理工学部キャンパスガイド2023

Access to Website Facu l t y of Sc i ence and Eng i neer i ng 戸田 叶子さん 情報システム工学科 2年 (大阪府 出身) プログラミングに興味をもったのは創大の理工学部が主催するサ イエンスサマースクールでした。このイベントでプログラムの打 ち込みを体験し、楽しいと感じたことで「将来はプログラミングを 活用できる仕事に就こう」という目標が生まれました。 1年次からグループワークでロボットやゲームの開発に取り組ん だり、研究室に出入りしながら先輩と話したり、フレンドリーな環 境でスキルを磨けるのが情報システム工学科の魅力です。仲間と 協力しながら切磋琢磨したい方に最適な学科です。 情報システム工学科 力を合わせ、高め合う。 フレンドリーな環境で。 今西 宇さん 共生創造理工学科 4年 (東京都 出身) 物理、化学、生物、地球科学を横断的に学べるのが共生創造理工学 科です。私も有機化学を専攻しながら生物の授業を受講していま す。さまざまな得意分野をもつ先生と学生がいるので、コミュニ ケーションを通じて多くの知見を得られるのが特徴です。 国際系にも強く、一部の授業を英語で学ぶ国際教育プログラムで はインドネシアへの短期研修も行われています。私は医薬品や食 品メーカーの研究職志望ですが、近年は企業もグローバルに展開 しているため、英語力も培いながら将来に備えたいです。 共生創造理工学科 横断的な学びと交流が 探究心を育ててくれる。 54 理工学部

関連資格・試験 学びの特色 情報システム工学科 ・中学校Ⅰ種(数学)・高等学校Ⅰ種(数学) ・高等学校Ⅰ種(情報) 共生創造理工学科 ・中学校I種(理科)・高等学校I種(理科) ・基本情報技術者試験 ・ITパスポート試験 ・バイオインフォマティクス 技術者認定試験 ・バイオ技術者認定試験 ・環境計量士 2学科で7つの分野を 幅広くカバー 教職、研究職、大学院進学など 多彩な進路が可能 初年次から能動的学習で 問題解決能力を養成 2つの学科で構成され、情報システム工学科 は4つの分野、共生創造理工学科は3つの分 野で、幅広い分野をカバーしています。 中学・高等学校の数学、情報、理科の教員免 許、科学者や研究開発職、大学院など幅広い 進路をめざすことができます。 1年次の全員が参加するプロジェクト・スタ ディーズでは、学期を通してチームで課題解 決力や想像力が試される課題に挑戦します。 国際技術協力プログラム 理数系中高教員養成プログラム ■海外で仕事や研究をするために必要な英語力と理工 学の基礎的な知識・技術を2年間で習得し、開発途 上国に技術支援できる国際的な人材を育成します。 ■海外の学生との共同授業や海外短期研修などを通 じて、英語による科学技術のディスカッションやプ レゼンテーション能力などのスキルを養います。 ■情報システム工学科(中高数学・高校情報):プロ ジェクト・スタディーズに教職クラスを設け、教 員採用試験合格者との懇談会などを通して教員を めざす人をサポートします。 ■共生創造理工学科(中高理科):1年次から中学校 での実験教室などの活動を通して実践力を鍛え、 教員採用試験対策もみんなで取り組みます。 主な就職先(2017 年〜 2020 年度実績) ・アウトソーシングテクノロジー ・TIS ・日本アイ・ビー・エム ・日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ ・日本郵政グループ ・パナソニック システムソリューションズ ジャパン ・富士ソフト ・富士通 ・熊本県庁 ・中学校教諭(数学):東京都、茨城県、大阪府 ・イビデン ・NECソリューションイノベータ ・清水建設 ・東芝 ・凸版印刷 ・日本電気 ・パナソニック ・富士通エフサス ・愛知県庁 ・高等学校教諭(理科):東京都 学科共通の学び プロジェクト・スタディーズ アクティブ・ラーニング型のグループ学習を通して、 コミュニケーション能力を育成します。 