【英語・受験勉強】カリスマ英語講師・安河内哲也先生が教える英語学習の極意とコツ!

英語学習で1番大事なこと―それは、「耳で音を聞いて、口を動かす」こと。
これをやった人とやっていない人は、成績の伸びが数倍違う!

2022年4月30日に創価大学で行われたオープンキャンパス・特別イベント「やればできる!最先端の英語学習法」(講師:東進ハイスクール英語講師 安河内哲也氏)のセミナー終了後に開催された、懇談会に参加した高校3年生から寄せられた質問は次の9問。安河内先生のアドバイスを参考に、早速、実践してみよう!

試験対策編

1.英検2級に落ちてしまいました。どうすれば受かりますか?
――伝えたことを守れば、「構成」も大丈夫。「文法」と「語彙」はその時の自分の力で勝負して。だから、「内容」と「構成」で満点とって、「文法」と「語彙」で半分とればいい。


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英検2級でうまくいかなかったのは神様からの「もうちょっと勉強しよう」っていうサインだと思って。英検のスコアがあると思うんだけど、どこが足りなかったのかを分析しないといけないね。まずリーディング。リーディングで重要な力は、早く英語を読む力。どうすれば早く英語を読む力がつくかというと、これはリスニングが近道なんだよね。学校でもらった教科書とか受験の参考書とかは音がついている教材に絞り込んで、音を耳で聞いて理解すること。耳から聞いて理解できるということは、読んで理解できる。耳で聞いて理解することを勉強の基本にしていく。その時に、オーバーラッピング(スクリプトを見ながら音声を聞いて同時に発音すること)やシャドーイング(スクリプトは見ずに音声を聞きながら追いかけて発音すること)をしていくこと。声を出しながら、長文を音で読んでいく。学校に行く時間、電車に乗っている時間、移動している時間を使って、長文を耳で聞いて復習する。電車に毎日乗っている?(質問者:乗っています!)、電車での移動中、学校とかで勉強した長文を耳で聞いていけばいいんだよ。こういう話だったなと思い出しながら、その長文を1つずつ聞く。数ヶ月続けて、50個とか60個とかになれば速読力は大分上がっているよ。英検2級も大丈夫。ただ問題集を解いて、丸つけして、構文を読んだりするのは皆やっているんだけど、1番大事なこと、つまり音で学ぶこと、をやっていないんだよね。1番大事なことを毎日1時間やるようにする。

リーディングは、最初は単語と熟語の問題でしょ。その後、文法問題があって、その後、長文だよね。単語の問題は、数が多いから、すごく重要だよね。単語の対策をどうやるかと言うと、英検の単語集をやってもいいんだけど、学校でもらう単語集があるよね。それをやるのが大事。大体英検と被っているから。どうやって勉強するかというと、左側に単語のリスト、右側に英語の例文が載っているよね英語が苦手な人はリストばっかり一生懸命覚えるんだけど、文の中で覚えないから、忘れちゃうんだよね。使えないし、心に残らない。英語ができる人はだいたい右側の例文を読んでいるんだよね。今は単語集も例文の音がCDかウェブサイトからダウンロードできるから、その例文を聞いて読んで、電車の中で耳で聞いて、ブツブツとシャドーイングしていけば、リーディングの単語は覚えられる。文法問題は3問くらいだけれど、単語の問題の数を考えると、そんなに重要ではないし、できなくても大きな影響はないよね。だからほどほどに。文法は学校でもたくさん習うから、学校の勉強を一生懸命やればいいよ。英検のためだけに文法問題をたくさんやるのはバランスが悪いよ。

 

次に、リスニング。リスニングはとにかく聞かなきゃダメ。聞く方法がいくつかあって、英検の問題自体をスマホとかに入れて何回も聞いてシャドーイングすること。問題を毎日5問くらいずつ解くこと。あとは、英検とか共通テストの問題は面白くないから、そういう問題ばかり解くのではなくて、例えば、アニメの英語版とか、面白い物語とか、学校の教科書とか耳で聞いて復習するクセをつける。その部分はリーディングもリスニングも一緒なんだよね。「リスニングの勉強=リーディングの勉強」なので、一石二鳥。特にリスニング、リーディングは共通テストも含めて、音を使って勉強すること。音を使って勉強している人と音を使って勉強しない人の成績の伸びる速度は数倍変わってくるね。それくらい勉強の効率が悪くなるから、音を使ってやるように言っているんだよね。個別の教材に関しては、僕はあまり言わない。学校の教材は、学校の先生方が選んでいるから、きっといいものに違いない。ただ、レベルが高すぎたら、自分のレベルにあったものにした方がいい。

