【創大看護の授業紹介】災害看護論
創価大学看護学部の授業を紹介します★
授業名:災害看護論
学年:4年生
担当教員:鈴木恵子先生、今井淳子講師
●担当教員より●
災害看護論は4年生の必修科目です。4/24,5/1は、トリアージのロールプレイとケーススタディのディスカッションを行いました。
トリアージでは救援者と被災者の両方を体験し、技術や観察力の学習とともに災害時の人の心理について理解する機会となりました。
ケーススタディは1人の被災者の看護を災害各期で検討してグループで計画します。
当日のディスカッションでは、各グループの看護をもとに、新たな視点を発見する大変興味深いディスカッションを繰り広げていました。
人の持つ力への信頼がしっかり計画に生かされていました。さすが実習を重ねた4年生の議論は深いものだなと感心しきりでした。
学生が将来の看護人生の中で遭遇するであろう災害で、一人一人の方の生命と人権を尊重し、その人の苦悩に共振し、心を寄せた看護ができるように期待を込めた授業となりました。
◆学生の感想◆
<トリアージ>
・優先順位をつけることは医療者にとってもストレスを感じることだと思った。
・いろいろな状態を想定してトリアージすることが重要だと思った。
<ケーススタディ>
・被災者だけでなく、救援者のこころのケアも重要であると学んだ。
・災害看護では多くの被災者を対象にするが、一人への看護を適切に行うことが重要だと分かったので、日ごろの看護をしっかり学んで力をつ
けたい。