2021年03月30日

2020年度 創価大学看護学部 地域公開講座がオンラインにて開催されました!

創価大学看護学部 地域公開講座が3月6日(土)、オンラインにて開催されました。
この地域公開講座は、(八王子・多摩)地域の看護職員等、保健医療福祉に従事する方を対象として毎年開催されています。
今回は、本学部の鈴木恵子教授が「未曾有の災害、コロナ禍の今だからこそ考える ~看護の持つ力を活かすために~」と題した講座を行いました。
新型コロナウイルスのパンデミックを「災害」と捉え、人類の災害に関する歴史から学びつつ、今までとの違いは何か整理し、応戦していくことが大切であると言及し、COVID-19が確認されてから今日までの状況を振り返り、日本において働き方や生活、医療、人の心がどう変化したか、医療や介護の現場ではどのような対策・変化があったのか分析し、日本の状況がどのように変化したのかを解説しました。
現在、超高齢化社会の日本において地域包括ケアシステムが推進されていることに着目し、「地域」単位でCOVID-19に応戦する必要性とともに、その方法について、看護部長を務めていた経験を踏まえた提案をされながら、最後に、看護の視点から「今できることは何か」、利用者・患者(看護の対象者)と、医療スタッフ(看護の仲間)それぞれに対してのアプローチについて、ワークショップを交えながら世界における取組についても紹介する内容となりました。
ページ公開日:2021年03月30日
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