【事例:レストランのウエイターを想定したロボット競技に取り組む】 プログラミングソフト「Scratch(ス クラッチ)」を用いて、①走行制御、 ②画像認識、③音声認識、④発話など 各作業をプログラミングします。 自律走行ロボット「TurtleBot(タート ルボット」に、QR コードを読み取るカ メラ、メニューを聞き取るマイク、発話 のためのスピーカーを取り付けます。 ウエイターに見立てたロボットが指 示通りに制御されるか、走行や画像 認識の速さ、正確性を競います。 定量的な評価を交えて、問題点と解 決策を振り返り、将来エンジニアと して活躍するためのプレゼンテー ションの基礎を学習します。 1 . 動作プログラミング 2 . ロボット制作 4 . 成果発表 3 . 動作確認 グループでコミュニケーションを図りながら開発研究に励む、プロジェクト・スタディーズ。グローバルに活躍するための国際感 覚を養う、開発途上国への技術協力や海外研修。そして、分子からビッグデータまで扱う42の研究室。これらすべてが知的好奇 心を満たし、科学技術の進歩に貢献する土台となります。4年間で確かな知識を吸収し、産業界を支える人材に成長しましょう。 数理科学、IT、AI、環境、新素材、バイオテクノロジーなど 多彩な領域を横断的に学べる。産業界を支え、SDGs達成 に貢献する人材へ。 詳しくはWeb siteよりご確 認ください。 詳しくはWeb siteよりご確 認ください。 ※企業名は五十音順 55 情報システム工学科 共生創造理工学科 経済学部 経営学部 法学部 国際教養学部 教育学部 文学部 理工学部 看護学部

理工学部 情報システム工学科 情報システム工学科 情報社会の発展に貢献できる志・技術・発想力を 持った人材を育てるため、時代の流れに応じた柔 軟なカリキュラムと、実験や研究に集中できる施 設・設備を用意しています。授業や研究室では教 員と学生の対話を重視して好奇心を刺激。産業界 とも積極的に連携し、想像力と実践力を養います。 技術力と発想力を伸ばし、 情報社会の次世代を担う人材を創出。 1年次 2年次 3年次 4年次 ○初年次プロジェクト ○プロジェクト・スタディーズ ○アドバンストプロジェクト・ スタディーズ ○微積分学 I ○線型代数学 I ○数学演習 I ○プログラミング 演習 I ○微積分学 II ○線型代数学 II ○数学演習 II ○プログラミング 演習 II ○論理と集合 ○情報社会論 ○解析学概論 ○確率統計 ○ソフトウェア 演習A ○データ構造 ケーススタディ Ⅰ・Ⅱ ○演習 Ⅰ・Ⅱ ○卒業研究 Ⅰ・Ⅱ 4年間通してのアクティブ・ラーニング 国際技術協力EP、教員養成EP(中高数学、高校情報) 主な基礎科目 主な専門科目 春学期 秋学期 数理科学 AI・データサイエンス ○数理科学実験 ○代数学概論 ○幾何学概論 ○微分方程式 ○数理計画法 ○シミュレーション論 ○データサイエンス演習 ○ソフトウェア演習D ○人工知能 ○データベース論 ○言語処理アルゴリズム ○データプロセシング ○システムバイオロジー コンピュータシステム・セキュリティ ○ソフトウェア演習B・C ○ネットワーク実験 ○コンピュータネットワーク論 ○情報セキュリティ論 ○暗号理論 ○ソフトウェア工学 ○オペレーションズリサーチ VR・ロボット工学 ○電子工学実験 ○情報工学実験 ○制御工学 ○情報計測工学 ○ソフトコンピューティング ○ディジタル回路基礎論 4 年間の学びの流れ CHECK 成績上位層を対象とした分野横断的な 課題解決型の科目です。 CHECK 興味・関心のある分野を 深く学べます。 各研究室での2年間の研究 56

