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2022年07月04日

文学部坂井孝一教授の著書『承久の乱』(中公新書)が中国語に翻訳され、中国で出版されました

本学文学部坂井孝一教授の著書『承久の乱』(中公新書,2018年12月発刊)が中国語に翻訳され、中国で出版されました。
出版にあたっての坂井教授のコメントです。
「2018年12月に上梓した拙著『承久の乱―真の「武者の世」を告げる大乱』(中公新書)が、このほど中国語に翻訳され、『承久之乱―「武者之世」的真正到来』として中国で出版されました。自分の著書が外国語に翻訳されたのは初めてのことで、光栄に思っています。翻訳の話自体は、2019年の夏、版元の中央公論新社に中国から要請があり、著者として了承していました。その後、中国側の出版社が王玉玲氏に翻訳を依頼したという話を伝え聞き、嬉しく、また頼もしく感じました。といいますのも、彼女は2009年4月に創価大学大学院博士後期課程に入学し、私のもとで日本中世史研究に励み、2012年9月には博士の学位を取得して、現在、南開大学日本研究院の准教授を務めている、日中両国の言語・歴史に精通する研究者だからです。そうした優秀な教え子に翻訳してもらえたのは何よりの喜びです。これを機に、『承久の乱』という日本史の分岐点となった大乱が、中国の人々に少しでも認知されるようになることを願っています。」

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ページ公開日:2022年07月04日