創価大学の講習内容
<2017年度>

区分 講習番号 講習名 担当教員 内容
必修6時間 教育の最新事情 三津村 正和
吉川 成司
本講習では、次期学習指導要領改訂の要となる
アクティブラーニングの考え方、教育的愛情・
倫理観・遵法精神、教員に対する社会的要請の
強い事柄としての「いじめ」問題などを取り扱う。
また、認知発達など定型発達の面、発達障害など
非定型発達の面、それぞれの観点から講述する。
さらに生活習慣と生徒指導の観点から、
カウンセリングマインドを含めて講述する。
以上の内容について、教員として求められる
知識の修得と教育課題に関する理解の深化を
目的とする。

選択

必修

6時間
学校カウンセリングの現状と課題 長島 明純
高野 久美子
本講習では、学校における教育相談の意義と
その際の留意点を、カウンセリングの基本を
確認しながら概説する。
それと共に、教育相談で必要となる
カウンセリングのセンスを、
相互描画法などの演習を通して磨く。
更に、いじめや不登校など学校カウンセリングに
関する今日的課題について、発達障害からくる
二次的な障害も含めて概説する。
その際、発達障害理解のための疑似体験をしてもらう。
また、保護者への対応についても概説する。
道徳科の指導と評価 石丸 憲一 本講習では、子供たちが一生をどう生きて
いくかの道標となる心のあり方あるいは道徳性、
倫理観について考え、それらを学校教育の
どのような場で育てていくかを考えるとともに、
道徳の時間から道徳科に変わることをどう捉え、
どう授業し、どう評価したらよいかを
考える場とする。
いかに本音で話し合うかに重点を置いた
授業づくりを考え、生きた指導に結びつくようにする。
キャリア教育の
理解と実践
宮崎 猛 キャリア教育のあり方について実践上の立場から
考察する。また、大学院の授業で行われている
ような授業形態−実践上から考察するだけではなく、
今日的意義と課題を本質的な側面から
参加者全員で探究していく−を重視するものとする。
当日自校のキャリア教育の年間指導計画を
持参されたい(可能であれば)。  

選択

18時間
個が育つ、個と集のデザイン 寺林 民子 本講習では、個の理解について米国の事例、
日本の事例から、「個」や、個の性質についての
各人の捉え方について吟味する。
人間教育の視点から個の捉え方が重要であることの
理解を深め、個と集団の関係の中で、どのように
「個の成長する姿」をとらえ、子どもの可能性を
開いていくかていくかについて演習を通して考える。
学習意欲と学習指導

石丸 憲一
※長崎伸仁より変更
吉川 成司

自己の授業力の向上、若手教員の授業力育成や
各学校の授業研究の推進がテーマである。
すなわち、指導方法・指導技術等についての
理解と習得を始め、それらについて理論的・
体系的に整理して、同僚教員の授業について
検討し助言したり、
各学校の授業研究について専門的な見地から
指導する資質の育成を目的とする。
学校、家庭並びに地域の連携および協働 平井 康章

本講習では、学校・家庭・地域の連携のあり方に
ついて、単なる理想論の確認にとどまらず、
実践上の立場から考察していく。
昨年末に出された中央教育審議会の「地域学校
協働」に関する答申も踏まえ、検討を進める。
一方的な講義形式は最小限にとどめ、
グループに分かれた話しあいを中心に進める。
グループでの話しあいにおいては、
地域性に大きく左右される課題であることも
踏まえ、受講される皆さんの各地各校での
具体的な取り組みをご紹介いただき、
情報共有することを重視する。

いじめ予防を志向する学校づくりの視点 三津村 正和 本講習の目的は、いじめ予防を志向する
学校文化の再構築にあたって必要な視点を
協同学習や演劇等の参加型活動を通して
学ぶことにある。
更に、①「いじめ防止対策推進法」の条文を理解し、
②いじめに関する先行研究を比較考察し、
「いじめとは何か」についての(各人の)考えを深め、
③過去のいじめ事例を精査し、いじめの被害者・
加害者・傍観者への働きかけを検討し、
④国内外の「いじめ予防プログラム」を分析する。

環境教育・

環境科学
山本 修一
桑原ビクター伸一
環境教育は、IPCCなどの報告を主体として
地球温暖化の問題を特に取り上げ、その現状と、
解決のために行われている対策などを含めた
社会的な情勢について講義する。
環境科学は、人間活動が環境に及ぼす影響を
探究する学問であり、自然環境と人間活動
との間の相互関係や持続可能な環境管理
について講義する。

教師の
メンタルヘルス
・マネジメント
とチーム援助
入門

田村 修一 「教師のメンタルヘルス・マネジメント」と
学校心理学を基盤とした「チーム援助」の理論と
方法について、演習を交えて講義する。
具体的な講習内容は、以下の通りである。
①教師のメンタルヘルスのセルフチェック、
②職場におけるメンタルヘルス・マネジメント、
③学校心理学に基づくチーム援助の理論と方法、
④学校におけるチーム援助の実際。
算数・数学科における授業づくりのポイント 鈴木 詞雄 全ての児童・生徒が算数・数学の内容を
「分かる・できる」ようになるための授業づくりに
ついて講演と実習を行う。
具体的には、教材研究の方法や授業ビデオの解説、
○付け法や意味付け復唱法を使った模擬授業
などを行い、授業技術を高める。
特別支援教育の
現状と課題
長島 明純
杉本 久吉
本講習では、基本的な特別支援教育に関する
知識を基に、課題解決の視点から、
教育学や心理学等の知見を学ぶ。
その際、『きみは・・・』との受講者自身の
問いかけを大事にしてほしい。
本講習では、その問いになるべく添いながら、
特別支援教育の現状と課題に迫っていきたい。
この講習の中で、受講者自らがその障害観を育み、
学校現場での特別支援教育の実践につながる力を
培ってもらいたい。
子どもの人権理解・教員の人権理解 加藤 康紀
冨士道 正尋
障害のある児童・生徒とのかかわりを
ノーマライゼーションの理念と人権の視点から学ぶ。
学校や地域・家庭における様々な場面での
具体例を通して、真の障害児理解の在り方を考える。
また「教職員に求められる人権感覚の在り方」
として主に教員に求められる人権感覚をテーマに講義する。