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2019年10月15日

第49回創大祭・第35回白鳥祭を開催 ― 10月5日・6日に一般公開

10月4日(金)、第49回創大祭・第35回白鳥祭「創価栄光の集い」が本学の池田記念講堂で開催され、米国・ネブラスカ大学リンカーン校教授のケネス・プライス博士が講演しました。

第1部では、パイオニア吹奏楽団の演奏にあわせてオープニングムービーを上映。イチャリバチョーデーズの演舞に続き、短大生とヴォーカルグループの合唱、Pride of Sokaによる演奏が披露されました。30カ国以上から集った留学生のダンスの後、アメリカ、イギリス、ガーナ、韓国からの留学生が日本語でスピーチしました。学生有志とヴォーカルグループの合唱に続き、最後に全参加者で学生歌を合唱しました。

第2部の記念式典では、水元昇創価女子短期大学学長の挨拶に続き、田代康則理事長が創立者池田大作先生からのメッセージを紹介しました。
創立者は、「何ものにもまして壮大な広がりを持った、この人間生命の限りなき可能性、なかんずく『価値創造』の力に、人類は今再び、目を向けるべき時が来ているのではないでしょうか。それは、ITをはじめ目覚ましく進歩する科学技術も、急速なグローバル化に伴う世界情勢の変化も、的確に鋭く認識しながら、一つ一つを、民衆の幸福のため、そして地球全体の平和と共生のために生かし、リードしていく智慧であり、勇気であり、慈悲であります。世界市民の要件ともいうべき、この智慧と勇気と慈悲を、一人一人の内奥から引き出し、錬磨し、結集していく推進力こそ、人間教育の真髄でありましょう。(中略)『平和のフォートレス』の創立者として、私は世界に対話の道を開いてきました。あらゆる差異を超えて、人間への『信頼』と『学び』という対話の大道を、さらに大きく、さらに広々と、さらに縦横に開いてくれることを、私は、愛する創価同窓の友に託します。(中略)そして今日からまた、たくましく朗らかに、最良の世界市民と学び合い、切磋琢磨しながら、日々、新たな価値創造に挑戦していただきたいのであります。かけがえのない青春の一日また一日、皆さんが勇気ある探究と友情の光彩で、人間主義の大連帯を築き広げ、人類の幸の未来を創り開くことを、私は最大の楽しみとして祈り、応援してまいります。みんな、健康で、無事故で、充実の秋を勝ち飾ってください」との言葉を送りました。
 
続いて、プライス博士による記念講演では、「創立者池田大作先生の詩は多くの人に、しかし、個人の深い部分に語り掛けます。より優れた自己を達成するための指導を提供し、私たちの中に潜在する善の部分を呼び起こしてくださるのです。ただし、その後に起きる変化は個人に留(とど)まるものでは無いことは池田先生の次の著作の題名にも明らかです。The World is Yours to Change–君が世界を変えていく」と語りました。その他、記念式典に先立ち、卓越した語学修得の結果を顕彰するシュリーマン賞と本年度国家試験合格者の表彰がありました。

翌日5日より、一般公開が始まり、展示、模擬店やクラブ団体等によるイベントが催されました。留学生と日本人学生が協力して運営する留学生喫茶では、各国の伝統料理など9カ国の料理が提供され、多くの来場者で賑わいました。
ページ公開日:2019年10月15日