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2022年03月25日

長野県シニア大生らと諏訪の魅力を発信するシンポジウムを開催しました

本学文学部の西川ハンナ准教授および帆北智子准教授らは、昨年夏に長野県シニア大学諏訪学部と連携し、諏訪地域の住民と同ゼミ生と東京未来大学高橋文子准教授のゼミの学生がオンラインを活用して学びを深める「スタディーツアー」を実施しました。

3月20日には、諏訪駅前交流テラスすわっチャオで、本学文学部の西川ゼミと京都大学大学院教育学研究科グローバル教育展開オフィスの共催によるシンポジウム「遠隔地から諏訪を学んで~州羽(すば)らしい仲間たち展~」を開催しました。

昨年夏のスタディーツアーでは、諏訪地方のシニア大生と連携・協力し、諏訪の魅力を発信する「元気でSUWA」のお土産セットの商品化や料理レシピの考案、諏訪の散歩(まち歩き)コースの開発など、諏訪の魅力の発信に取り組みました。
シンポジウムでは、オンライン・スタディーツアーを通じて交流を深めたシニア大生の方からの発表とともに、本学文学部の西川准教授および帆北准教授、京都大学大学院教育学研究科の安藤幸講師、東京未来大学の高橋文子准教授らが、地域の資源の目を向けて学ぶことの重要性などについて、これまでの活動を振り返りながら議論を深めました。

活動を振り返り、西川准教授は「諏訪地域でスタディツアーを継続してきた一つの成果がこのような企画になりました。諏訪地域で調べ、学んだこと、その成果物は地域の皆さんに報告し、感想を頂き深めてきました。福祉活動を軸にしながらも歴史も文化も祭りもある諏訪地域の皆さんの胸をお借りし、地域を学んでいきたいと思います」と述べました。

また、帆北准教授は「地域の方々と協働して、諏訪の歴史と文化、そして人を活かした散歩コースを提案できる機会をいただけたことは、学生ともども非常に光栄でした。また、地域史をまなぶ一人としても、貴重な学びをえた時間となりました。歴史の実践的な試みによる地域への貢献は、学生とともに今後も継続していきたいと思います」と語りました。

※当日の様子は長野日報で報道されました。下記より記事をご覧いただけます。
ページ公開日:2022年03月25日