創価大学ニュース「SUN」122号 2024 Summer

[ スペシャル対談 ] 篠宮 紀彦 落合 陽一さん 教授 知の挑戦を、楽しもう キミはどんな未来を描く? 創大の新しい学びで、 新しい自分へ 【 Focus創大 】 122 創価大学ニュース 2024 Summer

01 テクノロジーの進化が加速し、気候変動や経済状況の急激な変化などにより、 将来を見通すのが難しくなりました。 これから先の時代を生き抜くには、既存の枠組みにとらわれない柔軟な発想力と、 自ら学び続ける姿勢が欠かせません。 そこで今回のスペシャル対談は、日本を代表するメディアアーティストであり、 世界で活躍する研究者としてデジタルテクノロジーを駆使した新しい価値を社会に提示し続ける 落合陽一さんをゲストにお招きし、本学の篠宮紀彦教授と未来を生き抜くために 必要な学びの形とその可能性について語り合っていただきました。 知の挑戦を、楽しもう

篠宮:落合さんはメディアアーティスト としてご活躍される一方で、工学や言語 学などさまざまな分野の研究にも取り組 まれています。このような挑戦のエネル ギーの源泉はどこにあるのでしょうか。 落合:人生を「実行時間」というコン ピュータ用語に置き換えて考えてみると 80年です。最初の20年は学習に充て、 残りの60年で何に挑戦するかというこ とになります。僕は挑戦をする際、「で きそうなこと」と「できなそうなこと」、 「今までやったこと」と「新しいこと」を 適度に織り交ぜる必要があると考えて います。僕の場合、難しい挑戦は全体 の3割にして、適度な挑戦を2割、でき そうなことを3割にしています。ちょう ど今、大阪・関西万博(EXPO2025) のパビリオンをつくっていて(2024年5 月末時点)、デジタル技術とアートの融合 をテーマにロボット操作で伸びたり縮ん だりと変形する外装をつくろうとしてい ます。それを実現する外装膜は、プロジェ クトの着手時にはまだ存在しない素材 で、試作を100回以上繰り返しています。 これは、できるかどうかがわからない挑 戦の典型例ですね。 実はアートとサイエンスは非常に似て いて、両者は素材や実験の探求と表現 において共通点が多いのです。ただしサ イエンスは実学に近く、資金が得られ やすい一方で、アートはフォロワーが少 ないと資金を得にくいという現実があり ます。しかし、アートの自由な表現と 挑戦する勇気が、創造の可能性を無限に広げる。 「遊び」から始める技術探求がイノベーションの鍵に。 02 SUN122 2024 Summer INDEX Special Interview スペシャル対談 【 創価大学 理工学部 情報システム工学科長 】 篠宮 紀彦 落合 陽一さん おち あい よう いち しの みや のり ひこ 教授 【 メディアアーティスト/ 筑波大学デジタルネイチャー開発研究センター長 】 【表紙写真】 創価大学で未来につながる学びに 取り組む、学生たち。時間は誰にでも 平等に与えられているからこそ、より よい選択肢を増やすには、どこで、 どんな時間を過ごすかが大切だろう。 創価大学ニュース 2024 Summer No.122 [ スペシャル対談 ] [ Focus創大 ] P.01 P.05 知の挑戦を、楽しもう ありがとう【 北陸編 】 P.16 子から親へ、親から子へ 文学部 人間学科4年 江尻 香乃さん 法学部 法律学科2年 桜井 湘さん 春学期特待生 第24回ダ・ヴィンチ賞受賞者 事業および決算報告書 P.17 Over the border 【 シンガポール 】三好 健洋さん P.13 学問探訪 【 社会とともに進化する 「マーケティング」】 鈴木 拓也 教授 P.15 落合 陽一さん×篠宮 紀彦教授 キミはどんな未来を描く? 創大の新しい学びで、新しい自分へ

03 サイエンスの実証的な研究を組み合わせ ることで、新しい発見やイノベーション が生まれます。僕の挑戦は、技術と創造 性の融合を追求しながら、常に新しいこ とに取り組むこと。それが、僕の研究者 として貫いている姿勢でもあります。 篠宮:なるほど。落合さんの創作活動 や研究は、いくつもの挑戦が融合したも のなのですね。 落合:例えば生成AI(人工知能)は、 従来のWeb検索と同じように、人が何 かを調べるときの基本ツールになろうと していて、今、学生の皆さんの学び方に も大きな影響を与えています。その活用 について賛否いろいろな意見がありま すが、僕は新しいテクノロジーが登場し たら、とにかく遊び尽くすことを大切に しています。それも、論文が書けるぐら いまで徹底的に触れてみるのです。そう することで、その技術の本質や可能性が 見えてきます。デジタルヒューマン※1の 生成も、大阪・関西万博に向けて取り 組むテーマの一つなのですが、このプロ ジェクトはランゲージモデル※2や外観の デザイン、声、知能など、すべてを最先 端の技術で実現する必要があります。 企画がスタートした2020年に、万博が 行われる2025年の最先端テクノロジー を予測して当てるのは非常に難しい挑戦 ですよね。少しでも予測を外すと、最先 端技術の集合にならないのですから。 何を言いたいのかというと、どんな技術 にも遊び感覚で取り組み、初期の段階 から触っておくということが重要になる ということです。例えばランゲージモデ ルは今、500億円という国家予算規模 の研究が行われていますが、僕の研究 室に所属する学生たちは100万円程度 の予算があれば、最先端の研究に取り 組める時代からランゲージモデルに触れ ていました。今、時代に先駆けた行動が アドバンテージとなっています。 篠宮:新しい技術に触れるワクワク感 は、研究を続ける原動力ですよね。私も 情報工学の研究を進めるなかで、哲学 や心理学など、人文社会科学系の知見 にも関心を広げています。分野の垣根 を越えた挑戦が、学びの可能性を広げ てくれるのではないでしょうか。 落合:おっしゃる通りです。学際的な 視野を持つと、一見関係のなさそうな テーマが実は深く結びついていることに 気づかされます。昨日、今年開催する展 覧会のタイトルの参考にしようと思い、 日本の古い「数え歌」を調べていました。 数え歌って、誰もが子どものころに『ど ちらにしようかな、天の神様の言う通り』 とか、そんなフレーズを使って遊びの順番 を決めていましたよね。この数え歌を、 論文レベルの知識も引用しながら調べ てみると地域ごとに異なるバリエーショ ンがあることがわかりました。さらに深 掘りをしてみると、数え歌には神様が登 場するものが多いのですが、その神様 の名前や役割も地域によって異なるので す。例えば、天の神様や裏の神様、とき にはまったく新しい神様が登場すること もあります。最先端技術に触れている身 としては、テクノロジーの世界にもこの ような神様がいるのかが気になり、その 考察までしました。展覧会のタイトルを 考えるなかで、数え歌を通じて日本の文 化や信仰に触れることができ、さらにデ ジタル時代の新しい視点も得ることが できました。こうした発見のプロセスも また、僕の挑戦の一部なのです。 篠宮:本学でも、「副専攻」など学生が積 極的に他分野の授業を履修できる体制を 整えています。例えば、理工学部の学生 が哲学や歴史学の講義を受講したり、文 系の学生がデータサイエンスを学んだりし ています。異なる分野の学びに触れて多角 的な視野を持つことで、多様な課題に柔 軟に対応できる力が養われるはずです。 ※1 デジタルヒューマン:コンピュータグラフィックスや人工知能技術を用いて、人間に似せてつくられた仮想の存在です。 ※2 ランゲージモデル(言語モデル):自然言語のテキストデータを基にして、言語のパターンや構造を学習し、テキストの生成や理解を行うためのアルゴリズムやシステムのこと。 生成AIの一部として、ランゲージモデルは自然な言語生成や理解を可能にし、さまざまな応用分野で新しい価値を創出しています。

