2020年10月13日 16時23分

入学時は”Thank you!”しか自信を持って話せなかった自分が…名門英国大学院に進学!“英語で学ぶ力”を培ったFILAでの4年間

山根未來さん(2020年3月卒業) イギリス・バーミンガム大学大学院 経済学修士課程 進学
 英語力に自信の無かった入学時。しかし、先輩方の活躍に憧れを持ち大学院進学を決意!FILAでの学習、クラブ活動、留学など全てに全力で取り組んだ末、見事4つの海外大学院より合格を掴み取ることが出来た!そんな山根さんに国際教養学部の魅力について語ってもらった。
 

進路決定、おめでとうございます!バーミンガム大学大学院へ進学を選ばれた経緯をお聞かせください。

フラダンスサークル(大学祭)
 ありがとうございます!  尊敬する先輩方が大学院進学を決めて活躍される姿を見て、憧れを持ったことが、大学院進学を決めたきっかけです。また、私は学部時代に、フラダンスサークルに入って自然と文化の繋がりを学び、日々学部の教授の話を聞く中で、自然や環境問題に関心を持つようになりました。  大学院では、ゼミで専攻していた経済学の側面からさらに環境問題について知識を深めたいと思い、「経済学修士課程」で経済学的知識や能力を鍛えながら、自分の持っている興味関心を全力で探求していきたいと考えています。

学部必修留学・南カリフォルニア大学での留学経験はいかがでしたか?

留学先(南カリフォルニア大学)のメンバーと

 留学経験はたくさんの発見で溢れていました。USC(南カルフォルニア大学)では、バドミントン部とUSCハワイクラブに所属し、他にもボランティア活動や日本語会話プログラムに参加するなど、なるべく現地学生と交流できるように活動しました。英語を学ぶだけではなく、英語をツールとして生活することはとても難しく、特に現地学生の会話を聞き取るのにいつも苦労していたのを覚えています。何度かUSCのクラスを自由聴講したり、イベントに参加した時も、主旨・話題を理解するので精一杯だったもどかしさを今でも鮮明に覚えています。

 留学先で見た景色はとても鮮やかでした。西洋の建物の美しさや信じられないくらい大きい高速道路、また、アメリカ大統領選挙期間中のメディア・学生の熱を感じ、日本では見られないたくさんの新しい景色が目の前に広がっていました。そのような新しい環境でもっと英語を学ぶだけでなく、英語で学べるようになりたいと感じていました。今思えば、その悔しさと小さな夢も、今回の大学院進学の夢に繋がった理由の一つであったと思います。

留学経験はその後、進路決定にどのように活かされましたか?

留学先のフラダンス仲間と

 留学経験はその後の学びへの意欲に大きく影響しました。留学後の学部生活は、フェーズ2であり国際教養学部の醍醐味だと思います。大学へ入学してから留学までは、「英語力を磨く」ことにフォーカスを当てていましたが、留学帰国後は「英語で学ぶ」ことが中心になります。その点において、新たな章に入ったようで、留学で得た経験や感情を胸に、ひとつひとつのクラスに全力で取り組みました。留学経験があったからこそ、英語力に関しても学部で求められるTOEFL iBTのスコアを取得達成するのみならず、英語で意見交換することやエッセイを書き上げる力が培われました。加えて、帰国後は経済学・国際関係論・社会学などの様々な学問への知的好奇心が向上し、世界の課題と向き合う面白さを感じられました。

中国・中央財形大学での短期留学も経験されたそうですね。具体的にどのようなことを学びましたか?

短期留学にも挑戦!(中国・中央経済大学)

 中央財経大学のサマープログラムでは主に中国経済やビジネスを勉強しました。授業のみならず、実際に企業訪問などをして中国の経済発展を様々な角度から学びました。また、北京周辺の観光や中国語講座もあり、この留学を通して中国そしてアジアに興味を持ちはじめました。

 コンビニエンスストアやご飯文化などの、アメリカとは違う日中の共通点を発見しつつ、自転車のシェアリングエコノミーや電子マネーの普及などの当時の日本とは違う経済の発展がみられ、中国経済の勢いを感じました。留学というと、ヨーロッパやアメリカなどのイメージを持ってしまいがちですが、アジア留学にも多様な魅力を発見した一か月でした。

マレーシア短期研修から学んだことは何ですか?

