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2018年05月12日

ユッカ・シウコサーリ駐日フィンランド大使が本学を訪問し、学生に講演をしました

北ヨーロッパ・フィンランド共和国ユッカ・シウコサーリ駐日フィンランド大使が5月8日(火)に来学し、本部棟と中央教育棟を訪問し、本学の馬場善久学長、小山内優国際部長らと懇談しました。

懇談会では、創価大学とフィンランドの諸大学との交流等について意見交換しました。その後、中央教育棟2階のラーニング・コモンズSPACeで、教職員、学生約50名に講演しました。

講演会でシウコサーリ大使は、「フィンランド外交政策の平和維持、平和構築と平和調停」とのテーマで、フィンランドの歴史に触れながら、「フィンランドは、1200年頃から1800年頃までの約600年以上、スウェーデンの一部でした。フィンランドはスウェーデンとロシアの間に位置し、ロシアとの戦争も多く行われていました。そのためフィンランドには長い戦争の歴史がありました。1809年より、フィンランドでは、ロシアの支配のもと、フィンランド人による内政がはじまり、政府と経済が成長しました。そして、ロシア革命で1917年に独立し、1955年には国際連合に加盟しました。深い戦争の歴史があるからこそ、国際連合と共に平和構築に積極的に前進しています」と語りました。

講演会に参加した学生からは次のような声が寄せられました。
  • フィンランドの歴史はあまり知らなかったので、多くのことを学ぶ機会になりました。大使の話がすごくわかりやすく、フィンランドへの興味がわきました。(国際教養学部3年・女性)
  • 同じヨーロッパでも、フィンランドのことあまり知らなかったです。ヨーロッパの仲間として、これからも関わっていきたいです。(工学研究科・男性・イタリア出身)
ページ公開日:2018年05月12日