04 新しい技術に出会ったら、まず遊ぶ。 論文が書けるぐらい徹底して。 その先に、新しい技術を生かす アイデアが生まれる。by 落合 陽一さん 篠宮 紀彦/Norihiko Shinomiya 落合 陽一/Yoichi Ochiai デジタルネイチャー、HCI、生成AIなどの研究に従事。計算機以後の新しい自然像である「デジタルネイ チャー」を提唱し、世界観を示す。またメディアアーティストとしてはEXPO 2025大阪・関西万博のテー マパビリオンの一つをプロデュースしており、デジタルネイチャーをコンセプトに人間と自然、テクノロジー が調和する彫刻的なパビリオンを制作している。代表的な著書には『デジタルネイチャー 生態系を為す 汎神化した計算機による侘と寂』や『魔法の世紀』(どちらもPLANETS/第二次惑星開発委員会)など。 大学での専攻は、情報学基礎、計算機システム・ネットワーク。 創価大学で博士課程を修了後、大手情報システム企業の研究 所で活躍。その後、本学に戻り、現在に至る。現在、SNSでの 情報拡散の仕組みを数学的に分析し、フェイクニュースの拡 散を防ぐための研究を推進している。 落合:僕の恩師が、「博士号を取得する ということは、明日ラーメン屋を始めた としても、それを成功させられるだけの 知見とスキルを身につけているというこ とだ」とよく言っていました。つまり、 専門分野にとらわれない応用力、課題 解決力を培うことが本当の意味での学び だということなのです。 それは、研究者としてのベースを持つ ことの重要性を説いた言葉でした。研究 者をしていると、何か新しいことを始め る際の方法論を学び、訓練する機会が あります。リサーチの方法やデータの収 集・分析、それをどのように応用するか といったスキルは、どの分野でも応用可 能です。これにより、単にアイデアを持 つだけでなく、それを具体的に形にする 能力が養われます。 僕がいつも学生に強調しているのは、 新しいことをやろうと思ったときに、そ の周辺にある知識や体系だったものを しっかりと「採取」することが必要だと いうことです。 篠宮:専門分野を深く追究するのと同時 に、幅広い知見を吸収し、それらを融 合させる発想が重要なのですね。異分 野の知をつなぎ合わせることで、新たな 可能性を切り拓くことができる。その意 味で、大学が学際的な学びの場として果 たす役割は、ますます大きくなっていき ます。 落合:僕自身、メディアアートや工学な ど多岐にわたる分野に興味を持ち、そ れらを融合させることで新しい価値を生 み出してきました。大学は、このような 学際的な学びを奨励し、さまざまな視 点から物事を考える力を養う場です。 僕は学生に対して、学び続けることの重 要性を伝えています。学生が自分の興 味を追求し、それを応援するのが僕の 役割です。さらに大学は、挑戦ができ る安全な場でもあります。失敗しても大 丈夫な環境があることで、学生はリスク を恐れずに新しいことに挑戦できます。 そして自分の限界を超え、成長すること ができるのです。このような環境が、将 来的に新しい価値を生み出す力を育む のです。 篠宮:落合さんの言葉は、まさに本学 の教育理念とも通じるものがあります。 学問の面白さ、知的探求の喜びを存分 に味わいながら、社会に貢献できる人 材を育てること。それが、大学に課され た使命だと私は考えています。変化の時 代を担う若者たちが、学びのなかで無限 の可能性を切り拓いていけるよう、私た ち教育者も全力で支えていきたいです。 専門領域を超え、知を採取する重要性。 分野を超えた知識の出会いで学びの可能性が広がる。 SUN122 2024 Summer

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06 SUN122 2024 Summer 創価大学では、社会に新たな価値を創造する人材を 育成するため「学生第一」を理念に掲げ、 常に学生の可能性を拓くための「学びの場」をつくってきました。 今回のFocus創大では、2026年4月を目指して 開設準備を進めている 新しい学部・学科を中心に紹介します。 ※設置計画は予定であり、内容は変更となる可能性があります。最新情報はホームページ等で随時発信してまいります。 2026年 創価大学の学部・学科がアップデート ■2024年度:8学部10学科 ■2026年度:7学部10学科 経済学部 経営学部 理工学部 法学部 文学部 教育学部 国際教養学部 看護学部 経済学科 経営学科 情報システム工学科 共生創造理工学科 法律学科 人間学科 教育学科 児童教育学科 国際教養学科 看護学科 経済経営学部 理工学部 法学部 文学部 教育学部 国際教養学部 看護学部 ビジネス学科 情報システム工学科 グリーンテクノロジー学科 生命理工学科 法律学科 人間学科 教育学科 児童教育学科 国際教養学科 看護学科 ※新学部・学科の名称は仮称です キミは どんな未来を描く? 創大の新しい学びで、 新しい自分へ Focus創大 経 済 経 営 学 部 ビ ジ ネ ス 学 科 理 工 学 部 グ リ ー ン テ ク ノ ロ ジ ー 学 科・生 命 理 工 学 科 他 学 部 で 学 べ る こ と ・ 目 指 せ る 未 来

