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2022年12月14日

経営学部志村ゼミが「第15回 データビジネス創造コンテスト」で入賞しました!

創価大学経営学部志村ゼミが、慶應義塾大学SFC研究所データビジネス創造・ラボ(代表:村井 純)主催、株式会社JMDC共催による「第15回 データビジネス創造コンテスト ~Digital Innovators Grand Prix 15」において大学院生を含む81チームの中で上位11チームに選出され、入賞しました。また、同コンテストにおいては志村ゼミとして2年連続(うち3回入賞)、および2回連続(うち1回は上位入賞に与えられる未来創造賞)となる入賞となりました。

「データビジネス創造コンテスト 〜Digital Innovators Grand Prix (DIG)」は、データを活用できる人材の育成を目的とし、データ分析を通じて社会課題への理解を深め、解決策を提案する機会を提供しているコンテストです。パートナー企業から提供されたビッグデータの分析結果をエビデンスとして新規ビジネスを提案するという特徴を持ち、提供されたデータの提案への活用、提供データ以外のデータ収集、高度なデータ解析に加え、継続的に実現可能なモデル・コストの負担などが考えられているか、新規性があるかという項目が評価対象となります。 

第15回目となる今回は「寿命100歳時代を生き抜く知恵~疾病予防と病後の幸せな生活~ 」をテーマに行われ、 生活習慣病にかかった患者の発症前後のレセプトデータを分析することで、疾病を予防でき、病気にかかったとしてもその後の生活を豊かに送るための提案が求められました。

志村ゼミからは2チームがエントリーし、「Teamしむ」が予選を通過して9月25日(日)に慶應義塾大学日吉キャンパスで行われた本選審査会に参加しました。

「Teamしむ」は協賛企業である株式会社JMDCからの提供データやSNSなどを活用し独自に調査したアンケート分析結果をR言語を用いて統計解析し、健康活動に対する”面倒くささ”を取り除き人生100年時代を皆で楽しく健康に過ごせる施策が必要であると考え、「”推し活”×運動アプリ」を提案しました。若年層への動機づけが非常に難しい生活習慣改善に、社会的トレンドである「推しのため」という非金銭的インセンティブを持ち込んだ点が評価され、81チーム中11チームに選ばれ入賞しました。 

審査員コメント(一部抜粋) 
「提供データおよびターゲット層への適切な施策検討を行う目的でのアンケート収集・市場調査等独自データ収集もよくできている。コミュニティ活動が活発な「推し活」と、自分自身のためではなく、”推し”という他者のためにというモチベーションの向き先を変えたアプロ―チ/コンセプトがキャッチーで興味深かった。」 
「推し活という切り口が新しい。私にはない発想だった。」 

また、同じく同コンテストに出場した志村ゼミ「Teamむら」もSNSを活用した独自アンケート結果と提供データを分析し、ストレスと生活習慣病が強く結びついていることを発見。アートには抑うつ効果や倦怠感の抑制効果があることから、アートを通じてストレスを軽減させるという施策を提案し、健闘しました。

「Teamしむ」リーダーの小林茉琳さんは「ヘルスケアという難しいテーマに加え、他大学の大学院生なども出場するなか、文系ならではの強みを活かしメッセージ性のあるプレゼンで挑みました。ゼミのメンバーと試行錯誤し、結果として入賞できたことは自分たちの自信に繋がっています。結果以上の学びを活かし、今後の創大生活で更に成長してまいります。」と述べています。

【志村ゼミ 「Teamしむ」のメンバー】 
榎本武志、櫛⽥光⼀、⼩林茉琳、⼩林結花、眞⽥智仁、常⽥恵美、宮嵜望、⼭本翔 
 
詳細については、下記ページをご確認ください。  
  https://dmc-lab.sfc.keio.ac.jp/dig15/ 

 
ページ公開日:2022年12月14日
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