4 つのキーワード コンピュータシステム・ セキュリティ AI・データサイエンス VR・ロボット工学 数理科学 AIやIoTにより膨大な情報が共有され、新しい価値が創出される社 会では、信頼性の高いシステムを支えるエンジニアが必要です。コン ピュータやネットワークへのサイバー攻撃や障害に対処する理論的基 盤と実用的な技術を学び、幅広い業種で活躍するスキルを修得します。 ディープラーニングに代表される人工知能(AI)の技術と大量のデータ を用いて新たな科学的および社会に有益な知見を引き出すデータサイ エンスを学びます。最先端のこれらの技術により、高度な認識、解析、 推論可能なコンピュータやアルゴリズムの開発をめざします。 人間と生活するロボットの研究・開発では、数理科学を基盤とした認識・ 計測技術、駆動部の制御、センサ処理などの知識が必要です。さらに、 VR・AR・MR(複合現実)の技術を総合的に機能させることも重要。チー ム内でディスカッションしながら協調性を育み、課題解決力を養います。 数学を中心に数理科学・情報科学を学びます。整数論や位相幾何学の理 論をはじめ、タンパク質分子や熱と流れなどの自然現象をモデル化し、 数学的な手法で原理を解明する課題にも取り組みます。また、数理と情 報の間で横断学習できる利点を活かし、合教科型の数学教員をはじめ、 公務員、コンサルタントなど多彩な人材を養成します。 安全・安心なDX推進のため、 最先端の科学技術イノベーションにより 問題解決する能力を身につける。 データサイエンスに基づき社会現象を分析。 数理と情報の横断学習で多彩な人材を養成します。 VR(仮想現実)、AR(拡張現実)などの 技術を通して、ロボットでより良い未来を築く。 数学を基礎として情報科学も学び、自然や社会の 真理を探究。論理的思考力や創造力を身につける。 学びのKEYWORDS 学びのKEYWORDS 学びのKEYWORDS 学びのKEYWORDS 次世代インターネット/サイバーセキュリティ/暗号技術/ センサネットワーク/モバイル通信/クラウドシステム ニューラルネットワーク/ディープラーニング/多変量解析/ ビッグデータ/確率・統計/データ構造/データベース/ バイオインフォマティクス 音声認識/画像処理/画像認識/ロボット工学/制御工学/VR/ AR/MR 整数論・代数学/トポロジー・幾何学/微分方程式/数値解析/ 確率・統計/カオス・フラクタル/数理物理/数学教育 57 経済学部 経営学部 法学部 国際教養学部 教育学部 文学部 理工学部 看護学部

共生創造理工学科 Science(科学)、Technology(技術)、 Engineering(工学)、Mathematics(数学)を総合 的に学ぶSTEM教育とデータサイエンスをベース に3つの専門領域「応用化学、生命科学、環境シス テム」での学修を通して、地球市民としてSDGs達 成に貢献する人材を育成します。 SDGs に貢献し、社会に新たな価値を 創造する理工系人材を養成! 