続く平安末期・鎌倉初期の歴史については、旧著『承久の乱』(中公新書)、前著『源氏将軍断絶』(PHP新書)でも扱いました。旧著は朝廷の視点、前著は源氏将軍の視点から歴史を読み解いています。そこで、今回は北条氏に注目し、三冊あわせて三部作となるように工夫しました。現在、時代考証のため、三谷氏の脚本を読み進めています。非常に面白く刺激的ですが、あくまでも『ドラマ』です。本書はドラマとはやや異なる『研究』として執筆しました。とはいえ、大河ドラマの予習になることも確かです。そうした意味でもお楽しみいただければ幸いです」と述べました。

教員情報

ページ公開日:2021年09月10日