※設置計画は予定であり、内容は変更となる可能性があります。最新情報はホームページ等で随時発信してまいります。 07 経済経営学部 ビジネス学科 現代社会は、グローバル化や経済構造の複雑化、顧客ニーズの多様化など、急速な変化に 直面しています。これらの課題に対応するためには、経済学と経営学の知識を統合し、 実践的に応用できる人材が求められています。 経済経営学部は、自他ともの幸福を目指す「人間主義」の理念に基づき 理論と実践を相互に学びながら専門性を磨くことを主軸とした教育を展開し、 さまざまな場で新たな価値を創造し、社会課題を解決する人材を育成します。 経 済 と 経 営 の 融 合 で 広 が る 〝 学 び の 選 択 肢 〞と 〝 未来 の 可 能 性 〞

08 経済経営学部は、自他ともの幸福を目指す「人間主義」の理念に基づき、企業や地域等の課題を扱う実践 的な学びの場に身を置くことで、経済学・経営学の基本的な知識からビジネスへの応用の仕方まで幅広く 学べるのが特徴です。特色の一つとして、一人ひとりを活かす新たなリーダーシップ力を育む実践型ワーク ショップを1年次から段階的に開講します。 これまでの経済学部、経営学部の就職・進路実績から、国内・海外企業(コンサルタント、メーカー、情報通 信、銀行・証券・保険、建設など)、NGO、国内・海外大学院進学、国家公務員、地方公務員など自分の希望 にあった幅広い道に進むことができます。 また、高い合格実績を持つ公認会計士、税理士、簿記検定などの資格取得の支援体制も整っています。 こんな人におススメです。 これからのリーダーシップを学びたい 世界を舞台に活躍したい 地域や社会に貢献したい 新たな商品やサービスを生み出したい データを使いこなす力をつけたい 財務・会計、情報関連の資格をとりたい 正解がない複雑な課題の解決に求められるのは、一人ひとりの 可能性を引き出すリーダーシップです。自分と他者の個性が発 揮されることで、新たな解決策の発見につながっていきます。 個人が自分の特性を活かして主体的に行動し、チームの目標 達成に向けて貢献する、新しいリーダーシップ力を養います。 企業は国境を越えてビジネスを展開しており、専門性とあ わせて、語学や異文化理解のスキルを有した人材のニーズ は高まっています。習熟度別の語学学習プログラムや多彩 な海外留学・研修等を通して、想像を大きく超える自分に 成長できます。 高齢化、労働力不足など多様な地域の課題を解決するには、コ ミュニケーション能力、リーダーシップスキル、問題解決力が欠 かせません。自治体と連携したフィールドワークや産学連携 ワークショップ等の学びの場を通し、地域の将来を担う力を養 うことができます。 私たちの身の回りには大小さまざまな問題が起きていま す。その実態がどうなっているかを知り、ビジネスを使って どのようにそれらの課題が解決できるかを具体的に考え ることで、新たな事業分野を発掘する視点や課題を解決 する力が身につきます。 生成AIの進化によって、これからは分析されたデータをど う読み取り、効果的に政策立案やビジネスに活用できるの かが重要になります。データサイエンスの基礎から応用を 幅広く学ぶ機会を通し、実践的にデータを活用する力が身 につきます。 経営戦略の立案には、収益性、効率性、リスク管理などの観点 から企業の方向性を考えるスキルが重要です。金融機関(銀 行・証券会社等)と連携したワークショップ等を通し、企業の成 長や経済の発展に貢献する力を培います。また、財務会計やIT 関連の資格取得につながる科目も用意しています。 ※現在の経済学部経済学科、経営学部経営学科への入学は2025年度生までとなり、2026年度より2学部2学科から、1学部1学科になる予定です。 SUN122 2024 Summer 経済経営学部はどんな人におススメなの? 創価大学で学べる経済経営学ってなに? 卒業後はどんな就職先や進路を目指すの? 経 済 経 営 学 部 ビ ジ ネ ス 学 科 理 工 学 部 グ リ ー ン テ ク ノ ロ ジ ー 学 科・生 命 理 工 学 科 他 学 部 で 学 べ る こ と ・ 目 指 せ る 未 来

※設置計画は予定であり、内容は変更となる可能性があります。最新情報はホームページ等で随時発信してまいります。 理工学部 グリーンテクノロジー学科 生命理工学科 09 地球規模の環境問題や急速な高齢化社会における健康と QOL(生活の質)の維持といった課題など、社会が大きく変化するなか、 持続可能な社会と人類の健康と福祉の実現に向けて、理学・工学分野の 果たす役割はますます重要になっています。こうした社会のニーズに応えるべく、 創価大学理工学部に、既存の情報システム工学科とともに、理学・工学の基礎知識を超えた 応用力や実践力を備えた技術者・研究者を育成する二つの学科が誕生します。 既存分野の枠を超え、学際的かつ理論と実践を結びつけた新しい学びを提供します。 理 学 と 工 学 の英 知 を 結 集 し 地 球 と 人 類 の 未 来 を創 る

