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2020年10月05日

本学理工学研究科の学生が「第18回木質炭化学会」で優秀発表賞(奨励部門)を受賞

オンラインで開催された「第18回木質炭化学会」の研究発表会(9月25日、立命館大学)にて、本学理工学研究科環境共生工学専攻・博士前期課程のエステル・デルアモ・マテオスさんが優秀発表賞(奨励部門)を受賞しました。

本学会は、木質資源をはじめバイオマス資源の炭化に関する研究開発を推進し、資源の有効利用を目指しています。
発表タイトルは「Adsorption and Mechanism of Modified Biochars by Phosphoric Acid for Lead and Cadmium」です。リン酸で処理し重金属の吸着能力を向上させたバイオ炭(炭化物)の鉛およびカドミウムの最大吸着量を測定し、その吸着のメカニズムを解明した研究内容を発表しました。

エステルさんは、「今年コロナ禍の大変な中で実験した成果を、このような賞として評価していただいた学会関係者に感謝します。指導していただいた佐藤教授、実験室のメンバー、ダブルディグリーの機会を与えてくださった創価大学とバリャドリード大学に感謝します。そしていつも私を信じてくれた両親にも感謝します。今後も、環境問題の解決に向けて自分ができることで貢献していきたいと思います」と語りました。
ページ公開日:2020年10月05日