 

英検のライティングは、4つの観点で採点しているんだよね。「内容」「構成」「文法」「語彙」を0~4点の5段階で点数がつくんだよね。まず、「内容」。「あなたは制服を廃止すべきだと思いますか?」という例文があったとする。最初の文でそれに答える。最初に賛成か反対を書いて、その次に1つ目の理由を書く。最初の理由の後ろに具体例をつける。そうしたら、語数を数えてメモする。次に2番目の理由を書いて、その後に具体例をつける。多少間違えても構わないから、書いたら語数を数えて指定の文字数を超えたところで終わるようにする。「内容」はテーマ、今回で言えば、制服に関係の無いことを書くと減点される。大事なことはまずは結論を書くこと。いきなり「自分の学校では~」とか書かないこと。さっき伝えたことを守れば、「構成」も大丈夫。「文法」と「語彙」はその時の自分の力で勝負して。だから、「内容」と「構成」で満点とって、「文法」と「語彙」で半分とればいいよ。文法や語彙はいくら勉強したって間違うし、文法やスペリングがちょっと間違ったくらいでは合格ラインは切らないから安心して。ちゃんと通じれば、大丈夫。これでライティングはOKだね。

 

スピーキング、これは面接だよね。面接は堂々と、面接官の目を見て、笑顔で。沈黙したり、日本語を使ったりしたら態度、アティチュードで減点がついちゃうから。ヘタな英語で構わないから。何か聞かれたら「YES」「NO」だけじゃダメ。その後に、理由や自分の意見をつけ加えること。その一言を面接官は待っているから。何か難しいことを言う必要はない。1番簡単な文法を使ってね。思い切ってしゃべるとみんな結構合格しているよ。あとは過去問題を使って練習すること。英検について話してきたこと全部ちゃんと3か月くらい続けていれば、大丈夫だから。なかなかみんなやってくれないんだけど。

2.問題を解く時に知らない単語に出会うとつまずいてしまいます。
――長文というのは、文の中に1つ言いたいことがある。それを見つけて、英文を予測する必要がある。前後の内容から予測するという力が大事。

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まず、単語は知っているに越したことはない。単語は、学校で使っている教科書、参考書とかの長文に出てきた単語を最優先で覚えてもらえる?単語帳よりもそっちが優先。普段使っている教科書に出てくる単語を覚えていないのに、単語帳ばっかりやっている人がいるんだけど、それはNG。順番が違う。時間が余ったら単語集をやる。例文と音を使って、語彙を増やしていくこと。これを受験の前の日まで、生活習慣として、ライフスタイルとしてやって欲しい。だんだん、問題の中で単語がわからないから読めないということが解決していくと思うんだけど、半年ぐらいかかる。粘り強くね。

対処法なんだけど、知らない単語はいくら勉強しても出てくる。どれだけ勉強しても出てくる。結局、永遠になくならない。パラグラフの中に4つか5つは出てくる。読めない文が2つくらいあると思って読んでいこう。特に大学入試の問題は模試よりも難しいから、そんなもんなんだと思っていい。じゃあ、読めないから解けないか。そんなことはない。長文というのは、文の中に1つ言いたいことがある。それを見つけて、英文を予測する必要がある。前後の内容から予測するという力が大事。英語を単語や文法で読もうとするのではなく、一歩引いて考えること。伝えたいことを推測することが大事。

3.模試の英語の復習方法について教えてください!
――「どこをどう考えて、どう間違ってしまったのか」とか「どういう力が足りなかったからこの問題が解けなかったのか」といった感じで、問題が解けなかった理由だけを徹底的に復習する。


