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2022年07月04日

丹木の歳時記2022 文月(一)

創大Days編集部

「夏が征服者のように、ドイツにやってきた。毎日が美しかった。空は傲慢なほど青く、拍車のように神経を刺激した。庭園の木々の緑は強烈で生々しかった」(サマセット・モーム『人間のしがらみ』河合祥一郎訳)。記録的な早さで訪れた今年の夏。英国の小説家が綴った文章の「ドイツ」を「八王子」に置き換えてもそのまま当てはまるように思えます。キャンパスの緑は濃さを増し、蝉の声も聞こえ始めました。夏至(げし)から数えて11日目に迎える半夏生(はんげしょう)。今年は今月2日からの5日間となりますが、植物の半夏生も同じ頃に咲きます。熟した山桃の実は甘酸っぱい味わい。「梅雨明け十日」の青空の下で夏椿(ナツツバキ)の白さが一服の涼を添えています。
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ページ公開日:2022年07月04日


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