2019年04月15日 16時00分

英語嫌いだった自分が英国大学院に。学びの「つながり」によって、成長できたFILAでの4年間!

斉藤 みず希さん (2015年入学) 
ブリストル大学大学院
進学予定 
「英語嫌いだった自分が、英国大学院に進学するなんて夢のようだ」と語るのは、国際教養学部を今春卒業した斉藤みず希さん。(2019年3月卒業)学部の仲間や教授の励ましがあったから、難しい授業の課題にも挑戦することができた。アフリカでのボランティアや国際寮の責任者など、興味のあることに真正面から挑戦し続けてきた斎藤さん。今秋には、イギリスでもトップ10位以内にランクインする名門大学、ブリストル大学大学院に進学予定だ。
自分でも驚くほど成長を遂げることができたという彼女に話を伺った。

進路決定、おめでとうございます!ご自身の進路を選ばれた経緯をお聞かせください。

ボランティアで訪れたケニアにて
 ありがとうございます!私が進路を決定したのは、2年生から3年生に進級する春休みの間でした。進路に迷っていた当時、漠然と興味のあったアフリカや教育格差等の社会問題について、この目で見て、その思いを確認するために、1ヶ月間ケニアにある孤児のための小中学校にて、ボランティアを経験しました。決して整っているとは言えない教育環境下で、懸命に学ぶ子供達や、大きな夢を持って指導する先生方、そして少ない資金でその人たちを支える現地のNGOの人々と共に生活する中で、このような人たちの力になるために、将来は教育開発の現場で働きたいと思うようになりました。そのためには、まだまだ学びが足りないと感じ、大学院で学ぶことを決意しました。

 卒業後すぐに大学院に進学すべきか迷いましたが、イギリスの大学院へ進学された先輩や、国際教養学部の教授陣、イギリス大学院留学をサポートする留学エージェントの方と話し、考え抜いた結果、卒業後すぐの進学を決意。理由としては、国際教養学部で学んだ勢いのまま進学したかったという点と、大学院で学びたいことが明確であったという2点です。

ご自身の進路を勝ち取るにあたり、どのような努力をされましたか?

ゼミ担当教員のマクドナルド学部長と
 イギリスの大学院にはIELTSという語学スコアが必要ですので、必死に対策を行いました。試験勉強は、地味極まりなかったのですが、少しでもスコアが上がるようにと何回も受験しました。最後に受けたIELTSのSpeakingセクションで7.5を取れたときは、とても嬉しく、入学時、周りと自分を比べて自信を持てていなかった自分に対し、「ここまで成長できるんだよ!」と教えてあげたい気持ちになりました。

 最も重要な出願書類である「Personal Statement」 を書くにあたり、留学エージェントのサポートも得ながら、限られた文字数で何を書くべきかを考え、何度も推敲しました。その際、ゼミの担当教員であるマクドナルド学部長には何度も手伝っていただき、大変に感謝しています。
 
 具体的には、下記の4点について述べました。
(1)学部での学び (特に卒業論文について)
(2)ケニアでの経験を交えこの分野を専攻しようと決定した理由
(3)2年間の国際寮での寮役員の経験を元に自身の人物像について説明
(4)修士課程で学びたいことと将来の展望

 また、国際教養学部では必修の卒業論文の執筆は、大学院でもっと学びたいというモチベーションとなりました。2年間かけて何度も推敲しながら作成したので、出願書類作成にも役立ちました。
 大学院選びに関しては、留学エージェントの主催する大学院フェスタに参加し、志望校を絞りました。4年前期に興味がある分野を絞り込んだ際、エージェントの方とも相談し、それまで志望校ではなかったブリストル大学を新たに第一志望にすると決め、出願。
 結果として、ブリストル大学大学院より、オファーをいただくことができました。

国際教養学部での学びは、ご自身の進路にどのように活かされましたか?

