観戦ガイドブック2022-2023

第34回 出雲駅伝2022年 10月10日〈出場2回目〉総合6位 前々回はコロナ禍で中止となったため、前回が初出場。 2度目の挑戦となった今回は、昨年届かなかった目標「3 位以上」に再びチャレンジした。 出雲駅伝は、「夏合宿がしっかりとできたメンバーと1年 生を経験させたいと考えてエントリーしました」と榎木和 貴監督。葛西潤(4年)、嶋津雄大(4年)、新家裕太郎(4 年)、濱野将基(4年)、フィリップ・ムルワ(4年)、石井大揮 (3年)、リーキー・カミナ(2年)、家入勇翔(1年)、石丸惇 那(1年)、山下蓮(1年)をエントリー登録した。 6区間45.1㎞で争われる出雲駅伝は「スピード勝負」と なる。まずは9月24日の絆記録挑戦会5000mで自己ベス トを叩き出していた新家を1区に起用。序盤からハイペー スの展開になるも、上位から離されない位置で粘り抜き 10位で2区の葛西に繋ぐ。 強い追い風に乗る高速レースの中、葛西は従来の記録 を2秒上回る区間新となる区間5位の好走で順位を3つ 上げて襷リレー。 中盤のエース区間である3区には、9月中旬の日本イン カレ10000mを28分36秒40で完勝したムルワ。前回、同 区間で区間賞となる8人抜きの快走を見せたが、今回も 積極的に攻め、区間新記録で2年連続の区間賞。強い横 風をものともせず2校を追い抜き、中継所では4位に1秒 差まで迫った。 4区に起用された1年生の石丸は、強い向かい風の中 ―出雲駅伝・全日本大学駅伝・箱根駅伝― 学生三大駅伝出場! 本学陸上競技部駅伝部の学生三大駅伝(出雲駅伝、全日本 大学駅伝、箱根駅伝)への挑戦は、1982年の箱根駅伝予選会 出場から始まりました。2014年の予選会において初の箱根駅 伝本大会出場を決めると、現在までに箱根駅伝へは計5回出 場しています。 出雲駅伝へは、2021年の第97回箱根駅伝で準優勝したこ とで出場資格を獲得し、第33回大会で初出場を果たしました。 そして2022年、本学はついに残る一つの大会、全日本大学 駅伝の予選会を突破し、悲願の学生三大駅伝出場を達成する ことになりました。 前回を上回る6位入賞 2区・3区で区間新、3区で区間賞! スタート地点の出雲大社正面から出走する1区・新家選手

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