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模試を受けたら、「復習をしなさい」って言われるよね?確かに見直しは大切だよ。でもね、模試の英語問題は音がついていないことが多い。解説も少なかったりする。それを精密に勉強できるわけないじゃんと僕は言いたい。音がついていない模試の長文をでたらめな発音で音読して勉強してもあまり意味がないと思う。模試は問題周りを勉強して欲しい。どういうことかと言うと、ある問題を間違えた時に、「どこをどう考えて、どう間違ってしまったのか」とか「どういう力が足りなかったからこの問題が解けなかったのか」といった感じで、問題が解けなかった理由だけを徹底的に復習する。これが模試の復習でできること。音がついてない模試の長文を勉強するのは労力がもったいない。普段学校で使っている音がついている教材を復習する方が、よっぽど英語の力がつく。あと、単語や文法問題などの単純な知識問題はしっかり復習しよう。

リスニングは音がダウンロードできないのであれば、同じように問題周りの復習をして欲しい。例えば、共通テストの問題では、聞こえてくる英語と極めて大胆にパラフレーズ(別の言葉で言い換える)されている。模試での間違いも、言い換えが見抜けなかったから解けないケースがすごく多いと思うんだけど、その場合は、どう言い換えられているのか、その部分を中心に復習すること。音をダウンロードできれば、学習のラインナップに加えていい。リスニングで勉強した英文は宝だから、スマホにプレイリストを作っておいて、何回も何回も聞いて慣れること。
4.偏差値を上げるにはどうしたらいいですか?
――「プラトー(学習高原)」といって、ずーっと伸びない時期が続いて、下がっちゃったりすることもあるんだけど、続けていくとある時、突然伸びるんだよね。

当たり前のことをひたすら続けるしかない。成績の上がり方って面白くて、特に英語はそうなんだけど、「プラトー(学習高原)」といって、ずーっと伸びない時期が続いて、下がっちゃったりすることもあるんだけど、続けていくとある時、突然伸びるんだよね。ここで耐えらなくなって、やめる人ってのはダメなんだよね。英検だってそう。必ずやり続ければ受かるんだけど、やめちゃうんだよね。今はどんな時期かな?(質問者:伸び悩んでいます。特に共通テストの模試が伸びないんです。)

 

共通テストというのは特殊なテストで、英語力にプラスして、重要な2つの力が問われているんだよね。1つはさっきも紹介したけど、「パラフレーズ」の力。共通テストは難しい英語は使われていない。リスニングもリーディングも、本文で出てきた英文を言い換えて、全くその英文に思えないような選択肢にしている。本文に出てきたような言葉は、間違いの選択肢で使われていることが多い。だから解答をみると「こんなこと言っていたっけかな」というものが、正解だったりする。あと、日本人の高校生は、文章を頭から丁寧に読んでいくよね。でも、共通テストではこれでは解けない。

 

共通テストの英語で問われている力のもう1つは、「スキャニング」という力なんだよね。今まで、日本の入試ではあまり試されていなかったんだけど、TOEIC試験でもやらなくちゃいけない非常に重要な英文の読み方。速読をやっても、精読をやっても、それだけでは、共通テストでは点が取れないと思う。それは当たり前で、速読、精読に加えて、スキャニングができないと解けないように作ってある。具体的には、新聞を読む時、全部は読まないよね。自分の興味があることを探して読むでしょ。自分の住んでいる地域の天気予報はどうかなとか、応援しているチームの結果はどうだったかなとか、目の前にある情報から自分に必要な情報を探すよね。このスキャニングの力を試しているんだ。共通テストの模試の問題を丁寧に頭から解いていくと間に合わないよね?どうやってやるかというと、まず、タイトルをサッと見て、全体を見て、これは何に関する文書だろうかと読み取って、設問を見る。そして、必要な情報を探すために濃淡をつけて読む。共通テストでは必要な情報は複数箇所に置かれていることが多いよ。スキャニングの練習は始めたばかりの時は難しいと思う。そういう時は、模試や問題集の日本語の訳を使ってみること。英語でやると途方に暮れちゃうと思う。まずは日本語の訳でやってみると「なんだ、そういう風にやって探していけばいいんだ。日本語でこういう順番で探したんだから、英語でもこういう順番でやっていけばいいんだ」とコツがつかめるから。3か月くらい続ければ成績が上がると思うよ。
5.英語の勉強は1日どのくらいやればいいですか?
――英語を1日1時間聞くということをやって欲しい。

