12月3日（土）、本学硬式野球部のワールドグラウンドにて３年ぶりに「創価大学少年野球教室」が開催され、本学硬式野球部員約60名と八王子市内の少年野球チームの児童約140名が参加しました。この野球教室は、八王子市内の少年野球チームを対象に、本学の地域貢献の一環として2012年から開催し、本年で8回目を迎えました。　

野球教室では、キャッチボールと鬼ごっこでウォームアップした後、それぞれのポジションにわかれ、走塁、ロングティーバッティング、ピッチング、内野・外野の守備など、約2時間にわたって練習が行われました。各練習では、硬式野球部員が「ナイスボール！」「ナイスプレー！」と声をかけながらフォームを修正し、アドバイスをしました。
グラウンドは、児童一人ひとりに声をかける野球部員とそれに応えようと一生懸命取り組む児童たちの姿で和やかな雰囲気に包まれました。最後に日頃の練習で野球部員が行っているシートノックが始まると、児童たちは食い入るように真剣に見つめ、野球部員のプレーに歓声があがりました。

また本年度は初の試みとして、少年野球をする児童やその保護者の方が安心して野球を続けていけるよう、本学硬式野球部のトレーナーによる肘のエコー検査を無料で実施しました。本検査を行うことで、成長期に知らず知らずのうちに肘を痛めているケースを早期に発見することができ、けがを未然に防ぐことができます。

野球教室に参加した児童の一人は、「野球部のお兄さんが優しく教えてくれて嬉しかったです。少しでもお兄さんに近づけるようにこれからも野球を頑張ります」と語りました。また、野球教室に携わった部員は、「野球教室を通じて野球を楽しむ大切さをあらためて感じ、少年野球の皆さんと触れ合えたことは良い思い出になりました」と述べました。

翌日の12月4日（日）には、同グラウンドにて、「第22回創価大学学長杯八王子少年野球大会」の開会式が行われ、八王子市・近隣地域の36チームが出場しました。この大会は来年の2月まで続きます。