研修の様子

2023年04月01日 16時03分

データサイエンス入門既修者ガイダンスが行われました!

     2023年3月30日(木)午後、創価大学中央教育棟でデータサイエンス入門既修者ガイダンスが行われました。これには高大接続科目「データサイエンス入門」の単位修得者約180名が参加しました。

     創価大学ではデータサイエンス教育を推進しています。その一環として、姉妹校である創価高校と関西創価高校で「データサイエンス入門」を開講しました。高校3年生有志約180名が履修し、昨年9月から今年2月末までオンラインで受講しました。この科目で合格した学生は、大学入学後に同科目の単位が認定されます。
     

     ガイダンスの冒頭では、仲桜良さん(経済学部4年)の司会第一声につづき、東京校クラスでステューデント・アシスタント(以下、SA)を務めた照井尉生さん(経済学部4年)が新入生の入学を祝しました。先輩学生のファシリテーションで行われたアイスブレークを通じて新入生が互いに知り合ったのち、学習支援課の職員より単位認定の手続きについて説明がありました。

     その後、この科目を履修した新入生を代表し、一条杏子さん(法学部1年)から活動報告がありました。自身の悩みや葛藤を乗り越えるため努力に徹した姿は感動を呼び、「出身校なんて関係なく、みなが『創大生』です。創大生みなと仲良く、切磋琢磨し、勉学に励み、みなが互いに成長しきったといえる大学生活にしていきましょう」と力強く呼びかけました。

     続いて、先輩を代表して上野七海さん(経営学部2年)と坂部秀明さん(経営学部3年)が自身の大学生活を振り返りながら、対話形式で新入生に語り掛けました。特に「多様性があれば、もちろん壁をつくったりしてしまう危険性も常にあります。しかしそうした壁を取り払っていくことに心を配る中で、私たちが実感しているような居心地の良さや皆を包み込むようなぬくもりが生まれるのだろうと思います。それが、創価大学の魅力のひとつではないでしょうか」との言葉は、大きな共感を呼びました。

     大学生活に関するクイズ大会で盛り上がったのち、関西校クラスでSAを務めた光畑城一朗さん(経済学部3年)があいさつに立ちました。光畑さんは自身の経験を踏まえながら、「新しいことにどんどん挑戦してほしい」と新入生にアドバイスを送りました。最後に担当教員の服部南見講師(学士課程教育機構)は、「論語には『後世畏るべし』という言葉があります。あなたたち新入生は、創価大学の中で一番若いです。可能性は無限大です。自信と誇りをもって、自分のペースで自分らしく、進んでください」と述べ、新入生の活躍を期待しました。

    このガイダンスの企画はデータサイエンス入門SAの研修の一環として行われ、ガイダンスの運営に12名のSAが携わりました。ガイダンス終了後には、多くの新入生が先輩であるSAたちに生活や学業に関する相談をしていました。

     

    ガイダンスに参加した新入生からは、以下のような感想が寄せられました。

    • アイスブレークで同じグループの学生と仲良くなれて、今日こうやって集うことができて本当に良かったと感じました。その後の懇談でも先輩たちとお話ができて、よい刺激になりましたし、大学生活で挑戦したいことも見つかりました。一つ一つの出会いを大切に、これからの大学生活を充実したものにしていきたいです(法学部)
    • 一条さんの話を皆が真剣に聞いていて、同期の学生の言葉がどれほど心に刺さるのかと感銘しました。いつか自分の言葉で誰かを幸せにできる人になりたいです!(看護学部)
    • ガイダンスで役員をしていた先輩たちのすごさに圧倒されました。先輩たちのようになりたいと思ったのと同時に「自分は、この先輩のようになれるだろうか」とも思いました。しかし「後生畏るべし」の話を聞いて、行動する前に自分の限界を決めず、まずは自分から挑戦してみようと思いました。大学生活がさらに楽しみになりました(教育学部)
    ページ公開日:2023年04月01日 16時03分