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2018年12月05日

本学理工学部の中國正寿助教が国際会議で「優秀発表賞」を受賞しました

10月15日から19日に、つくば国際会議場で開催された国際学会「第17回世界湖沼会議(17th World Lake Conference)」にて、本学理工学部の中國正寿助教が優秀発表賞(Best Presentation Award)を受賞しました。

本国際会議は、国際湖沼環境委員会(International Lake Environment Committee : ILEC)と世界各国の団体が主催する世界の湖沼及び湖沼流域を研究対象とした会議です。世界各国の研究者の他、NGO、市民団体、企業や行政の専門家らが集い、湖沼に関する研究成果や環境問題に対する課題や対策を発表、共有し合う場です。

本年度は、ILECと茨城県が主催し、「Harmonious Coexistence of Humans and Lakes -Toward Sustainable Ecosystem Services- (人と湖沼の共生 -持続可能な生態系サービスを目指して-)」というテーマのもと、50の国や地域から約5500人が参加し、議論を深めました。
優秀発表賞(Best Presentation Award)は、第17回世界湖沼会議分科会にて発表された全432件の中でも特に優れた発表28件(口頭発表部門:17件,ポスター発表部門:11件)に贈られた賞です。中國助教は、そのうちのポスター発表の部門で、山本修一教授、北野純一さん、上村仁さんと「Historical change from fresh water to brackish conditions in Lake Suigetsu inferred from sterol tracers」というタイトルの研究成果を発表し、同賞を受賞しました。

今回の受賞にあたり、中國助教は「このような賞をいただき大変に嬉しく思っております。これも、山本教授をはじめ皆様のご指導、ご助言によるものであり、この場をお借りして、深く御礼申し上げます。今後もこの賞を励みとし、本研究のさらなる発展を目指して研究に取り組んでまいります」と述べました。
ページ公開日:2018年12月05日