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2022年05月06日

日本への入国緩和に伴い留学生が本学キャンパスに

新型コロナウィルス感染症の拡大以降、世界各国から本学に入学した留学生は、日本の入国制限により自国でのオンライン受講を余儀なくされました。本年3月の日本による入国制限の緩和に伴い、本学で学ぶ留学生が徐々にキャンパスに戻って来ました。現在は、49ヵ国・地域より400名以上の留学生が来日しています。

しかしながら、現在も入国を待ち、オンラインでの学びを続ける留学生もいます。引き続き、本学国際部の職員や留学生をサポートする留学生会を中心に、イベントや交流会を開催し、対面で会えなくとも教育の機会と友情を育む場の提供に努めてまいります。

来日した留学生からは、次のような声が寄せられています。

理工学部2年・香港出身

昨年は、全ての授業をオンラインで受けていたので、不安でした。やっと日本に来ることができ、実際に友達と会い、対面で授業を受けられることがとても嬉しいです。自分はまだ、日本に来て1ヵ月しか経っていないですが、毎日新しい発見があって楽しいです。オンラインだけの大学生活は本当に大変でした。パソコンを閉じた瞬間、大学とのつながりがすべて消えるからです。
そんな環境下で、履修や課題について一人でたくさん悩むことがありました。せっかく日本に入国することができたので、もっと人とつながりたいと思い、留学生会に所属することを決めました。他の留学生や新しく日本に来た留学生のために、楽しいイベントやサポートを全力でしたいと思っています。残りの大学生活を悔いがないように楽しみたいです。

国際平和学研究科2年・ブラジル出身

昨年4月に国際平和学研究科に入学しましたが、始まったのは自宅で受けるオンライン授業でした。1年間、遠く離れていて大変でしたが、様々な課外活動やオンラインイベント、特に創大祭の準備を通じて、多くの新しい友人を作ることができました。今まで直接会ったことのない友人たちが、日本で私を温かく待ってくれていたことは、とても幸運なことだと感じ、感謝の気持ちでいっぱいです。
ヨーロッパと日本の時差は、大きな課題の1つでした。学期中は様々な機会を逃すまいと、私は日本時間に沿って日々のスケジュールを再編成することにしました。現地時間では午前0時に起床し、午前5時に昼食をとり、午後5時頃に就寝しました。そのため、現地での生活習慣や友人をさしおいて、前日に昼食の準備をしたり、授業に備えたりと日本にいるつもりで生活を送りました。大変ではありましたが、この経験によって、私は自分がいま「何のため」に一つ一つの行動をしているのか、その意味を深く考えるようになりました。
私の決意は、この最後の1年間を創価大学での生活のあらゆる面で有意義なものにすることです。そして、新入生が自分の可能性を発見し、創価大学での生活を楽しむことができるようサポートし、応援していきたいと思います。
ページ公開日:2022年05月06日