1年次 2年次 3年次 4年次 ○初年次プロジェクト ○プロジェクト・スタディーズ ○基礎数学 ○基礎物理学 ○基礎化学 ○基礎生物学 ○物理学A ○化学A ◆基礎科学実験 ○ データサイエンス入門 ○ 線形数理 ○初等微積分学 ○物理学B ○化学B ○生物学A ◆化学実験 ◆物理学実験 ◆生物学実験 ○生物学B ○有機化学 ○微生物学 ○生態学 ○自然科学史 ○ Pythonプログラミング演習 ○ 統計学 ○ 情報基礎論 ○ 有機化学 ○ 物理化学 ○ 物理化学実験 ○ 無機化学 ○ マテリアル サイエンス ○ マテリアル サイエンス実験 ○化学工学 ○分析化学 ○統計熱力学 ○機器分析学 ○反応工学 ○量子化学 ○ナノサイエンス ○酵素化学 ○地球化学 ○ 生化学 ○ 分子生物学 ○ 微生物学 ○ 微生物学実験 ○ 生化学実験 ○ 分子生物学実験 ○ 細胞生物学 ○発生生物学 ○構造生物学 ○代謝生化学 ○酵素化学 ○免疫科学 ○ニューロサイエンス ○バイオテクノロジー ○量子化学 ○食品工学 ○分子細胞生物学 ○アドバンストプログラミング演習 ○ 地球科学概論 ○ 生態学 ○ 国際技術協力論 ○ 地球科学実験 ○ 電子工学実験 ○ 電磁気学 ○ ハードウェア 基礎論 ○ データサイエンス演習I ○ データサイエンス演習I(I 応用化学) ○ データサイエンス演習I(I 生命科学) ○ データサイエンス演習I(I 環境システム) ○地球化学 ○植物生理生態学 ○土壌学 ○海洋学実習 ○環境科学 ○エネルギー資源学 ○環境分析化学実験 ○環境計量学 ○生態環境工学 ○廃棄物処理工学 ○量子力学 ○物性物理概論 ○情報工学実験 ○光エレクトロニクス ○ディジタル回路基礎論 ○ 演習 I・II ○ 卒業演習 I・II ○ 卒業研究 I・II アクティブ・ラーニング IT・データサイエンス関連科目(データサイエンス副専攻科目として認定されています) 国際技術協力教育プログラム、中高教員養成プログラム 理工学の基礎を広く学ぶ 領域選択必修科目 領域選択科目 4 年間の学びの流れ(科目は主なもの) CHECK 理数系の基礎力修得を サポートします。高校 まで学ばなかった科目 も最初から学べます。 CHECK 基礎的な実験科目(◆)で 自分の可能性を開拓します。 CHECK 学際科目を履修して 領域選択に備えます。 CHECK 専門領域を2年秋学 期に選択します。入 学して1年半の期間 で将来の選択もじっ くり考えられます。 CHECK グループで楽しく作品を造りながら、コミュニケーション能力を磨く CHECK 研究室に配属してより深い学びと進路のサポートを受けられる SDGs データ サイエンス 新カリキュラム × = 理工学部 共生創造理工学科 58 専門導入・演習・基礎科目 1つの専門を深くま た複数領域を融合的 に学べます 生命科学領域 応用化学領域 環境システム領域

3つの分野 学びのKEYWORDS 環境浄化/途上国支援/生物多様性保全/バイオマス エネルギー/食料生産技術/環境分析/気候変動/環 境測定(IoTセンサー・物理デバイス)/電子回路/光・ レーザー 学びのKEYWORDS バイオインフォマティクス(生命情報科学)/生命分 子化学(糖鎖・タンパク質)/ウイルス/微生物/免疫 /脳・神経/遺伝性疾患・がん/発生・再生医療/創薬 のための分子設計 学びのKEYWORDS 機能性材料/新素材/有機・無機合成/グリーンケミ ストリー(持続可能化学技術)/生分解性プラスチック /ナノテクノロジー/計算化学 応用化学 ITテクノロジー・データサイエンスと合成化学・ナ ノテクノロジーを駆使して “ ソフトマテリアル ” を 中心とする先端材料や環境浄化材料、そして低環 境負荷な材料・プロセスなどの開発を行い、人類社 会の持続的な発展に貢献します。 新たな産業を生み出す 新素材の開発に挑戦! 環境システム 環境問題や食糧問題の原因とその解決方法を学び、 途上国支援として具現化できる IoTセンサーや レーザーによる環境測定技術および環境に配慮し た環境修復技術を使って、SDGs達成に貢献する 持続可能な社会の形成をめざします。 環境技術と電子工学の融合で持続可能 な世界の構築 ! 生命科学 生命科学とデータサイエンスの革新的融合によっ て、生体分子の解明、ナノデバイスや iPS細胞を用 いた先端的バイオ技術の開発、免疫や脳・神経など の生体機能の探究、感染症や病気の治療法の技術 開発に取り組み、健康と福祉に貢献します。 “ 21世紀は生命の世紀 ” 生命の謎を探究し医療や福祉に貢献! 59 経済学部 経営学部 法学部 国際教養学部 教育学部 文学部 理工学部 看護学部

