創大Days

2021年06月15日

丹木の歳時記2021 水無月(二)

創大Days編集部

紫式部(ムラサキシキブ)の香り漂うキャンパスで時折、激しい縄張り争いに出くわすことがあります。不要な争いに巻き込まれないよう遠巻きに眺めていると、自分のテリトリーに侵入した相手を執拗に追いかけ回し、侵入者が這々(ほうほう)の体(てい)で退散するとすぐさま縄張りに戻ります。そして再び周囲への警戒体制に入ります。もう少し穏便に済ませるわけにはいかないのでしょうか。とは言え、これはトンボの話。「文学の池」ではシオカラトンボの空中戦が始まっています。玉虫(タマムシ)やムラサキシジミはトンボの縄張り争いを模様眺めの様子です。紫陽花(アジサイ)の近くで見つけたカタツムリ。唱歌に「角(つの)だせ槍(やり)だせ」とありますが、こちらは平和主義者なのか、角や槍を突き合わせて争っている姿を見かけたことはありません(笑)。
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ページ公開日:2021年06月15日


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