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2023年02月16日

「ヒューマングライコームプロジェクト」が本格始動しました

⽂部科学省 科学技術・学術審議会 学術分科会 研究環境基盤部会 学術研究の⼤型プロジェクトに関する作業部会の事前評価(報告)が2022年11月に公表されました。その評価結果や留意点を踏まえ、創価大学、東海国⽴⼤学機構(名古屋⼤学、岐⾩⼤学)、⾃然科学研究機構が実施主体となり、⽣命科学領域において初の⽂部科学省「⼤規模学術フロンティア促進事業」として「ヒューマングライコームプロジェクト(英語名:Human Glycome Atlas Project:HGA)」を始動することとなりました(代表:⾨松健治 東海国⽴⼤学機構・理事)。

糖鎖は、核酸やタンパク質と並び、⽣物の⽣命活動に⽋かせない「第3の⽣命鎖」とされています。本プロジェクトでは、上記3機関が互いに連携し、⽇本の総⼒を挙げて 糖鎖情報を世界に先駆けて網羅的に読み解くことを⽬指します。⽣命機能の解明をさらに推し進め、その成果が医療をはじめとしたさまざまな研究分野で応⽤されることが期待されます。

2月16日(木)には、文部科学省記者会見室において、3機関による記者会見が実施されました。出席した本学の田代康則理事長は、「本プロジェクトでは、『国立大学法人』、『大学共同利用機関法人』と『学校法人(私立大学)』による、新しい連携を進めていく計画です。本学において培ってきた融合研究の経験と研究資源をいかし、糖鎖に関わる生命機能の解明に貢献していきたいと考えています」と述べました。

当日の様子は以下のページからご覧いただけます。

教員情報

ページ公開日:2023年02月16日