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2021年03月19日

2020年度GCP修了式が行われました

3月17日(水)に本学本部棟M305教室で、第8回グローバル・シティズンシップ・プログラム(GCP)修了式が行われました。感染症対策として、会場には修了生と教職員の代表が集い、在学生および保護者の方々はオンライン配信で参加しました。
今回、6期生1名、7期生18名、8期生12名の計31名が修了を迎え、佐々木諭GCPディレクターより修了生の卒業後の進路が紹介されました。国内外の大学院進学、グローバル企業への就職、外務省専門職員採用試験、公立学校教員採用試験への合格など、目覚ましい結果を残した修了生の門出を称えました。

続いて、修了生を代表して2名の学生が挨拶に立ち、GCP7期生の川上智美さん(経済学部)は、「入学当初は英語への苦手意識もあり、日々の課題や思うように成績が伸びないことに落ち込むことがありましたが、周りの先輩や友人、家族に支えられ挑戦し続けることができました。アメリカ・デラウェア大学への交換留学も経験し、GCPでの活動を通して、目的をもって挑戦し続ける忍耐・突破力、そして人との縁・出会いの重要性を学びました。これからも、“世界平和に貢献する人材になる”との決意を忘れず、社会で誠実に信頼を勝ち取っていきます。そして、自身の姿を通して創価教育の素晴らしさを伝えていけるグローバルリーダーへと成長してまいります」と決意を述べました。

GCP8期生の布川裕一さん(経済学部)は、「経済的に大変な時期もありましたが、先輩や教職員の方々に支えていただき、GCP生として必死に学ぶ同期の姿に触発され、必ず苦難に打ち勝って親孝行しようと学び続けることができました。アメリカ・マサチューセッツ大学ボストン校での交換留学で、貧困に苦しむ人々も安心して暮らせる社会の実現には国の制度設計が不可欠であることを感じ、卒業後は、東京大学公共政策大学院で社会保障制度などを学びます。これからも創大で学んだ「労苦」を恐れず「使命」に燃え全力で挑戦する姿勢を貫き、お世話になった方々に恩返しできるよう努力し続けてまいります」と語りました。

続いて、馬場善久学長が代表学生に修了証を授与し、学生一人ひとりの活躍を称えながら、「創立者は常々『大学の真価は卒業生で決まる』と言われていました。この先、多くの困難があると思いますが、どんなことがあっても自分の心次第で負けじ魂を発揮できます。これからもGCPの仲間と互いに励まし合いながら、高い志を持って社会で活躍していってください」と語りました。
最後に田代康則理事長が祝辞に立ち、「皆さんは、使命が大きいゆえに苦労も多いかもしれません。しかしGCPで学んだ誇りを胸に、一切を勝ち越えていただきたい。“人のために尽くそう”という精神を忘れずに、大学で培った力を社会で発揮していってください」と励ましの言葉を贈り、学生を送り出してくださった保護者の皆様に感謝を述べました。
ページ公開日:2021年03月19日