新カリキュラムの特徴 情報システム工学科 1年次の数学系必修3科目「線型代数学 I 」「微積分学 I 」「数学演習 I 」に 「初級クラス」が設置されます。とくに「線型代数学 I 」と「微積分学 I 」の 「初級クラス」では週2回の講義が行われ、高校数学の内容も振り返りな がら大学数学の基礎を学べるように、数学が苦手な1年生を細やかにサ ポートいたします。 「プログラミング演習 I・II 」および「ソフトウェア演習A・B・C・D」を系 統立てて履修することで、PythonやC言語など、データサイエンスや人 工知能、ロボット工学に必要なプログラミング言語を基礎から応用まで 幅広く学ぶことができます。 1年次の数学系必修科目に 「初級クラス」を設置します! プログラミングおよびソフトウェア関連の 演習科目を強化します! 数学が苦手な学生を強力にサポートします! 使えるプログラミング力を養います! 「国際技術協力EP」の修了要件の対象科目に「国際情報英書講読」や「国 際情報技術交流史」が増設され、情報システム工学科生にとって、より 有意義で取り組み甲斐のある内容に改訂されます。 計算機システム・ネットワークの知識を活用した生体生命情報学・応用 ゲノム科学の専門家である教員が情報システム工学科の教授陣に新たに 加わり、新設科目「データプロセシング」や「システムバイオロジー」な どを担当します。 「国際技術協力EP」に本学科の学生向けの科目 を増設しグローバル人材教育を強化します! 今後の発展が期待されるバイオインフォマ ティクスを学ぶことができます! グローバル人材を育成します! バイオインフォマティクスも学べます! 高校で理系ではないけれどSDGsやデータサイエンスを学びたい人。理 系だけど理科が苦手な人。そんな人でも入学後に基礎から理系科目を修 得して、理系専門分野に安心して進めるカリキュラムになっています。 多くの科目で理工系ならではのSDGsの各項目への取り組みについて、 PBL(Project Based Learning)やアクティブラーニングを通して実 践的な学習ができます。また、卒業研究などを通して、本学科や研究科・ 研究所で行われているさまざまな国内外のプロジェクトに参加すること で、SDGsを推進する研究ができます。 理系はもちろん理系に興味ある やる気のある人を募集します! 理工系にしかできない SDGsへの取り組みを学習できます! 幅広い人材を求めています! SDGs への貢献に役立つ授業や実習が豊富です! 応用化学、生命科学、環境システムのそれぞれの領域でデータサイエン スを融合させ、時代のニーズに対応できる専門教育を展開します。1年 次からSTEM教育を導入し、実践的な「考える力」を養います。必修科目 のデータサイエンス演習Ⅰでは、グループでデータ分析を行い問題解決 に挑戦します。 STEMの基礎から実践的な データサイエンスまで学べます! 基礎からデータサイエンティストを育成します! 3年次から少人数で研究室に所属して、専門分野の研究を体験的・能動 的に行います。研究成果の報告等を通してプレゼンテーション能力を身 につけ、社会で活躍する人材を育成します。また、1年次から英語で理 系専門科目が学べ、留学生と実践的な理系英語力を身につけ、世界を舞 台に活躍する人材を育成します。 専門的な学習と実践的英語力を学ぶことで、国 際性豊かな技術者・研究者になれます! 