 英語は昔から苦手でしたが、1年次の留学帰国後から、国際教養学部にて3分野に渡る専門科目を幅広く受講する中で、「自分は何を学び、世界に貢献したいのか」と考えるようになりました。授業を通じて多くのことを学びましたが、1番の大きな学びは「自分の無知を知った」ことです。自身の無力さに何度も憤りを感じましたが、優秀で探究心溢れる仲間たちをみて、自分を鼓舞することができました。国際教養学部に入っていなければ、海外大学院を志望することは、夢のまた夢であったと思います。

創価大学・国際教養学部の魅力はどのようなところにありますか?

お世話になった山田副学部長
 国際教養学部の魅力の一つは、最優秀かつ温かい教授陣です。言葉では言い尽くせないほど、4年間を通じて学部の先生方には大変にお世話になりました。授業の質問はもちろん、進路の相談も真剣に聞いてくださり、学修する上で重要なことや、人生の哲学を教えていただきました。
 
 学部の仲間も魅力の一つです。学部の学友たちと、授業の課題を夜中まで一緒にやったり、留学から帰国後、より難しくなった課題に一緒に取り組みテスト勉強をしたり、授業内容について議論しあったことは宝の思い出です。特に、エッセイを書くのが苦手だった私は、周りの優秀な友人に添削してもらい、アドバイスを貰ったりもしました。自分の課題もあるのに、真剣にアドバイスをくれた友人に心から感謝しています。
 
 また、充実した学部の教育プログラムもとても魅力的でした。2年次までは、他学部の学生のように一つの分野を集中して勉強すべきなのでは無いかと思ったこともありましたが、4年間を通して、各分野での学びの「つながり」を感じることができ、Liberal Arts(教養教育)の価値を体感しました。最高の教授たちによる授業は、ついて行くのに必死でしたが、教授自身の学問への挑戦を常に感じることができ、自分なりに頑張ることができました。

今後、どのようなキャリアプランを展望されていますか?

 修士課程を終えたあとは、アメリカ・コロンビア大学ティーチャーズカレッジでの博士課程に進学しようと考えています。たくさん学び、様々な経験を積み、自身の分野で一流になってから、最終的には、母校に戻り国際教養学部で教鞭を取ることが私の夢です。学びに学び、お世話になった国際教養学部に恩返しをしたいと決意しています!

その他、4年間、国際教養学部2期生として学んできた率直な感想をお聞かせください。

万葉国際寮の仲間たちと
 英語が嫌いで、勉強効率も悪く、頑張っても周りの学生に追いつけない自分に何度も落胆しましたし、この学部にいることを恥じる日もありました。それでも、教員や職員の方々、学友、そして両親が、私のことを見捨てずに信じ抜き、支えてくださったおかげで無事に卒業することができました。国際教養学部生として創価大学で過ごした4年間は、私の人生の中で最も苦難が多く、失敗したことも多々ありましたが、自身の限界に挑戦する中で、最高の縁を結ぶことができ、私の人生における宝の4年間となりました。将来、どこで学ぶことになっても、私の学びの原点は、創価大学国際教養学部にあります!個性的で優しい同期の仲間とは、一生涯共に学んでいきたいです!

学部の後輩、未来の国際教養学部生へのメッセージをお願いします。

  創価大学国際教養学部には、最高の教授・学友がいます。是非、国際教養学部で徹底的に英知を磨き抜いてください!私も国際教養学部で学んだことを誇りに、世界で活躍したいと決意しています。学びの中で磨かれる忍耐は、人生最強の武器になります。Liberal Arts(教養教育)は自分の視野を広げ、世界への扉を開いてくれます!4年間この学部でがむしゃらに学ぶことは、金の思い出となり、人生の糧となります!
一緒に世界中の「一人一人」のために、向学の命を燃やしましょう!

斉藤 みず希 Saito Mizuki

  • ●学部:国際教養学部国際教養学科
    ●留学先:南カリフォルニア大学
    ●主な専攻分野:Educational Policy and International Development
    ●指導教授:Laurence MacDonald教授
    ●進学先:ブリストル大学大学院 進学予定
    ●おすすめの授業:
     春学期:Contemporary Political Theory
     秋学期:Education for Sustainable Development, Citizenship and Democracy in a Global Age, Global Justice and Intercultural Ethics
    ●出身高校:創価高校

ページ公開日:2019年04月15日 16時00分