人文学専攻

人文学専攻は、「哲学歴史専修」「日本文学日本語学専修」及び「仏教学専修」の3つの専修をもち、博士前期課程および博士後期課程(「仏教学専修」を除く)を置いています。
ディプロマ・ポリシー
人文学専攻は、全学、および本研究科の教育目標に基づき、各専修の専門領域において、高度な知識と思考力、表現力を発揮し、人間の在り方そのものを問う根源的な課題に主体的に取り組み、グローバルな市民社会において多様性を尊重し、新たな価値を創造しゆく学生の輩出を目指しています。具体的には、次のような学識の修得がされ、学位授与の要件を充たす者に修士(人文学)、博士(人文学)を授与します。
 
  1. 各専修の分野における研究について、深い知識を習得するとともに、各研究分野で要求される基本的スタンスやコンプライアンスを修得していること。
  2. 各専修の分野における研究活動に際し、知識をもととした創造的な仮説形成能力と緻密な思考力を発揮し、独創的な学術的内容を的確に表現する能力を修得していること。
  3. 各専修の分野における研究活動に際し、多様な意見を尊重し、社会的弱者の視点に留意するとともに、研究分野や立場を異にする人々との協働を通じ、社会的貢献を目指すこと。
  1. 各専修の分野それぞれにおいては、次のような学識を修得していること。
  • 「哲学歴史学専修」においては、文化の基底ともいうべき人間自身とその行為について、全体観の上から把握考察し、理念的にまた実証的に追究できていること。
  • 「日本文学日本語学専修」においては、文学と語学という相互関連する学問を有機的に研究し、人間文化の研究ができていること。
  • 「仏教学専修」においては、アジア各地域の文化・思想に大きな影響を与えてきた仏教について、幅広い視野に立ち文献学を踏まえて実証的に研究できていること。

特に博士後期課程においては、研究者としての高度な研究能力の向上をはかるとともに、専攻分野の発展に主体的に寄与し、他分野の研究者とも学際的な協力に努め、研究成果の発表を積極的に行っていること。

カリキュラム・ポリシー
人文学専攻は、全学、および本研究科のディプロマ・ポリシーに基づき、以下の方針に基づき、カリキュラムを編成します。

博士前期課程

各専修分野における幅広く深い知識の習得を目指します。各専修分野における学問的方法を獲得するために、少人数での指導を通した教育を行います。各専修分野における高度な専門知識の構築を目指します。それぞれの科目において「振り返りシート」を作成・記入し、科目の教育目標の達成について評価し、科目内容の充実・発展に活用します。

博士後期課程

各専修分野において先端的な専門的知識の獲得ができるように、特殊研究指導を配置します。各専修分野において自立的な創造的研究者として活躍できるように、コースワークや複数教員による指導を実施します。各専修分野において世界的に通用する論文を作成できるように、学内外における論文発表、論文投稿を指導し支援します。それぞれの科目において「振り返りシート」を作成・記入し、科目の教育目標の達成について評価し、科目内容の充実・発展に活用します。
アドミッション・ポリシー
本専攻は、創価大学文学研究科の理念・目的、教育目標のもとに、「学力の重要な3つの要素」に関する学部レベルの基本的な学習能力を備えた学生を選抜します。そのために、以下の方針に基づいて入学試験を行います。
 
  1. 各専修の基礎的・基本的な学力を備えている学生を選抜します。そのために、全ての試験において、外国語能力を含む専門的知識を備えた学生を選抜します。
  2. 各専修の知識を活用して、それぞれの分野で必要な思考力・表現力を備えた学生を選抜します。そのために、全ての試験において、文章で表現する能力を備えた学生を選抜します。
  3. 各専修の分野に対して、主体的に学習に取り組む態度を備えた学生を選抜します。そのために、全ての試験において、学習・研究にふさわしい態度を備えているかどうかの観点から学生を選抜します。
  4. 外国人入試においても、「学力の重要な3つの要素」をふまえて、本専攻の各専修において学習する能力を備えた学生を選抜します。
  5. 博士後期課程においては、より高度な研究を遂行しうる能力を備えた学生を選抜します。
アセスメント・プラン
<博士前期課程>

アセスメント項目
(ディプロマ・ポリシー等)

アセスメント指標(実施時期)

  1. 各専修の分野における研究について、深い知識を習得するとともに、各研究分野で要求される基本的スタンスやコンプライアンスを修得していること。
  • 履修科目の到達度(成績)
  1. 各専修の分野における研究活動に際し、知識をもととした創造的な仮説形成能力と緻密な思考力を発揮し、独創的な学術的内容を的確に表現する能力を修得していること。
  • 演習等におけるプレゼンテーションの完成度
  • 修士論文/リサーチペーパーにおける表現
  • 英語における能力指標の到達(シュリーマン賞)
  1. 各専修の分野における研究活動に際し、多様な意見を尊重し、社会的弱者の視点に留意するとともに、研究分野や立場を異にする人々との協働を通じ、社会的貢献を目指すこと。
  • 修士論文/リサーチペーパーにおける内容評価
<博士後期課程>

アセスメント項目
(ディプロマ・ポリシー等)

アセスメント指標(実施時期)

  1. 各専修の分野における研究について、深い知識を習得するとともに、各研究分野で要求される基本的スタンスやコンプライアンスを修得していること。
  • 履修科目の到達度(成績)
  1. 各専修の分野における研究活動に際し、知識をもととした創造的な仮説形成能力と緻密な思考力を発揮し、独創的な学術的内容を的確に表現する能力を修得していること。
  • 演習等におけるプレゼンテーションの完成度
  • 修士論文/リサーチペーパーにおける表現
  • 英語における能力指標の到達(シュリーマン賞)
  1. 各専修の分野における研究活動に際し、多様な意見を尊重し、社会的弱者の視点に留意するとともに、研究分野や立場を異にする人々との協働を通じ、社会的貢献を目指すこと。
  • 修士論文/リサーチペーパーにおける内容評価

 

  1. 各専修の分野における研究について、深い知識を習得するとともに、各研究分野で要求される基本的スタンスやコンプライアンスを修得していること。
  • 「哲学歴史学専修」においては、文化の基底ともいうべ き人間自身とその行為について、全体観の上から把握考察し、理念的にまた実証的に追究できていること。
  • 「日本文学日本語学専修」においては、文学と語学という相互関連する学問を有機的に研究し、人間文化の研究ができていること。
  • 「仏教学専修」においては、アジア各地域の文化・思想に大きな影響を与えてきた仏教について、幅広い視野に立ち文献学を踏まえて実証的に研究できていること。
 

特に博士後期課程においては、研究者としての高度な研究能力の向上をはかるとともに、専攻分野の発展に主体的に寄与し、他分野の研究者とも学際的な協力に努め、研究成果の発表を積極的に行っていること。

  • 履修科目の到達度(成績)
  • 各種学術雑誌に掲載された論文
  • 各種学術団体における研究発表