2022年11月30日 10時41分

第15回GCP総会が開催されました

    グローバル・シティズンシップ・プログラム(GCP)の総会が、11月27日(日)にハイブリッド型式(対面・オンライン)で開催され、卒業生と現役のGCP生ら約110名が参加しました。

    総会では、GCPディレクターの佐々木諭教授のあいさつの後、卒業生紹介に続き、在学生を代表して3名、卒業生を代表して2名が活動報告しました。

     

    GCP 13期生の稲田正則さん(経済学部・1年)は、GCPと学部の勉強の両立に励む中、語学試験と春学期の成績で目標の結果を残せたことを報告しました。また夏休みには、GCPでの学びを活かし、約10か国の学生たちとグループワークをおこなう学外の英語プログラムに参加。将来は貧困問題の解決に貢献し、世界で活躍する世界市民へと成長する決意を述べました。

     

    GCP12期生の中沢大樹さん(教育学部・2年)は、この夏に実施されたGCP海外研修についての報告と今後の決意を述べました。海外研修では、研修先のキャピトル大学関係者に温かく迎えていただきながら、現地でのフィールドリサーチをおこなったことを報告しました。そして、将来は学びに飢える子供たちに尽くせる教育者になるとの決意を述べました。

     

    GCP 10期生の吉井太郎さん(法学部・4年)は、コロナ禍で交換留学が中止になった中、司法試験の予備試験の受験を決意。GCPでの薫陶を活かし、懸命に努力を重ねる中で見事、本学初となる3年次の司法試験の予備試験に合格したことを報告しました。卒業後は海外大学院に進学し、生命尊厳の哲学を持ち、世界の人権課題の解決に貢献できる法律家になる決意を述べました。


    その後、GCP卒業生を代表して2名の方が活動報告を行いました。

    GCP 6期生の塩田貴子さん(法学部卒)は、本学卒業後、ノルウェーのオスロ大学大学院の修士課程に進学。研究と修士論文が多忙を極める中、就職活動においても高い評価をいただき、明年より国際協力機関で働くことを報告しました。そして「これからも、何があってもあきらめず、最後は勝って見せるとの決意で、誰一人取り残されない社会の実現に尽力して参ります。」と決意を述べました。

     

    GCP 4期生の鈴木伸子さん(工学部卒※現理工学部)は、本学卒業後、イリノイ大学シカゴ校の博士課程に進学。GCPで培った能力を活かしながら、大学院生活では多くの苦難を乗り越え、多方面で活躍したことを報告しました。また、この10月より大手製薬会社に勤め、「この仕事を通して、革新的な薬を待ち望んでいる患者さんたちに少しでも早くお届けするための後押しをしたいです。」と決意を述べました。


    最後に田代理事長が、「自分たちが学んだことを、自己の利益のためだけでなく、人類の平和と幸福のために活かしていける人材になっていただきたい。創価教育は、そのような人材を育てる教育であり、その先頭をきっていくのがGCP生であると思います。」とエールを送りました。

     

    ページ公開日:2022年11月30日 10時41分