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2015年01月12日

環境破壊の原因を究明し、修復を目指す修復生態学

創大Lab編集部

戸田 龍樹 教授 工学部環境共生工学科
(広報誌「SUN」2015年4月号:「学問探訪」に掲載記事より)

海藻が繁る豊かな海を取り戻す! 町が期待を寄せるプロジェクトが始動

2014年10月、長崎県五島列島の新上五島町で町の未来を賭けたプロジェクトが始まりました。その名は「陸と海を繋ぐ“栄養塩循環システムによる藻場再生実証実験”」。藻場とは沿岸部に形成された海藻類の群落のことで、魚の産卵や稚魚の生育など海産物の棲息に欠かせない存在ですが、近年この藻場が各地で消失しているのです。新上五島町でも消失が進み、その影響で現在の漁獲量は最盛期のわずか3分の1。プロジェクトが成功すれば、海藻が繁る豊かな海が甦ると町全体が期待しています。このプロジェクトの代表者として中心になって活動しているのが工学部、戸田龍樹教授です。
ページ公開日:2015年01月12日


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