経 済 経 営 学 部 ビ ジ ネ ス 学 科 理 工 学 部 グ リ ー ン テ ク ノ ロ ジ ー 学 科・生 命 理 工 学 科 他 学 部 で 学 べ る こ と ・ 目 指 せ る 未 来 文 理 融 合 教 育 で 、 広 く深 い 視 野 を 持 っ た 〝 環 境 分 野 の 専 門 家 〞を 育 成 生 命 科 学 と 最 先 端 テ クノ ロ ジ ー の 融 合 で 、 健 康 と 福 祉 の 未 来 を 拓 く 〝 ラ イ フ サ イ エ ン ス の パ イ オ ニ ア 〞を 育 成 グ リー ンテ クノ ロ ジ ー 学 科 生 命理 工学 科 10 SUN122 2024 Summer グリーンテクノロジーとは、世界共通の課題である気候変動を緩和するための創エネルギー・省エネ ルギー技術や二酸化炭素を吸収する生物生産技術など、環境問題や食糧問題の解決に不可欠な技 術です。これらの技術をリードする人材を養成するため、文系と理系の枠を超えた教育を展開します。 それにより、低炭素社会の実現に寄与し、SDGs達成に貢献する国際的な人材の育成を目指します。 低炭素社会の実現に向け、気候変動を理解するための地球科学や地球観測技術、安定した食糧生 産に必要な生物生産工学、環境にやさしい各種低炭素技術を学び、これらを社会に還元するための 環境経営学や国際技術協力などについて学びます。企業と連携した授業や、オンラインを利用した 海外交流校との共同授業、英語での専門科目の授業、海外短期研修など実践的かつグローバルな 学びの場を用意しています。 卒業後は、建設、コンサルティング、IT、水処理などに関連する国内外の民間企業への就職、大学院 進学、研究所、公務員など、自分の希望に合った幅広い道に進むことができます。 人類の健康を守るために不可欠な「生命科学」の分野を中心に、理論と応用を融合した学びを通 じて、科学技術の発展と心の豊かさを調和させたヒューマン・ウェルビーイング社会の実現に貢 献する人材の育成を目指します。 健康と福祉、安心安全な社会の構築に貢献する力を育むため、基礎的な理学の学びに加え、生命 科学とテクノロジーを応用した医理工連携に通じる糖鎖科学・電子工学・応用物理学・化学に関 する最先端の融合分野を学びます。また、課題解決能力を磨くために企業・研究所と連携した実 践的な学修ができます。さらに中高理科の教職課程を設け、実際の教育現場での実践体験を通 じ、中高生に学びの喜びを伝えられる理科教育に必要な実践力も身につけられます。 卒業後は、国内外の大学院進学、医療・医薬品開発業、食品・化粧品をはじめとする製造業、総合 電機メーカー、情報通信業などの企業、官公庁や研究所などの公的機関、中学・高等学校理科教 員などに進むことができます。 デジタル・グリーン等の成長分野への学部転換等の改革を行う大学等に対して国が継続的に支援を 行う、「大学・高専機能強化支援事業(理工農系学部・大学院を拡充する支援事業)」にグリーンテクノ ロジー学科の設置構想が選定されました。 国の令和6年度「大学・高専機能強化支援事業」に選定されました TOPICS 糖鎖解析の研究をリード!日本最大級の糖鎖研究拠点“創価大学糖鎖生命システム融合研究所”と 連携して、第3の生命鎖である糖鎖のはたらきを解明するヒューマングライコームプロジェクトを推進! ここに 注目! 創価大学で学べるグリーンテクノロジーってなに? グリーンテクノロジー学科ではどんなことが学べるの? 創価大学で学べる生命理工ってなに? 生命理工学科ではどんなことが学べるの?

経済 経 営 学 部 ビジ ネ ス 学 科 理工 学 部 グリ ー ン テ ク ノ ロ ジ ー 学 科・生 命理 工 学 科 他学 部 で 学 べ る こ と ・ 目 指せ る 未 来 ※現在の高校3年生・受験生の募集は、現行学部で行います。詳しくはホームページをご確認ください。 11 法学部 法学の学びを中心に基礎から専門知識まで幅広く学びます。法的思考力 と問題解決能力を養い、その力を生かして人や社会の側に立つ弁護士や 検事、裁判官、さらに外交官、公務員、企業など多彩な未来が描けます。 文学部 教育学部 言語、文学、歴史、アート、サブカルチャー、社会福祉など多様な分野を 学べます。多彩なメジャー制とダブル・ディグリーコースにより、自分の 興味や将来の進路にあわせた柔軟な学びが可能です。 教育学科 児童教育学科 学校インターンシップなどの実践的なカリキュラムのほか、教員採用 試験対策講座も実施しており、毎年多くの教員採用試験合格者を 輩出しています。また、公認心理師養成課程があり、心理学に関する 専門的知識や技術を学ぶことができます。 多文化理解と語学力を深め、グローバル社会で活躍できるスキルを 身につけます。充実した国際交流プログラムや留学制度により実際 に広い世界を体験し、国際的な視野を広げることができます。 理工学部 情報システム 工学科 情報社会の発展に貢献できる志・技術・発想力を持った人材を育てる ため、時代の流れに応じた柔軟なカリキュラムと、実験や研究に集中 できる施設・設備を用意しています。産業界とも積極的に連携し、 想像力と実践力を養います。 看護学部 豊かな教養科目や講義、演習、臨地実習を通じて看護実践の基本となる 知力と人間力を培います。また、海外研修などを通じてグローバルな 視野を学ぶこともでき、医療・看護の分野で幅広く発揮できる、確かな 看護実践能力が身につきます。 国際教養 学部 「平和と人権を守りたい!」「公務員になりたい!」 そんなキミには 「言語や歴史が学びたい!」「アニメが好き!」そんなキミには 「英語を使って仕事がしたい」「異文化に興味がある!」そんなキミには 「ITスキルを身につけたい!」「ゲームをつくりたい」 そんなキミには 「看護師になりたい!」「世界の看護に興味がある!」そんなキミには 「子どもが好き!」「心理に興味がある!」 そんなキミには 創価大学では、他にどんなことが学べるの? どんな未来が待っているの?

12 SUN122 2024 Summer 詳細はオープンキャンパスページをご覧ください!▶ 8.4 [日] 塾に通いだした当初、全国模試で偏差値 30以下だった彼女が、坪田先生との二人 三脚で1年半猛勉強の末に慶應義塾大学 に合格。1年半で偏差値を40あげること に成功した。卒業後は幅広い分野で活動 した後、2022年9月に米国コロンビア大 学教育大学院に入学し、2024年5月に修士号を取得した。 ▶13:30~15:00 8.3 [土] 中央教育棟ディスカバリーホール 処女作『学年ビリのギャルが1年で偏 差値を40上げて慶應大学に現役合格 した話』(通称ビリギャル)がベストセ ラーに。これまでに1300人以上の子 どもたちを“子”別指導し、心理学を駆 使した学習法により、多くの生徒の偏 差値を短期間で急激に上げることで定評がある。 8.3 [土] SDGsや国際協力に興味がある高校 生を対象に、国際協力につながる進路 を拓くためには、大学でどのような学 びを深めていけばよいのか、グループ ワークを通して探究する事前申込制 の特別プログラムです。 9.22 [日] 話せる英語、使える英語を教えること を重視している。子どもから大人まで、 誰にでもわかるよう難しい用語を使わ ずに、英語を楽しく教えることで定評 がある。予備校や中学・高校での講演 のほか、大学での特別講義や教育委員 会主催の教員研修事業の講師も務めている。 坪田 信貴先生(坪田塾 塾長) 「誰でも成績を急上昇させるテクニック」 小林 さやかさん(映画ビリギャル主人公モデル) 「ビリギャル流!不可能を 可能に変える5つのルール」 安河内 哲也先生(東進ハイスクール英語講師) 「AI時代に活きる英語勉強法」 「国際協力につながる大学での学びとは?」 ~あなたの「推し学」「推し職」が見つかる! 中高生、保護者の方が対象 ▶13:30~15:00 中央教育棟ディスカバリーホール 中高生、保護者の方が対象 ▶10:20~16:00 中央教育棟AE256 高校生が対象 ▶13:30~15:00 中央教育棟ディスカバリーホール 中高生、保護者の方が対象 SOKA UNIVERSITY & SOKA Women’s College 8.3(土) 8.4(日) 8.25(日) 9.22(日) 創価大学・創価女子短期大学のこと、もっと知りたい! どんな学びが待っているか体験したい! 主な プログラム 新学部・ 学科の説明 体験授業 無料 食堂体験 キャンパス バスツアー なんでも 相談 コーナー

