PASCAL入学試験大綱

1.PASCAL(Performance Assessment of Students’ Competency for Active Learning)入試の選考趣旨

創価大学では、2018年度入試から、AO入試「PASCAL(パスカル)入試」を導入しました。アクティブラーニング(Active Learning、能動的学習)の要素を取り入れた、特色ある新型AO入試です。PASCAL入試の正式名称“Performance Assessment of Students' Competency for Active Learning入試”は、アクティブラーニング(Active Learning)を行うための学生(Student)のコンピテンシー(Competency、行動特性)をペーパーテストではなく、パフォーマンス(Performance)によって評価(Assessment)するという、この入試の目的と特徴をそのまま表しています。

PASCAL入試ではアクティブラーニングの一手法であるLTD(Learning Through Discussion、話し合い学習法)方式のグループワークを行います。LTDは予習とグループディスカッションで構成されます。受験生は予め提示された予習教材を読み、各自で予習ノートを作成します。入試当日のグループディスカッションでは持参した予習ノートを手がかりにグループで教材の内容について話し合います。その中で評価者(試験監督員)は、受験生がどのように主体的に自分の意見を表現するか、他者の意見に接してどのように教材への理解を深めていくかなどを観察し、一人一人の主体性、協働性といった行動特性(Competency)の能力・資質を客観的に評価していきます。これに小論文・面接を加えて受験生の学力の3要素を総合的・多面的に評価し、選考を行います。

建学の精神である「人間教育の最高学府」にふさわしいこのPASCAL入試を実施し、本学が輩出を目指す人材像である「創造的人間」の資質を豊かに持った学生を迎え入れたいと考えています。受験生の果敢なチャレンジをお待ちしています。

2.第一次選考における各学部の評価の視点

経済学部

経済学部ではPASCAL入試の選考趣旨を踏まえ、実用英語技能検定または実用数学技能検定、統計検定の資格を出願要件とします。出願要件を満たしたうえで、これらの検定における他の資格を有する場合は、出願要件のレベルに達していなくても積極的に評価します。また、高校時代までの経験や海外経験、インターンシップ、部活動、地域活動、コンテスト・コンクール、ボランティアなど、受験者のこれまでの活動や実績などを評価します。

経営学部

経営学部ではPASCAL入試の選考趣旨を踏まえ、その他に実用英語技能検定などをはじめとする英語運用能力や簿記検定、実用数学技能検定、統計検定、情報処理検定などを評価します。またこれまでに海外留学経験などがある人を評価します。

法学部

法学部ではPASCAL入試の選考趣旨を踏まえ、その他に実用英語技能検定などをはじめとする英語運用能力を評価します。また高等学校や高等専門学校での学業で優れた成績(教科の評定平均値)を収めた人を評価します。さらに高等学校卒業や高等専門学校修了までの間に、海外留学経験のある人を積極的に評価します。

文学部

文学部ではPASCAL入試の選考趣旨を踏まえ、その他に調査書に記載された全ての項目において丁寧に評価します。学業での優れた成績(教科の評定平均値)、生徒会活動や部活動、また各種大会や社会的活動、取得した資格や免許などです。さらに高等学校卒業や高等専門学校修了までの間に、海外留学経験のある人を積極的に評価します。

教育学部

教育学部ではPASCAL入試の選考趣旨を踏まえ、その他に実用英語技能検定などをはじめとする英語運用能力を評価します。また高等学校や高等専門学校での学業で優れた成績(教科の評定平均値)を収めた人を評価します。

看護学部

看護学部ではPASCAL入試の選考趣旨を踏まえ、その他に調査書に記載された全ての項目において丁寧に評価します。学業での優れた成績(教科の評定平均値)、さらに高等学校卒業や高等専門学校修了までの間に取得した検定資格などや出席日数を評価します。

国際教養学部

国際教養学部ではPASCAL入試の選考趣旨を踏まえ、その他に調査書に記載された全ての項目において丁寧に評価します。学業での優れた成績(教科の評定平均値)、生徒会活動や部活動、また各種大会や社会的活動、取得した資格や免許などです。さらに高等学校卒業や高等専門学校修了までの間に、海外留学経験のある人を積極的に評価します。

3.学部・学科と募集人員

 
学部 学科 募集人員
経済学部 経済学科 15名
経営学部 経営学科 15名
法学部 法律学科 20名
文学部 人間学科 28名
教育学部 教育学科 7名
児童教育学科 8名
看護学部 看護学科 7名
国際教養学部 国際教養学科 6名

