【創大看護の授業紹介】 看護基礎理論I(看護の理解と学修者)
授業名:看護基礎理論I(看護の理解と学修者)
学年:1年生
担当教員:中島正世教授
●担当教員より●
ナイチンゲールの「看護覚え書」について、「看護であることと看護でないこと」を、グループに分かれて検討しました。皆とても真面目に取り組んでいます。
また、発表準備のためにレイアウトを考えており、とても楽しそうです。
発表はワールドカフェ方式(※)で行い、グループで2人が残って発表をつとめ、他の2人がそれぞれのグループにいき発表を聞き、発表する人も聞く人も真剣に取り組んでいます。
その後、投票で1位になったグループの発表を聞きました。
今後の学生の成長がとても楽しみです。
(※ワールドカフェ方式:ワールド・カフェとは、カフェのようなリラックスで きる雰囲気の中で、メンバーの組合せを変えながら、 4 〜 6 人の小人数で話し合いを続けることにより、
深い 相互理解や新しい知識を生み出す話合いの手法です。<文部科学省HPより>)
♦学生の感想♦
・「看護覚え書」を読んで、ナイチンゲールが患者さん、そして看護に対して真剣に向き合っていたことがよくわかりました。どこまでも患者さんに寄り添い、環境改善に向けて改革し続けた姿が本当に素晴らしいなと思いました。そして、彼女が提案していた看護の心得や技術、考え方は、現代の医療に通じているものがとても多いことにすごく驚きました。
・「看護覚え書」の四章に、患者さんへの対応について、物音で気を付けることが書かれているのですが、些細な音ですら体調に影響を及ぼしてしまうことがあると知って驚きました。自分が患者さんに気を使うと患者さんにも気を使わせてしまうかもしれないので、そう見えないように相手のことを気遣い、振る舞えるようになりたいです。