充実したサポートで夢を実現します! 共生創造理工学科 2023入試より、理工学部「PASCAL入試プレゼンテーション方式」が始まります! アクティブラーニングの一手法である「プレゼンテーション方式」での選考を用いてPASCAL入試を実施いた します。理系か文系かを問わず、情報システムや科学に興味があり、積極的に学びたい方をお待ちしています! ■ 詳しくはWebsiteよりご確認ください。 https://www.soka.ac.jp/admissions/news_admissions/2022/03/6979 TOPIC 60

Access to Website Graduate Schoo l of Sc i ence and Eng i neer i ng 創価大学大学院 理工学研究科 関連研究所・大型研究プロジェクト プランクトン工学研究所 糖鎖生命システム融合研究所 SATREPS-EARTH 水中に浮遊するプランクトンの機能を利用した高機能食品・餌料 の生産や汚水浄化に関する研究を進め、環境や食糧に関わる課題 解決を通して循環型社会の構築に貢献します。 生命科学 ( 糖鎖生物学 ) と先端情報科学 ( 糖鎖情報学 ) が真に融合 した新学術分野の創出をめざし、私大初の文科省「糖鎖生命科学 連携ネットワーク型拠点」として糖鎖研究を推進します。 湖で過剰繁茂する水草ホテイアオイを ICT技術を駆使して管理 し、回収した水草からバイオ炭やスピルリナなどの有価物を生産 します。環境保全と経済成長の両立する社会をめざします。 水中の小さな生物「プランクトン」が持つ力を利用 して社会の諸問題を解決せよ! 糖鎖生命システム融合研究所は生命における糖鎖 の機能解明と応用研究の先端機関です。 アフリカ・エチオピアの湖を起点とした循環型社会 の構築をめざす国際共同プロジェクト 2018 年度 情報システム工学専攻 博士前期課程修了 ソフトバンク株式会社勤務 春日 輝さん 2016 年度 生命情報工学専攻 博士後期課程修了 国立感染症研究所勤務 柿崎 正敏さん 2010 年度 環境共生工学専攻 博士前期課程修了 日本工営株式会社勤務 渡邊 泰介さん 大学院での研究を通して、専門性を磨き、 自分の能力を伸ばすことで、希望進路に近 づけます。研究生活で培った専門知識や課 題解決力、学び続ける姿勢は、今もネット ワークエンジニアとして役立っています。 大学院で培った論理的思考、問題解決能 力、未知のものに挑むメンタリティを武 器にして、新型コロナウイルスを含む呼 吸器感染症ウイルスの基礎研究、ワクチ ンの国家検定業務に携わっています。 建設コンサルタントとして、途上国の水 道インフラ整備プロジェクトに携ってい ます。大学院で鍛えられた、課題抽出、仮 説設定、検証、考察の基本プロセスを遂 行する力が大きな武器となっています。 情報システム工学、生命理学および環境共生工学の3つの専攻で構成されています。 先端科学技術の飛躍的発展に対応できる高水準の研究者と専門技術者を育成します。 大学院は好きな研究に没頭でき、 自身の能力を磨けます! 大学院で培った経験をもとに呼 吸器感染症ウイルスへ挑む 大学院での水処理の先端研究か ら水処理の現場へ! 61 理工学部 経済学部 経営学部 法学部 国際教養学部 教育学部 文学部 看護学部