13 2012年に創価大学法学部法律学科を卒業後、米国コーネル大学大 学院で金融・経済を学ぶ。2014年にシンガポールに移住し、投資銀行 に勤務。その後、法曹を志してシンガポールのロースクールに進学し、 2018年の卒業と同時にシンガポール法司法試験に合格。現在は日本 人で唯一のシンガポール法弁護士(Advocate & Solicitor)として、 企業法務や個人の事案を取り扱っている。 三好 健洋さん 三好 健洋さん み よし たけ ひろ 法学部 法律学科 2012年3月卒 弁護士 Focus Law Asia LLC/三好シンガポール外国法事務弁護士事務所 所属 シンガポールと日本を舞台に 弁護士として人々の幸福を守り抜く Over the border 「まず目の前の1人を大切にすることから、世界市民が 始まると思います。私は国際弁護士として大きな会社の 弁護をすることも多いのですが、できる限り社会的弱者 の人権を守る事案に携わり、そこで出会う一人ひとりに 寄り添うことを心がけています」 日本人で唯一のシンガポール法弁護士として、企業法 務から個人の民事・刑事事件まで幅広く手がける三好 健洋さん。シンガポールでも、自身の権利が守られず苦 しんでいる人々は多い。そのような人々の力になること こそが、三好さんの使命であり、弁護士としてのやりが いだ。情熱の源泉は、創価大学で学んだ「他者に尽くす」 精神だ。 創価大学への入学を機に勉強嫌いで自由奔放だった高 校時代から一転、学問に心血を注いだ。親友と夢を語り、 図書館にこもって勉強に明け暮れた日々。また、在学中は シンガポールに留学。帰国後、後輩の留学支援にも取り 組んだ。その下地が卒業後、アメリカの大学院で花開いて 最優秀の成績を収め、シンガポールの地で弁護士としての 国境を越え、一人ひとりの心に寄り添う日本人唯一のシンガポール法弁護士。 道を拓いた。今は「英知を磨くは何のため 君よ それ を忘るるな」という創立者の言葉を胸に、驕ることなく、 一人ひとりの幸福のために尽くす。 「創大生の皆さんには固定観念に縛られず、自分が信 じるもの、好きなこと、今してみたいことに堂々と挑戦し てほしい。必ず新たな道を拓くことができます。いつの 日か、世界のどこかで皆さんとお会いできる日を心待ち にしています」 創価大学で夢に向かってがむしゃらに学んだ日々があっ たからこそ、今、世界を舞台に人々の幸福を守るという崇 高な使命を果たせる。三好さんの挑戦はこれからも続く。 ▲2008年バックパッカー時代カンボジアにて

多民族国家として知られるシンガポールには、中華系、 マレー系、インド系をはじめさまざまな民族が共生してい る。多民族社会ならではの多彩な価値観が融合する様は まさに文化のるつぼ。地理的な優位性とビジネスフレンド リーな環境から、世界中の企業が多数進出し、アジアの金 融ハブとしてダイナミックなビジネスの舞台となっている。 [シンガポール] シンガポール 14 SUN122 2024 Summer

学問 探訪 鈴木 拓也 教授 【 経営学部 】 時代の変化に対応しながら進化を遂げる「マーケティング」。 複眼的に学ぶことで自分の世界が広がり、新たな未来へとつながる。 学問という言葉の響きから古典的なイ メージを抱く人もいるかもしれません。しか し実際には、時代とともに学問は変化し、常 に新たな可能性を生み出しています。今回お 話をうかがった鈴木拓也教授の専門分野で ある「マーケティング」は、現代社会の姿を映 し、進化し続けている学びです。 「今も昔もマーケティングといえば、“商品 やブランドの価値を消費者に認めてもらい、 適切な価格でビジネスを展開して企業の利 益を確保すること”という基本的な考え方は 変わりません。しかし具体的な手法は新し い技術とともに進化しています。かつてはマ スメディア全盛の時代でしたが、インター ネット技術やAIの発展により、マーケティン グのあり方は一変しています。ECサイトで は、AIがリアルタイムで需要予測を行い、価 格を細かく変動させるといった手法も生ま れています。これからも新たな技術が登場す るたび、マーケティングの手法も変わってい くでしょう」 時代とともに移り変わる社会と消費者。そ の関係性を読み解き、ビジネスを通じて社会 の可能性を広げていく。それがこの学問の醍 醐味なのです。 「現在の日本は、歴史的な物価高であり、あ らゆるものの価格が上昇しています。わかり やすい例を挙げると、ファストフード店の支 払いでは軽く1000円を超えることも当た り前になってきました。このような状況で、 企業は価格に見合った価値を製品やサービ スに付加できているのか、これまで以上に 厳しい消費者の目にさらされる状況となっ ています。ある企業は、環境問題や社会課 題を解決に導く製品やサービスを生み出す ことで、消費者の支持を得ようとするアク ションをとりました。その一番わかりやすい 例が、カフェのストローがプラスチックから 紙素材に変わったことです。これは『、環境 マーケティング『』グリーンマーケティング』 と呼ばれる領域の研究対象です。つまり、 現代のマーケティングにおいて企業と消費 者という二者間の関係だけでなく、社会全 体への影響も考慮に入れる必要も生まれて いるのです。『グリーンマーケティング』は、 まさにその現れの一つだといえます」 ちなみに鈴木教授がマーケティングの面 白さに目覚めたのは、学生時代のこと。 「きっかけは、とてもシンプルなんです。〇〇 学というように漢字で書かれた学問が多い なかで『マーケティング』だけはカタカナで、 それが新鮮だったんです。しかし中身を学 んでいくうちに、商売の仕組みを解き明か す面白さにのめり込んでいきました。それ File 38 創大の から大学の後半2年間は、マーケティング一 色の日々を過ごしましたね。社会の動きを敏 感に察知し、経営学だけでなく、統計学、経 済学、社会学、心理学など、複眼的な視点 から物事を考察する必要があり、学びの領 域がどんどん広がり、視野も広がりました」 鈴木教授が自らの経験で語ってくれたよう に、学問は特定の分野だけでなく、自らの興 味関心を道しるべにし、さまざまな領域に触 れ、学びを広げ続けることができる。特に、 私たちを取り巻く社会は刻一刻と変化するよ うな時代だからこそ、学生の皆さんには柔軟 な思考力と、それを支える幅広い知識が求め られると鈴木教授は言います。 「学生の皆さんには、興味のおもむくまま に、いろいろな学問分野に触れてほしい。今 この瞬間も、社会課題は新たに生まれ、技 術は進歩し続けています。その変化のスピー ドについていけるのは、常に学び続ける姿勢 を持った人たちです。創価大学という恵まれ た環境で、人生の糧となる学びを存分に吸 収してください」 鈴木教授の言葉からは、学生に豊かな未 来を託す期待が感じられます。大学で培う 広い視野と、変化を恐れず好奇心を羽ばた かせる勇気。それこそが、新たな時代を切り 拓く原動力となるのではないでしょうか。 [ テーマ ] 社会とともに進化する 「マーケティング」 Takuya Suzuki 15