マレーシアの短期研修メンバーと杉本教授

 マレーシアで実施された2週間の短期研修(インターナショナル・フィールドワーク)では、社会課題に向き合う難しさを学びました。約5カ月にわたる日本でのマレーシアに関する事前勉強を行い、その後現地で社会問題解決型のプレゼンテーションを行いました。そこで私たちのグループは、アジアの経済発展に伴う人口構造について、マレーシアと日本を比較しプレゼンテーションを行いました。その中で、解決策を見つけることはもとより、解決したいことを具体的な課題に落とし込むことや、プレゼンを通して何を伝えたいのかを、グループメンバー全員で共有し見つけ出すことの大変さを感じました。
 
また、仲間と支え合い楽しむ大切さに気が付いたのもマレーシア研修です。研修中の私は、学びと同じまたはそれ以上に、バスでの移動中や観光地でのレクリエーションに最大限の力を注ぎました。その努力が報われたのか、研修の集中講義に疲れる日々でしたが、それでもメンバー全員と信頼関係を結び、楽しく支え合うことができました。それまでは私自身、英語のスコアや授業の成績などで、他者をライバル視し、比較することが多かったですが、研修を通して、苦難を分かち合い心から支え合える仲間の重要さに気が付きました。学びも本気、遊びも本気の同期に恵まれたからこそ、その後も濃く楽しい大学生活を過ごせたと確信しております。改めて、同期の皆や先輩後輩には心から感謝しています。

入学後から今までを通して、山根さんにとって国際教養学部はどのような学部でしたか?

3・4年次日中韓ユースフォーラム(韓国)に参加

 国際教養学部は自分の目指す目標へ可能性を広げられる学部だと思います。その背景には、学際的なカリキュラムに加えて、学生間や教授との強いネットワークが寄与していると思います。学部の友人はそれぞれジェンダーに関する問題や貧困問題、途上国の教育、日韓関係などの学習をしており、興味関心が多岐にわたります。ゼミでの専攻分野も全く異なるからこそ、クラスでのディスカッションではより視野が広がり、お互いで学び合う関係が築けました。同期だけでなく、先輩後輩とも距離が近く触発し合える学部のコミュニティは国際教養学部にしかない大きな魅力だと思います。

 また、私のFILAでの4年間は教授陣にも強く支えられた期間でした。私は1年次からオフィスアワー(学生と教員が自由にコミュニケーションできる時間帯)を積極的に利用し、様々な教授から授業の質問や進路相談においてたくさんのアドバイスをいただきました。大学4年次の海外大学院進学の準備の際は、どこまでも可能性を信じてくださる教授陣の、数えきれない程多くの励ましやサポートがあったからこそ、TOEFL iBT やGRE(ETSが実施する海外大学院進学のための共通テスト)で高得点を取得することができました。結果として、進学先へ出願書類の準備ができ、大学院の合格に繋がったと確信しています。学部の教授と出会うことができ、多くのことを学べたのは、私にとって大学生活の1番の財産です。学部の教授陣、そして職員の皆様には深く御礼申し上げます。

大学院ではどのような研究をしたいですか?今後のキャリアプランを含め教えて下さい!

創大祭での展示

 修士課程修了後は、日本での就職を考えています。具体的になりたい職業やキャリアプランなどは現在も模索しています。まずは目前の修士課程に集中し、得た知識やネットワークを最大限に利用して一番ワクワクする道を探していきたいです。キャリア設計は悩むことが多いですが、私は人生を通して環境保全と経済活動の両立を目指し貢献できる人になりたいと考えています。

最後に、学部の後輩、未来の国際教養学部生へのメッセージをお願いします。

国際教養学部の最高の仲間と卒業!

 入学時は”Thank you” しか自信を持って話せなかった自分が、国際教養学部での4年間を通して海外院進学を決断し、実現させるとは想像していませんでした。しかし、国際教養学部にいたからこそ、自分1人では思い描き成し遂げることができなかったような、多様な経験ができました。

 今、世界が未曽有の転換期にあり、慣れないオンライン授業に疲れが溜まったり、学校で友達と会うことが出来ないなど、一人ひとりがいろいろな困難に直面していると思われます。しかし、これから学ばれる皆様には、夢をあきらめずに、今できることを楽しみながら、自分の可能性を思いきり広げて頂きたいです!私も同じ心意気で頑張ります!

山根 未來 / Yamane Miku

    • 留学先:南カルフォルニア大学
    • 主な専攻分野:アジア経済学
    • 指導教授:杉本一郎教授
    • 進学先:バーミンガム大学大学院 経済学修士課程
    • おすすめの授業:Capstone / 上級ミクロ経済学(ゲーム理論)/ データサイエンス

ページ公開日:2020年10月13日 16時23分
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