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僕は英語を1日1時間聞くということをやって欲しい。1番目に大事なこと、2番目に大事なこと、3番目に大事なことってあると思うんだけど、大学受験、共通テストの英語を勉強する上で1番大事なこと、それは英語を耳で聞いて口を動かすこと。2番目、3番目に大事なことを先にやらないで。例えば単語を覚えたり、文法やったり、問題演習をやったりとか。やはり、耳で聞いて口を動かさないと、英語はできるようにならない。一生懸命ノートを作っています。でも英語は聞いていません。これでは残念ながらいつまでたっても苦しい。一番大事なことに1時間。朝10分、電車で5分、お風呂で5分聞いてとコマ切れにやっていたら、あっという間に1時間だよね。できるようであれば、2時間、3時間でもいい。もちろん2番目、3番目、4番目、5番目に大事なこともしっかりやってね。

【英語学習編】

6.英語をローマ字読みしてしまうのですが、どのように克服すればよいでしょうか?
――耳で聞いて、口を動かしてマスターするしかない。動物の鳴き声だと思って、聞こえたとおり声を出すこと。段々上手くなるから心配しないで。

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ローマ字は英語じゃなくて、日本語なんだよね。日本人が最初にアルファベットに触れて習うのがローマ字だから、英語を見たらローマ字で読まざるを得ないよね。これも音がついている教材を使うことが大事だね。文字を見ながらリピーティングしたり、オーバーラッピングしたりしていくことを英語の基本学習にしないといけない。CDを聞きながら教材を見て、ローマ字とどう違うかということを見ていかないといけないね。時間はかかると思うけど、やらないと永遠に読めるようにならないから、必ず音を使ってね。文法とか単語、読解とかいろんなことを同時に学べるから。続けるしかない。

 

その他に打開策があるとしたら「フォニックス」の本を一通り読んでみることだね。でも、結局、英語は知らないと読めない。「安河内」という名前も知らない人から「あんこうち」さんですか?「あんかわち」さんですか?と言われることがある。でも、これは「やすこうち」と読むことを知らないと読めないよね。英単語の発音というのはそういところがあって。知らないと読めないんだけど、緩いルールがあるんだ。「あん」か「やす」か「こう」か「かわ」かどっちかみたいなルールがフォニックス。やっかいなのは、英語の音はカタカナで書けないんだよね。例えば「帽子」の「hat」と「小屋」の「hut」の「ア」、どっちも「ア」になっちゃう。どうやって書き分けるかというと、発音記号というものがあるよね。それを身につけること。できるようになるまで時間がかかるから焦らないことが大事。

あとは「リエゾン(音の連結)」が苦手かも知れないけど、練習するしかない。歌と同じで、理屈から入って練習してもいいし、ある程度理屈は無視してもいい。耳で聞いて、口を動かしてマスターするしかない。動物の鳴き声だと思って、聞こえたとおり声を出すこと。段々上手くなるから心配しないで。僕も英語の発音、すごく下手だったけど、続けていたら通じるようになってきた。続けることが大事。

7.洋楽を使った英語の勉強はどのようにするのがよいですか?
――繰り返していけば、めちゃくちゃ耳がよくなるから、歌を歌うことは僕は超オススメです!ただし、曲選び間違っちゃうと意味がなくなっちゃう。