北陸編 充実した高校生活を送るなかで、輝かしい大学生活を期待して上京しまし た。ところが大学進学後、コロナ禍の影響もあり、思い通りにいかないことが 続き、人生初の挫折を味わいました。やがて自分を嫌いになり、大学さえも嫌 いになりかけ、母に八つ当たりすることも。しかし落ち込む私を家族や友人は ありのまま受け入れ、いつも隣で励まし続けてくれたのです。 このときに人のやさしさを感じられたことで、創大の素晴らしさはもちろん、 母から教えてもらった創立者の言葉の本当の意味を理解できるようになり、自分 も変わりたいと強く思うようになりました。その後、支えてくれたまわりの人た ちを自分の振る舞いや行動で幸せにできるようになろうと決意しました。創価 大学で培った「人を大切にする心」を忘れず、これからも多くの人に笑顔を届け られるよう、社会に貢献していきたいです。 ▲(左)365日一緒の環境で、後輩の未来を思い、 切磋琢磨している寮役員の仲間たち (右)大学合格の通知を受け取った際、嬉し涙を流してくれた家族と入学式にて ▲(左)地元に帰省したとき、変わらぬやさしさで包んでくれる家族たち (右)友人たちはネガティブな時期の私を受け入れ、優しく励ましてくれた 大学生活を通して、喜びや苦しみを隣で分かち合い、目の前の人に寄 り添う力が身についたと実感しています。特に寮生活では、一人ひとりの 些細な行動に対してアンテナを張れるようになりました。例えば、元気の ない寮生がいたときは声をかけ、悩みを聞き、そこから信頼関係を築くこ とができました。私だけでなく、真心を持った仲間がこの寮に多くいるこ とが、私の成長を後押ししてくれました。また現在は宝友寮の副寮長とし て、同級生と語り合いながら、後輩を自分以上の人材に、との決意で日々 頑張っています。今後は、大学で培った力を生かし、人のために尽くすこ とで大学での学びの価値を発揮したいです。家族からの温かいサポート と励ましてもらった恩を忘れず、創立者の人間教育を世界に広げていき たいと思います。 大学に入学してから、あなたが感謝と決 意の言葉を口にするようになりましたね。先 輩方の精神を胸に人材育成に取り組む姿 を見て、大きな成長を感じています。これか ら先待ち受けるだろう人生の苦難に負けず、 どんな逆境をも克服できる創立者の人間教 育の哲学を学べることに感謝し、一人ひとり を励まし、勇気づけられるような人になって ほしいです。 父より 創大で支えてくれた「人のやさしさ」が 自分本位だった私を変えてくれた。 桜井 湘さん 創価大学 法学部法律学科2年 喜びも苦しみも分かち合える仲間と出会い、 寮生活で培った“寄り添う力”で、後輩を導く。 学生たちが、夢に向かって歩みを進められるのは、保護 者の皆さまの温かいサポートがあってこそ。また保護者 の皆さまも、大学・短大で一生懸命に学び、大きく可能 性を羽ばたかせる我が子の頑張りに、大きな喜びを感 じていらっしゃるはずです。でも、お互いに思いを伝え る機会はなかなかないもの。本企画ではそんな気持ち をSUN誌面を介して伝え合っていただきます。 Dear Sho 大学生活はコロナ禍での制限もあり、 戸惑うこともありましたね。でもあなたは 優しい友人や先輩、そして創立者の言葉 に励まされ、一歩一歩強くなっていきまし た。励まされる側から、励ます人へと成長 したあなたの姿に、創価大学に入学して よかったと心から思います。これからも、 自分で決めた使命の道を、自分らしく歩ん でください。私たち家族は、いつもあなた の味方です。 父と母より Dear Kano 石川県出身 16 さくらい しょう 江尻 香乃さん 創価大学 文学部人間学科4年 富山県出身 えじり か の SUN122 2024 Summer

