創大Days

2020年09月01日

丹木の歳時記2020 葉月(五)

創大Days編集部

相変わらず残暑が居座り続けていますが、日が暮れると涼やかな虫の音も聞こえてきます。まだ青い毬栗(イガグリ)や萩の花を見ると、秋は遠からずやってくるのでしょう。オニヤンマの複眼のエメラルドグリーン。狐の剃刀(キツネノカミソリ)の朱色。「文学の池」に浮かぶ睡蓮(スイレン)のピンク。去りゆく夏を留めるような色合いに、しばし暑さを忘れて見とれてしまうこともあります。生きとし生けるものが輝く夏。写真の玉虫(タマムシ)は既に身罷(みまか)っていましたが、虫や蝶たちは来シーズンもまた美しい姿を見せてくれることでしょう。
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ページ公開日:2020年09月01日


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