研修参加者の声

今回、創価大学看護学部として初めてスウェーデン研修に行かせていただきました。
私は、福祉大国といわれるスウェーデンで日本の医療とはどれほど違うのか、これから高齢化が進んでいく日本に必要なことは何なのかを学びたく、スウェーデン研修の参加を決意しました。
現地の方は日本人の私たちを温かく迎えてくれました。そこで私は、子供が療養のため入院した時、24時間一緒に過ごせるような病室や国の制度(親が仕事を休んでも給料の保証がある)や、子供たち自身が病気を理解し乗り越えようとする考えに感銘を受けました。また高齢者施設では、高齢者一人一人のライフスタイルを尊重した生活ができる環境があり、自宅でも安心して過ごせるような国や市町村の連携があることを学びました。
このことから、私はどんな時でも対象者一人一人の個別性を尊重したケアや自身の力で乗り越えようとする力が必要であり、患者と向き合い、どこまでも患者のために生きる力を引き出すことこそが、今の私たち看護師に必要なことであると改めて感じることができました。本当にたくさんの学びがあり、楽しく、感謝の気持ちにあふれる研修になりました。
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