17 村垣 萌菜美 芝野 華梨 手塚 柚葉 西松 和郎 大石 久美子 中田 英明 新井 麗華 中野 太陽 YU BINRU 鈴田 かな恵 NA HYUNWOO 白石 弥月 荒井 喬介 SIM JIAHUI 梅津 青一郎 永井 優心 大野 伸明 野田 明佳里 佐久間 貴昭 小山 健二 経済学科 経済学科 経済学科 経済学科 経済学科 経済学科 経済学科 経済学科 経済学科 経済学科 経済学科 経営学科 経営学科 経営学科 経営学科 経営学科 経営学科 経営学科 経営学科 経営学科 2年 2年 2年 2年 3年 3年 3年 4年 4年 4年 4年 2年 2年 2年 2年 3年 3年 3年 3年 4年 経営学科 経営学科 経営学科 法律学科 法律学科 法律学科 法律学科 法律学科 法律学科 法律学科 法律学科 法律学科 法律学科 法律学科 法律学科 法律学科 法律学科 法律学科 人間学科 人間学科 4年 4年 4年 2年 2年 2年 2年 2年 3年 3年 3年 3年 3年 4年 4年 4年 4年 4年 2年 2年 人間学科 人間学科 人間学科 人間学科 人間学科 人間学科 人間学科 人間学科 人間学科 人間学科 人間学科 人間学科 人間学科 人間学科 人間学科 人間学科 人間学科 人間学科 人間学科 教育学科 2年 2年 2年 2年 2年 3年 3年 3年 3年 3年 3年 3年 4年 4年 4年 4年 4年 4年 4年 2年 教育学科 教育学科 教育学科 教育学科 教育学科 児童教育学科 児童教育学科 児童教育学科 児童教育学科 児童教育学科 児童教育学科 情報システム工学科 情報システム工学科 情報システム工学科 情報システム工学科 情報システム工学科 共生創造理工学科 共生創造理工学科 共生創造理工学科 2年 3年 3年 4年 4年 2年 2年 3年 3年 4年 4年 2年 2年 3年 4年 4年 2年 2年 3年 共生創造理工学科 共生創造理工学科 共生創造理工学科 共生創造理工学科 看護学科 看護学科 看護学科 看護学科 看護学科 看護学科 国際教養学科 国際教養学科 国際教養学科 国際教養学科 国際教養学科 国際教養学科 3年 3年 4年 4年 2年 2年 3年 3年 4年 4年 2年 2年 3年 3年 4年 4年 LIU XIN SONG MINGYEONG 大泉 美空 菅原 良江 齊藤 心 亀山 勝利 小川 美佳 東 光太朗 織田 幸奈 戸田 ありす 宮前 翼 池邊 正浩 宮田 愛 梶原 悠慶 桑畑 正義 中村 心咲 安江 正美 杉山 香代 松本 可愛 成田 稀星 VILLARRAGA RODRIGUEZ MARIANA 佐藤 凛 猪熊 英一 及川 清美 小林 悠杏 作田 伸一 兼子 萌々 八ッ橋 七海 東條 夏実 小森 佳代 梨岡 華 高野 真美 高杉 春華 中矢 夏蓮 西田 佑果 小野 妙音 吉川 大地 水田 直子 松尾 光 松本 優心 UCHIDA MASAMI 小嶋 七鐘 田島 楓 鄭 興玲 橋本 大樹 澁谷 美佳 松名 由香 盛島 杏莉 西口 優花 辻 萌香 佐藤 萌美 沖谷 瑞保 中尾 汰壱 城地 遼 奥田 愛矢 大野 佳寿馬 YAMANAKA TAIKAN 川崎 昭太 猪澤 優衣 茂野 恵梨 後藤 三城 石谷 結依 大友 彩音 山下 春香 楠 久月美 大久保 亜弥音 馬場 咲来 宮村 明菜 長岡 未夢 井上 陽子 河淵 桜子 OGATA ARIGA Laura Lie 静野 光城 MILLIE YI 笹森 美子 仁後 明美 BAYARKHUU JAVKHLAN 稲田 正則 徳川 皓太 PUSHPANATHAN MANOJ 経済学部 理工学部 経済学部 経営学部 経営学部 4年 4年 3年 3年 3年 法学部 法学部 法学部 法学部 法学部 理工学部 4年 4年 4年 4年 4年 3年 理工学部 理工学部 国際教養学部 国際教養学部 国際教養学部 国際教養学部 2年 4年 4年 3年 3年 3年 国際教養学部 経済学研究科 国際平和学 国際平和学 理工学研究科 文学部 文学部 博士前期課程 2年 修士課程 2年 修士課程 2年 博士前期課程 2年 2年 4年 4年 教育学部 理工学研究科 法学部 経営学部 4年 東 香峯子 國分 大誠 猪俣 友莉菜 海塩 さやか 安江 正美 ORTIZ SUAREZ SANTIAGO 沖谷 瑞保 TO WING YIU 尾形 光雄 麻生 誉人 REGINA TAN HUI MEI 北原 千夏 河淵 桜子 TAI WEN FEI HALA KHATIB LIEW YI JIE 戸塚 健人 岡本 真咲実 中田 日和子 OH YEONHO HAN SEHUI 中山雅司ゼミ 「生命育(いのちいく)」 安田ゼミ50&51期生 Debate Network 「でぃーねっと」 第24回ダ・ヴィンチ賞受賞者(在学生) ●TOEIC IP 年間最高得点者 ●難関各種語学試験合格者・高得点者(英語・中国語・韓国語・イタリア語・フランス語・日本語) ●全国あるいは国際 規模の学会や団体からの最優秀賞の受賞、または、国内あるいは国際的に評価されている学術専門誌への筆頭著者としての論文掲載など、ゼミナー ル・研究室における研究や卒業研究等の内容の卓越性が対外的に認められた者 ●全国あるいは国際規模の学会や団体からの最優秀賞の受賞、ま た、そうした団体等が主催する大会、競技会などで優勝するなど、社会的に高い評価を得た団体や個人 ●スピーチコンテスト優勝者 学業等において 優秀な成果 2024年度春学期特待生 夏季大学講座のお知らせ 本年も創価大学キャンパスにて開催! 一部の講座は、後日オンデ マンド配信も行います。7月10日(水)より申し込み受付スタート! 50回目を迎える夏季大学講座。本講座は、創立者池田大作先生の ご提案で「市民に開かれた大学」を目指し、開学3年目の1973年よ り始まりました。本年も創価大学キャンパスにて対面講座を実施 します。ご都合により対面でご参加いただけない皆さまのために、 一部の講座を後日オンデマンド配信いたします。充実した多彩な 講座をご用意し、皆さまのご参加をお待ちしています! オンライン配信講座 対面講座 日 程:8月31日(土)・9月1日(日)創価大学にて 受講料:1講座3,000円(税込)※1講座3時間(90分×2コマ) 申込方法や講座の詳細は、右記のQRコードから 本学HPへアクセスし、ご確認ください▶ 配信期間:9月20日(金)10:00~10月14日(月・祝)23:59 受講料:8講座セット(見放題)で3,000円(税込) 第50回 博士前期課程 2年

