2022年12月27日 11時00分

【卒業生の活躍紹介】CA採用中止で”挫折”からの逆転劇

外部記事 国際教養学部

    末永 和乃さん (2022年3月卒業) 日本航空株式会社
    CAになることを目指してFILA(国際教養学部)で英語を磨くも、コロナ禍でまさかの採用募集が中止に、、、「将来が全く見えなくなった。」と、想像し難い経験をどのように乗り越えたのか。また、FILAでの経験が内定に活きたと語る学生生活について伺いました。

    どのような理由でCAを目指されましたか?

    留学先のニュージーランドでFILAの仲間と
     小さい頃から飛行機が大好きで、海外を飛び回るCAという仕事に漠然とした憧れがありました。CAになるために英語を学びたいという想いが、国際教養学部を選んだ理由の1つでもありました。大学では2年間、残寮生として留学生のサポート、1回目の就職活動を終えてからはRSS(※就活支援スタッフ)に挑戦をさせていただく中で、誰かのために動けることの尊さ、そしてそれが私にとっての何よりの原動力になると感じ、最終的にはCAという仕事は自分のやりたいことを実現できる仕事なのではないかと思うようになりました。

    FILAではどのような挑戦をされてきましたか?

    就活イベントにてRSSの仲間と

     英語は決して得意ではなかったので、大学1.2年次は英語で行われる授業自体が大きな挑戦でした。2年時にニュージーランドに留学をした際には、自身の語学の勉強だけではなく、英語で日本語を教える経験をさせていただきました。大学3年からは経済学に興味を持ち、杉本一郎先生のゼミに所属し、大学祭でゼミメンバーと公開ディベートをしたり、就職活動と両立しながら、4000字のジュニアペーパーの作成にも挑戦しました。FILAでの4年間は、授業の予習や課題など1つ乗り越えるとまた次がやってくる、怒涛の日々でした。

    コロナ禍によってCAの募集がなくなり、どのように気持ちを切り替えましたか?

    留学生寮の寮の仲間と
     「自分はCAになるんだ!」と疑うことなく過ごしてきた4年間だったので、最初は将来が全く見えなくなるような感覚でした。しかし、何事にも挑戦する姿勢を忘れない友人、寮で毎日深夜まで勉強に励む留学生の姿、心が沈みそうな時に励ましを送ってくださった大学職員の方の存在が大きな心の支えとなり、自分も頑張ろうと思うことができました。「いつか挑戦することができる日まで別のことを頑張ろう、もしかしたらCAよりもなりたい仕事があるかもしれない!」と前向きに捉え、必ず就職活動を成功させる、と心に決めて1回目の就職活動に取り組みました。

    どのようにして再挑戦を決め、どのようなことに取り組んで来られましたか?

    RSSのプロジェクトメンバーと
     卒業式の直前に日本航空の採用再開を知り、就職先も決まっていたので、再挑戦をすぐに決めることはできませんでした。日本航空で働く創大の先輩に、「頑張って勝ち取った内定先の仕事にも挑戦してみたい」という正直な気持ちを打ち明けたところ、「嘘はつく必要ないし、今の仕事も頑張っている末永さんをそのまま面接で出し切ればいいんだよ。」と励ましをいただき、「仕事にも誠実に向き合いながらCA合格も目指そう」、と挑戦する決心をしました。具体的な取り組みとしては、1回目の就職活動で使っていたESや、自己分析ノート、面接ノートを見返したり、キャリアセンターの方にも個人的にサポートしていただきました。

    FILAでの学びや経験を通して、今に活きていると感じるのはどのようなことでしょうか?

    寮でのハロウィンパーティーにて
     FILAでは留学生と関わることが多かったので、海外の方と抵抗なくコミュニケーションがとれるというのは、今の仕事で海外の方と一緒に仕事をさせていただく際に活かすことができています。大学4年間、諦めずにFILAで頑張ってきてよかったと日々感じています。また、常に目の前のことに全力で向き合っていく姿勢も活きていると思います。FILAでの4年間は、授業の課題と予習、TOEFLやジュニアペーパーなど、いつも何かに追われているような生活でした。1回目の就職活動で諸活動と学業との両立、現職とCAの採用試験を両立することができたのは、間違いなくFILAで鍛えられた4年間があったからだと思います。

    現役生の皆さんへメッセージ

    寮生の入学式に寮の仲間と
     大学4年間、留学、学部の勉強、残寮生、就職活動、就活支援スタッフへの挑戦など、今の自分にできること全てに挑戦をしてきました。その挑戦をしている間、「この活動に意味はあるのな?」「この勉強って将来生きるのかな?」と何度も思うことがありました。しかし、その時はなんの意味があるのかわからないことであっても、後になって振り返ると何1つ無駄になっておらず、その全てが繋がる時が必ずやってきます。ぜひ、目の前にある授業、課題、部活動など、自分ができる最大限まで挑戦し尽くしていただきたいと思います。

    受験生の皆さんへメッセージ

    FILAの仲間とオーストラリアにて
    創価大学は、切磋琢磨できる友人、そばで応援してくださる教授・先輩など、学業だけでなく一生涯の宝物が沢山できる場所だと思います。ご自身の未来ある進路獲得を応援しています!

    末永 和乃

    • ●出身:東京都
      ●留学先:オークランド大学(ニュージーランド)
      ●主な専攻分野:開発経済学
      ●指導教授:杉本 一郎教授
      ●就職先:日本航空株式会社
      ●好きな言葉:チャンスの女神には前髪しかない
      ●好きな本:生き方(稲盛 和夫 著)
      #愛犬家
      #いつでもポジティブ
      #目指せ毎日10,000歩

    ページ公開日:2022年12月27日 11時00分
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