研究室紹介 崔 龍雲 教授 ロボカップ@ホーム大会の準備 寺島 美昭 教授 分散システム設計と評価に関する研究 鳥居 直哉 教授・学科長 サイバーフィジカルシステムのセキュリティに関 する研究 山上 敦士 教授 p進保型形式に付随するガロア表現とヘッケ環の 変形理論 北野 晃朗 教授・研究科長 低次元多様体の位相不変量 小林 幸夫 教授 生体高分子の立体構造構築原理と力学的数理現象 に関する統計物理 坂部 創一 教授 ★ データサイエンスの手法を用いた情報行動の生活 に及ぼす影響度分析 㟢山 朋子 准教授 生物の意思決定問題と計算機科学への応用 篠宮 紀彦 教授 ★ ネットワークサイエンスとシステム数理、グラフ理 論の応用、生活/医療支援 ICTシステム構成法 新津 隆士 准教授 ホルモース反応の機構の解明、桑成分の育毛剤、柑 橘類含有成分のダイエット茶の開発 丸田 晋策 教授 生体内の分子機械を利用した光エネルギーで駆動 するバイオナノロボットの開発 西原 祥子 教授 ★ 糖鎖の生物学的機能の解明:各種幹細胞、ショウ ジョウバエ、ノックアウトマウスを用いた解析 山本 修一 教授 海洋・湖沼堆積物から復元する古気候変動 サンゴ礁生態系の生物地球化学的研究 西山 道子 准教授 耐環境性能に優れた高機能光ファイバセンシング 技術の開発 渡辺 一弘 教授 フェムト秒レーザによる光ファイバセンサの高機 能化と光神経システムの開発 藤原 和夫 准教授 ★ タンパク質の立体構造形成および相互作用のメカ ニズムに関するコンピュータを用いた研究 松山 達 教授 粉体工学および静電気工学に関わる研究。特に絶縁 性粒子の摩擦帯電メカニズムの解明 青木 宏 准教授 宇宙膨張の検証など基礎的宇宙論の研究と量子力 学と一般相対性理論間の矛盾の解明 川井 秀樹 教授 大脳新皮質形成と情報伝達機構の解明、経験による シナプス再構築と神経回路修復の研究 池口 雅道 教授 生体分子の自己組織化メカニズムの解明とそれを 模倣した人工分子の設計 木下 フローラ聖子 教授 ★ 糖鎖構造解析、糖鎖関連情報の統合、ウェブプログ ラミング、データマイニング、機械学習 井田 旬一 教授 新材料の開発(ゲル、ポリマー、セラミックス、お よび複合材料)と環境問題などへの応用 久保 いづみ 教授 病気の原因物質や病原菌、癌マーカーの検出・診断 ツールの開発 伊藤 眞人 教授 新規な機能性有機化合物の合成と評価化学教育の ための新規教材開発 窪寺 昌一 教授 レーザ生成プラズマを用いる環境計測とフェムト 秒レーザセンシング 伊与田 健敏 准教授 スペクトル拡散超音波を用いたセンサシステム(屋 内位置計測や障害物検知など)の開発 久米川 宣一 准教授 桑を主とした植物の新品種開発と食品利用 光ファイバセンサの農場管理への応用 黒沢 則夫 教授 南極や温泉などの極限環境に生息する微生物の分 類学および遺伝学的研究 関 篤志 教授 光ファイバを用いる化学センサおよびナノ粒子を 用いる光学的分析法の研究 郷田 秀一郎 教授 ★ 細胞に孔をあけて破壊するタンパク質毒素の立体構造 変化の解析、超好熱菌に由来する耐熱性酵素の有効利用 高瀬 明 教授 ★ ウイルスの感染開始機構および遺伝子発現機構の 分子基盤 近藤 和典 准教授 線虫C. エレガンス(Caenorhabditis elegans) を用いた糖鎖の遺伝学的解析 栂谷内 晶 教授 ★ 複合糖質における糖鎖の生物学的機能の解明と糖 鎖機能の産業への応用 佐藤 伸二郎 教授 有機系廃棄物からの植物栄養を土壌に還元した農 作物増収・資源リサイクル方法の確立 戸田 龍樹 教授・学部長 水圏生態系の機能の解明、循環型社会形成のための 環境負荷低減処理技術の研究開発 清水 昭夫 教授・学科長 イオン液体の物性とその応用および高静水圧処理 のさまざまな分野への応用に関する研究 中嶋 一行 教授 ★ 神経系グリア細胞の生理的/病理的役割を明らか にする研究 情報システム工学科 共生創造理工学科 情報システム工学科の各研究室の より詳しい研究内容、指導教員の 専門分野はWebsiteでチェック。 