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2022年05月20日

牧口記念教育基金会の留学生奨学生証授与式が開催されました

本年度の創価大学牧口記念教育基金会留学生奨学金奨学生証授与式が5月11日(水)、オンラインで開催されました。同奨学金は、牧口記念教育基金会の助成により創設された奨学金で、別科・学部・大学院で学ぶ外国人留学生に対し、経済的に修学が困難な学生をサポートするものです。

授与式では、田代康則理事長からの証書授与に続き、留学生を代表しマレーシア出身のアンドリュー・テー・ユーヤンさん(理工学部4年)が抱負を述べました。アンドリューさんは、「『人と環境とが共生できる社会の構築』を研究テーマに学業に励んでいます。人口が増加している一方で、資源枯渇や大量ごみ排出はどの国でも免れない問題です。私は研究室での学びを通して、過剰繁茂している水草を有効利用とし、土壌改良剤として使用し植物の育成効果について研究を行い、最終的に作物収穫量の向上に貢献したいと考えています。奨学金のお陰で経済的な心配が減り、研究活動に専念できることをとても感謝しています」と語りました。

牧口記念教育基金会の髙梨幹哉理事長からは、創価教育の父である牧口常三郎先生の偉大な人生を継承すると共に、人々の幸福と世界の平和に貢献する人材を育成するため池田先生の手で創立されたのが牧口記念教育基金であると紹介し、「留学生の皆さまは、創価大学での勉学・研究を通して、『人類の幸福』と『世界の平和』に貢献しゆく、大事なお一人お一人です。どうか、健康に気をつけて、学びに学んで、ご自身の勉学研究の目標達成に励んでください」と期待を寄せられました。

最後に鈴木将史学長が、「人間の尊厳をないがしろにし、分断が進む現在の世界にあって、地球の人類全体を結合させる世界市民に成長していただきたいと思います。多くの皆様からの支援による奨学金の意味を深く理解し、仲間と共に徹して勉学に励み、平和社会の構築に貢献できる力を養ってください」と期待を寄せました。
ページ公開日:2022年05月20日