園田 雅代(教授)

ソノダ マサヨ

専門分野 臨床心理学
担当科目 臨床心理学など
研究テーマ カウンセリング・心理療法の実践的研鑽と理論的構築、コミュニケーションスキルトレーニング

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研究者情報詳細

ゼミテーマ 1. カウンセリング・心理療法の基礎的理解と実践的スキル実習
2. ゼミ生の問題意識にのっとった文献精読やディスカッション
(ここ最近のテーマでは、「子どものうつ」「自己信頼の育て方」「児童虐待」など)

文系大学院 教育学専攻

  • 専門分野 臨床心理学(クライエント中心療法をベースに家族療法・コミュニケーションスキルトレーニングなどを活用)・アサーション(自己表現)トレーニング
    研究テーマ 1.カウンセリング・心理療法の実践的研鑚とその理論的構築
    2.自尊感情ならびに自他相互尊重の意識を育成する自己表現トレーニング
    3.個人ならびに家族の生涯発達論
    研究紹介 研究テーマについてはこれまで、例えば「セラピストとクライエント:フロイト・ロジャーズ・ギル・コフートの統合」(マイケル・カーン著 誠信書房)の翻訳、ならびに「子どものためのアサーション」(共著、日本・精神技術研究所)、「教師のためのアサーション」(共編著、金子書房)、「自分を守る力を育てる」(監訳 金子書房)「女性の発達臨床心理学」(共編著、金剛出版)などの出版につながっています。
    それ以外では、一例一例ごとに多様な関わり合いであるカウンセリング・心理療法のエキスをどう一般化し、学び手に生きた知識やスキルとして伝えうるか、学び手自身が自己理解・他者理解を深められるような教育はどうしたら可能かについても、大いに関心があります。そのことの現時点でのひとつのまとめとして、「臨床心理学とは何だろうか」(共編者 新曜社)を2011年3月に刊行致しました。
    研究・教育方針ですが、「ハードだけれど面白い」「現場で生かせる、心理臨床の実践的スキル(技能)が少しでも身に付く」研究や教育をじっくりと生み出していきたい、と願っています。「研究が教育に生き、また教育が研究に良き刺激をもたらす」ような、双方の風通しの良いあり方をこれからも模索し続けたく、実際のところ、院生たちとの真剣な学びは、私自身をも大いに賦活してくれていると感謝しています。
    本専修課程は創設されてから10数年たちます。修了生の多くが臨床心理士試験に合格し、また心理臨床や教育・福祉などの現場で日々、丁寧な良い仕事をしており、おのおのの場で周りからの評判もとても良いこと、これは大いに誇りだと感じています。あわせて、現役の院生たちの真摯な学びにも、特筆すべきものがあります。修士1年次からの半年に及ぶ学校臨床実習、2年次の1年間かけて行う病院実習など、同じ分野の他大学院よりも、多様な心理臨床実習に力を入れていることも、本専修課程の特長のひとつといえます。
    この分野をお考えの方には、ぜひとも本学にチャレンジしていただきたいと願っております。

ページ公開日:2017年08月07日
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