※一学科専願とする。
※理工学部(情報システム工学科/共生創造理工学科)は実施しない。
※合格にふさわしい成績の志願者がいないと判断した場合は募集人員どおりの合格者を決定しない場合がある。

4.出願資格

以下(1)~(2)の条件を満たしている者。
(1)本学入学への強い意志を持ち、本学を第一志望とする者。
(2)高等学校または中等教育学校を2020年3月卒業見込み及び2019年3月卒業(卒業後1年以内)の者。もしくは高等専門学校第3学年を2020年3月修了見込み及び2019年3月修了(修了後1年以内)の者。
ただし、創価高校および、関西創価高校の場合は、2019年3月卒業の者に限る。

5.出願要件

以下(1)~(3)の要件に該当する者。
(1)調査書の全体の評定平均値が3.5以上の者。
(2)経済学部、文学部、国際教養学部に出願する場合、各学部が定める出願要件※を有する者。
(3)合格から入学までの間に、本学が指定する入学前教育プログラムを受講する者。

※学部が定める出願要件

<経済学部>

以下 ア. ~ウ. のいずれかを有する者。
 ア.実用英語技能検定2級以上合格または2級以上の検定試験の英検CSE2.0スコア1980以上
 イ.実用数学技能検定2級以上 
 ウ.統計検定4級以上かつ実用数学技能検定準2級以上 

<文学部>
以下 ア. ~ウ. のいずれかを満たす者。
 ア.実用英語技能検定準2級以上合格または準2級以上の検定試験の英検CSE2.0スコア1728以上、あるいはTOEIC® LISTENING AND READING TEST 450以上の資格スコアを有している者。                 
 イ.次の教科のいずれかの評定平均値が4.5以上の者。   
   国語、地理歴史、公民、数学、理科、保健体育、芸術、外国語、家庭                                         
 ウ.高等学校または中等教育学校(4学年以降)もしくは高等専門学校在籍時から出願までの期間で、都道府県レベル以上の次にあげるコンクール、コンテストで3位以上の者。                                         
 ①読書・文芸・小説・俳句コンクール ②ディベート大会 ③英語スピーチコンテスト ④弁論大会
<国際教養学部>
以下 ア.~オ.のいずれかの資格を有する者。
 ア.実用英語技能検定準1級以上合格または2級以上の検定試験の英検CSE2.0スコア2100以上        
 イ.TOEIC® LISTENING AND READING TEST 550 以上        
 ウ.TOEFL iBT スコア 50 以上        
 エ.IELTS オーバーオール・バンド・スコア 5 以上        
 オ.ケンブリッジ英語検定(FCE およびFCE for Schools)グレードC 以上

6.出願書類

以下を出願期間内に提出する。
 ・志願票(ネット出願時に印刷したもの)
 ・調査書(学校長が作成し、厳封したもの)
 ・自己推薦書(本学所定のもの。ネット出願画面からダウンロード、印刷)
 ・資格等証明書類(写し)
   出願要件や調査書、自己推薦書に記載された資格やスコア、諸活動等を証明する書類の写し。提出枚数は問わないが、それらが証明できる箇所のみの写しでよい。評定平均値は調査書で確認する。

7.出願期間

2019年8月26日(月)~9月10日(火)(締切日消印有効)

8.選考方法・選考日程

■ 二段階選考

第一次選考(200点)

<書類審査>
(1)調査書
(2)自己推薦書(本学所定の用紙 800字以上 1000字以内)
(3)出願要件等証明書類

第二次選考(160点(うち60点は第一次選考×0.3))

第一次選考合格者に対し下記の選考を行う。第一次選考合格者には「予習教材」と「予習ノート」(本学様式)、「LTD(Learning Through Discussion)学習法映像」を提示する。受験者は事前に「予習教材」を学習し、「LTD学習法映像」を参考に、「予習ノート」を作成のうえ、第二次選考当日持参する。
<選考日>
2019年10月20日(日)
<選考方法>
(1)LTD方式のグループワーク (55分)
(2)小論文(800字程度)    (45分)
(3)面接試験(個別面接)
   ※国際教養学部は、面接試験を日本語と英語の言語を用いて行う。

評価

第一次選考結果と第二次選考(1)~(3)を合わせて、総合的に評価する。

9.合格発表

<第一次選考合格発表> 2019年9月30日(月)
<第二次選考合格発表> 2019年10月30日(水)