感染症対策の一環として、キャンパス内の教室等に抗ウイルス・抗菌コーティングを行いました。コーティングを行った表面には、強固な被膜が形成され、無光触媒作用によって、加工面に付着した特定のウイルス、有害菌を最大５分で99％不活化し、その効果は３～５年間持続します。コーティングに使用した「SEIKADOU‐SRW-30」は、SIAA（※）の抗ウイルス基準において性能が認証されており、安全性においては、皮膚へのアレルギー反応等について第三者機関における試験で安全性が確認されています。これまでに、鉄道やバスの車両内、空港、病院、保育園など、多くのパブリックエリアで採用されています。本学では、新学期からの対面授業実施に向け、安心で安全な授業環境の整備のために実施いたしました。

＜おもな施工箇所＞

• 構内の学部生、短大生、大学院生が授業で使用する全ての教室の机、照明・エアコンのスイッチ、教卓
• PC教室、食堂、図書館、ラウンジ、学生ホール、中央教育棟2FSPACe、中央教育棟1F学生相談室、中央教育棟B2F保健センターに設置されている学生が使用する机、ドアノブ、照明・エアコンのスイッチなど
• その他、中央教育棟ディスカバリーホールの机・座席、池田記念講堂の客席、総合体育館と学生センターの更衣室に設置されているロッカーなど

※SIAA（一般社団法人抗菌製品技術協議会）は、経済産業省のガイドラインに則って運営され、適正で安心できる抗ウイルス・抗菌・防カビ加工製品の普及を目的とし、メーカー、試験機関が集まってできた団体です。