創価大学キャンパスガイド2024

学び続けること=成長すること 「自分らしくいれば良い」仲間がくれた励ましの言葉 私は幼少期から学校が大好きで、夏休みなんていらない と思うような子どもでした。小学校高学年のときに保育 園からの友だちが不登校になり、「学校においでよ」と声 を掛けていましたが、後になって重度の低血圧症だった のだと知りました。無責任な言葉が友だちやご家族を傷 つけていたのかもしれないと考え込むことも…。この体 験がもとになり、教育学を学びマイノリティの子どもた ちに寄り添いたいと考え教育学部を志望しました。 いまは教職課程に登録し、ゼミでは教育社会学を専攻し ています。不登校をはじめ非行やいじめを多角的に学び、 ディスカッションを通して問題への理解を深めていると ころです。教育学部は学生の大半が教職をめざしている ため、悩み事があれば親身に相談に乗ってくれ、どんなと きも互いに支え合う関係を築けます。成果や成長を周囲 と比べて落ち込む私に対して、「いつもがんばっているの をみんな知っている。優利らしく優利のペースで良いん だよ」と励ましを送ってくれ、ありのままの自分を受け止 められるようになりました。同時に、この言葉は幼少期の 私が友だちに掛けてあげるべき言葉だったと気づきまし た。教育学部での学びと仲間はかけがえのない財産です。 この学びと経験を将来出会う子どもたちが自分らしく過 ごすための環境づくりに活かしていきたいです。 Access to Website Faculty of Education 梶原 優利さん 教育学部 4年 (兵庫県 出身) 44 教 育 学 部

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