渥美 雅保 教授 人工知能:知的活動を支援・増強する深層学習に基 づく知能処理技術 石井 良夫 准教授 非線形及び非平衡システムの数値解析(情報熱機関 と乱流遷移現象の基礎研究) 今村 弘樹 教授 ディープラーニングに基づく人工知能とAR・VRを 総合的に用いた遠隔ミーティングシステムの開発 人工生命技術を利用したメディアアート 笠松 大佑 准教授 CPS/IoT におけるビッグデータ・コンピューティ ングに関する研究 見 達夫 教授 共生創造理工学科の各研究室のよ り詳しい研究内容、指導教員の専 門分野はWebsiteでチェック。 ★印の教員は糖鎖生命システム融合研究所所属 ★印の教員は糖鎖生命システム融合研究所所属 (2022年4月現在) 62

前田 颯樹さん 情報システム工学科 3年 (三重県 出身) 鳳山 歩乃華さん 情報システム工学科 3年 (兵庫県 出身) 山田 彩加さん 共生創造理工学科 4年 (茨城県 出身) 高野 凌一さん 共生創造理工学科 4年 (北海道 出身) 鳳山 山田 鳳山 前田 前田 高野 高野 山田 情報システム工学科にはアプリやゲームをつくる授業が あります。私は UFO キャッチャーのような簡単なゲー ムづくりに挑戦。プログラミングは初めてでしたが、自 分のつくりたいモノをイチから考え、組み上げていくの がとても楽しかったです。 共生創造理工学科では初年次プロジェクトでパスタブ リッジをつくります。これはパスタの束で強度の高い橋 を組み立てる、というもの。どうすれば強度が上がるの かグループ内でアイデアを出し、形にします。モノづく りの面白さを実感できるプログラムです。 授業ではパソコンの使い方から教えてくれるので安心 してください。私もパソコンには高校の授業で少し触 れていた程度で、プログラミングの知識は皆無でした。 私も同じです。スマホしか触ったことがありません でした。入学後は「左クリックって何?」という基 礎の基礎からスタート。先生、先輩、同期のみんな に質問しながら知識を深めました。創大は「わかっ ている人がわからない人に教える」学風です。周囲 に支えられたお陰で、1年次の秋学期には私が友人 をサポートできるようになりました。 感染症対策の一環として、先輩が寮生向けに LINE に 届く検温チェックシートを開発してくれました。私も 朝に英語の勉強ができたら良いなと思い、毎朝 LINE に英単語が届くプログラムを自作。暮らしのなかで学 んだ技術を活かしています。 興味のある分野を追求でき、同時に3つの分野を横断 的に学べます。さまざまな知見が活かせますし、研究 環境の良さから大学院に進学する際もほとんどの学生 が創大の大学院を選ぶほど。国際的な技術協力プログ ラムもあり、グローバルに活動することも可能です。 理工学部には課題に追われるイメージがあるかもしれま せんが、サポート制度が充実しているので部活やサーク ルとも両立できます。私はバドミントン部で週4日活動 し、イベントなどを企画する学生自治会に参加。週1日 アルバイトもしています。 私も美術部に入り、学祭などで理工系の面白さを伝える 理工学部企画に在籍しています。「いつまでに何をする か」など自己マネジメントができれば大丈夫。部活やサー クルでしか得られない経験や出会いもあるので、両立さ せて大学生活を謳歌してください。 理工学部 Q&A 受験生から多く寄せられる学部へのギモンに先輩が回答! Q4 研究や課題に追われない?(共生) Q3 PC スキルがなくても大丈夫?(情報) Q2 理工学部ならではの魅力は? Q1 どんな授業や実習が楽しい? 63 経済学部 経営学部 法学部 国際教養学部 教育学部 文学部 理工学部 看護学部

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