予算 7,292,718 117,036 2,857,632 2,471,509 2,466,478 431 901,292 471,021 14,111,208 予算 7,698,681 10,340,967 2,191,378 80,000 0 80,000 20,311,026 △6,199,818 予算 4,355,400 1,577,218 5,932,618 予算 0 0 0 5,932,618 △267,200 予算 387,216 1,834,111 2,221,327 予算 219,476 750 220,226 2,001,101 (8,773) 41,227 1,692,674 △1,922,930 △230,256 △8,630,371 80,425 △8,780,202 22,265,153 20,572,479 科目 学生生徒等納付金 手数料 寄付金 経常費等補助金 国庫補助金 地方公共団体補助金 付随事業収入 雑収入 教育活動収入計 科目 人件費 教育研究経費 管理経費 徴収不能額等 徴収不能引当金繰入額 徴収不能額 教育活動支出計 教育活動収支差額 科目 受取利息・配当金 その他の教育活動外収入 教育活動外収入計 科目 借入金等利息 その他の教育活動外支出 教育活動外支出計 教育活動外収支差額 経常収支差額 科目 資産売却差額 その他の特別収入 特別収入計 科目 資産処分差額 その他の特別支出 特別支出計 特別収支差額 差異 20,340 1,023 △279,191 55,128 55,128 0 △52,424 △34,638 △289,762 差異 △12,292 614,819 64,568 24,730 △3,835 28,566 691,825 △981,587 差異 △154,343 △1,145,742 △1,300,085 差異 0 0 0 △1,300,085 △2,281,672 差異 △144,758 △16,916 △161,674 差異 △524,620 △70,454 △595,074 433,400 41,227 △1,889,499 △312,540 △2,202,039 0 80,425 △2,121,614 △1,751,521 137,978 決算 7,272,378 116,013 3,136,823 2,416,381 2,411,350 431 953,716 505,659 14,400,970 決算 7,710,973 9,726,148 2,126,810 55,270 3,835 51,434 19,619,201 △5,218,231 決算 4,509,743 2,722,960 7,232,703 決算 0 0 0 7,232,703 2,014,472 決算 531,974 1,851,027 2,383,001 決算 744,096 71,204 815,300 1,567,701 3,582,173 △1,610,390 1,971,783 △8,630,371 0 △6,658,588 24,016,674 20,434,501 本年度末 229,963,432 88,899,618 18,551,639 59,271,247 11,076,733 96,052,871 45,010,943 16,960,372 12,780,592 4,179,780 246,923,804 本年度末 3,814,072 3,814,072 3,094,645 1,650,657 1,443,988 6,908,717 本年度末 246,673,675 171,380,857 5,704,092 68,349,727 1,239,000 △6,658,588 △6,658,588 240,015,087 246,923,804 資産の部 科目 固定資産 有形固定資産 土地 建物 その他 特定資産 その他の固定資産 流動資産 現金・預金 その他 資産の部合計 負債の部 科目 固定負債 退職給与引当金 流動負債 前受金 その他 負債の部合計 純資産の部 科目 基本金 第1号基本金 第2号基本金 第3号基本金 第4号基本金 繰越収支差額 翌年度繰越収支差額 純資産の部合計 負債及び純資産の部合計 増減 6,775,703 △1,474,570 0 △1,140,384 △334,186 626,231 7,624,042 △3,341,418 △1,466,370 △1,875,049 3,434,285 増減 △94,120 △94,120 △53,768 42,977 △96,745 △147,888 増減 1,610,390 719,478 855,130 35,782 0 1,971,783 1,971,783 3,582,173 3,434,285 前年度末 223,187,729 90,374,188 18,551,639 60,411,631 11,410,918 95,426,640 37,386,900 20,301,790 14,246,962 6,054,828 243,489,519 前年度末 3,908,192 3,908,192 3,148,413 1,607,680 1,540,733 7,056,605 前年度末 245,063,285 170,661,378 4,848,962 68,313,945 1,239,000 △8,630,371 △8,630,371 236,432,914 243,489,519 予算 7,292,718 117,036 4,479,032 2,666,220 2,661,189 431 17,537,000 901,292 4,355,400 471,021 0 1,607,000 791,649 △2,223,391 14,246,962 52,241,939 予算 7,808,815 6,851,096 1,786,283 0 0 2,098,518 611,585 25,004,000 1,682,976 (8,773) 41,227 △1,816,045 8,173,484 52,241,939 収入の部 科目 学生生徒等納付金収入 手数料収入 寄付金収入 補助金収入 国庫補助金収入 地方公共団体補助金収入 資産売却収入 付随事業・収益事業収入 受取利息・配当金収入 雑収入 借入金等収入 前受金収入 その他の収入 資金収入調整勘定 前年度繰越支払資金 収入の部合計 支出の部 科目 人件費支出 教育研究経費支出 管理経費支出 借入金等利息支出 借入金等返済支出 施設関係支出 設備関係支出 資産運用支出 その他の支出 〔予備費〕 資金支出調整勘定 翌年度繰越支払資金 支出の部合計 差異 20,340 1,023 △287,171 72,415 72,415 0 △2,536,314 △52,424 △154,343 △708,717 0 △43,657 △109,109 5,916 △3,792,041 差異 3,722 598,565 39,259 0 0 147,696 9,155 203,100 △210,340 41,227 △17,317 △4,607,108 △3,792,041 決算 7,272,378 116,013 4,766,203 2,593,805 2,588,774 431 20,073,314 953,716 4,509,743 1,179,738 0 1,650,657 900,758 △2,229,307 14,246,962 56,033,980 決算 7,805,093 6,252,531 1,747,024 0 0 1,950,822 602,430 24,800,900 1,893,316 △1,798,728 12,780,592 56,033,980 (単位 千円) (注)金額は千円単位で四捨五入表記しております。合計額と端数差異が生じる場合があります。 2023年度 事業活動収支計算書 2023年度 貸借対照表 2023年度 資金収支計算書 創価大学では、大学運営の効率性、透明性を確保し、大学を支えてくださる関係者や社会一般に説明責任を果たすという観点から、財政情報の 開示を行っております。詳しくはホームページに今回の事業報告および決算各種資料を掲載しておりますので、ご参照ください。今後とも、「学生 のための大学」「社会に貢献する大学」をモットーに、教育・研究の一層の充実を図るとともに、財政の健全化に向けて、鋭意努力してまいります。 〔予備費 〕 基本金組入前当年度収支差額 基本金組入額合計 当年度収支差額 前年度繰越収支差額 基本金取崩額 翌年度繰越収支差額 (参考) 事業活動収入計 事業活動支出計 2023年度 学校法人創価大学の 事業および決算報告書 Fiscal Year 2023 Soka University Business and Financial Report 18 SUN122 2024 Summer 事 業 活 動収 入 の 部 教 育 活動 収 支 教 育 活動 外 収 支 特 別 収支 事 業 活 動支 出 の 部 事 業 活動 支 出 の 部 事 業 活 動 支出 の 部 事 業活 動 収 入の 部 事 業活 動 収 入の 部

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