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ただ聞くだけじゃダメだよね。あとはどういう曲を聞くのかが大事だね。洋楽は英語の勉強に役立つものと、役立たないものがすごくはっきりしている。役に立たないものは、早すぎるとか、歌い方が特殊な歌い方をしているとか。例えば、中国人の学生が日本に留学して、日本語を勉強する時に歌で勉強した場合、桑田佳祐さんの歌い方で、日本語の勉強をしたら、独特なしゃべり方になっちゃうよね。そういうことなんだよ。曲選びが大事。できるだけバラードであること。もしくは1つ1つの単語をできるだけはっきりとしゃべっている曲。あとはメタルとかヒップホップなどは言葉が適切でないことが多いよ。日本だってそうだよね、そういう曲を選ばなければ大丈夫。1970~80年代のバラードとか、誰でも知っているビートルズやカーペンターズみたい曲で勉強することが大事。曲を選んだら、曲をたくさん聞いて、歌詞カードを見て、オーバーラッピングしたり、シャドーイングしたりして、最後はリプロダクション(スクリプトを見ずに口に出すこと)で覚えてしまって、ソラで歌えるようにして、できればカラオケで歌って、繰り返していけば、めちゃくちゃ耳がよくなるから、歌を歌うことは僕は超オススメです!ただし、曲選び間違っちゃうと意味がなくなっちゃう。

8.洋画を観て勉強する方法を教えてください。
――1番好きな英語を日本語吹き替え版で観て、セリフは日本語で覚えちゃう。次に日本語字幕を観て、日本  語の吹き替えと字幕ってちょっと違うなって思って日本語字幕を覚えちゃう。そして、英語字幕で観る。

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僕は堅いことは言いたくない。1番好きな英語を日本語吹き替え版で観て、セリフは日本語で覚えちゃう。次に日本語字幕を観て、日本語の吹き替えと字幕ってちょっと違うなって思って日本語字幕を覚えちゃう。そして、英語字幕で観る。英語でも観ても内容はわかっているからそれなりに楽しめる。全部の英語を理解しなくちゃいけないなんてことはない。1/10わかればいいかな。少しずつわかっていく。そして、最後は字幕なしで見てみる。最終的に7割〜8割わかればいいかな。日本のアニメの英語版とか、韓国ドラマの英語版とかオススメ。英語が簡単だから。アメリカの映画とかドラマだと英語が難しいんだよね。
9.英語がある程度わかるようになったら、オンライン英会話とかやった方がいいですか?
絶対やった方がいい。

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絶対やった方がいい。今までは受験の話しだったんだけど、受験から少し離れた話をするね。みんなは高校生だから英語というと大学受験とか英検の話しになるよね。でも英語って、受験に合格したからといって、世の中で役に立つ力が身につくかというと、全然身についていないよね。英語のスピーキングテストがある大学を目指していれば別だけど、大学に入ったからといって、まだ英語は話せない人がほとんどだよね。大学でTOEICの2技能の試験をやって就職しても、まだしゃべれない。単語も知っているし、リスニングもできるんだけど、残念だけど社会に出てからはしゃべれないとほとんど意味がないと言っていいくらいなんだよね。しゃべってコミュニケーションをする以外はAIや翻訳機でできるようになってきているから。

 

だからといって、マークシートの試験が無駄だといっているわけではないよ。文法とかもインプットしないとアウトプットできないから大事。将来的には大学受験が終わってからかも知れないけど、よく「話せるようになるにはどうしたらいいですか?」という質問を受けるんだけど、今まで話してきたインプットをしっかりやることが第一条件だけど、残念ながら、音で聞いて、口を動かすだけでは、まだしゃべれるようにはならない。しゃべれるようになるために、ただ1つやらなければいけないことは、「しゃべること」。当たり前だよね。スポーツや音楽と同じだよね。しゃべる経験を増やすこと、しゃべる時間を増やすこと。これしかないんだよ。僕が学生のころは、外国人と英語をしゃべるのは大変だったけど、今は便利だよね。今朝、僕も1時間オンライン英会話で英語をしゃべってきたけど、毎日やっている。オンライン英会話、超オススメです。音で聞いて、口を動かしてインプットする。そしてオンライン英会話でアウトプット、最強の組み合わせ。これを1年間やっていれば、かなりしゃべれるようになるし、海外でも通じるよ。これをやれば、みんな、創価大学かもしれないし、他の大学かもしれないけど、大学に入って1、2年経てばペラペラだよ。長期作戦だよ。大学受験を利用してインプットをしっかりやって、大学に入ったらすぐにアウトプットをどんどんやっていていこう。大学に入ったら是非、留学もしてみてね!