留学日記(イギリス・バッキンガム大学英語DD9期 2021年12月9日) 

〈秋ターム終了間際!〉
 
皆さんこんにちは!
第6回目のDD日記となります!
最近更新頻度が低くなってしまい、申し訳ありません…
実は現在、秋ターム終盤なこともあり、先々週からエッセイの提出や試験が立て続いておりました。
今回のDD日記では、近況と私たちが今ターム履修している授業について紹介してまいります!是非最後まで読んでいただけると嬉しいです!
 
まず近況として、私たちDD9期が住むHailsham Houseの近くにある、Vinson Buildingという建物に、大きなクリスマスツリーが飾られており、毎日クリスマス気分を味わっています!
Vinson Buildingには、授業を行う教室が何部屋かあるのに加えて、広い勉強スぺースがあるので、毎日多くの学生でにぎわっています。
また、平日のお昼の時間には、Vinson Buildingにある売店で日替わりランチを買うことができます。なんとサンドウィッチはわずか1ポンド(日本円で約150円)で買うことができるんですよ!
イギリスでは、クリスマスツリーが飾られていたり、スーパーマーケットでクリスマスグッズやクリスマスグルメがたくさん並んでいたり、すっかりクリスマス一色です。
そして、私たちDD9期が現在履修している授業について紹介します!
私たちは今タームに「French」「Reading Genders」「Literary Journalism」という3つの授業を履修しています。この3つのうち2つの授業は、Lectureと呼ばれる講義とTutorialと呼ばれる少人数のセッションの2つが週に1度ずつあります。
 
●French
Frenchは、5人という少人数のクラスで、週に2回のLectureを受けています。今タームには、完了時制、未来形、関係代名詞等の文法を中心に学びました。
DD9期の3人は1年次に創価大学でフランス語を履修していたのですが、創価大学で1年間かけて勉強したことが、バッキンガム大学のフランス語の授業ではたった2週間で終わるほど、驚異のスピードで文法や単語が叩き込まれていきます。
また、フランス語を英語で学ぶという、母国語を一切介さず第2外国語を学ぶのはとても難しいですが、温かい先生とクラスメイトに囲まれ、楽しく勉強できています。
 
●Reading Genders
Reading Gendersは、一言で言うと、女性作家の作品を読んで、フェミニズム・LGBTQ+・男女格差等のジェンダー問題や、家父長制や人種問題等の社会問題、文学的な技法等について考えるという授業です。
この授業は、LectureとTutorialが週に1回ずつあり、Lectureでは先生の講義を20人程度のクラスで聞き、Tutorialでは5~6人程度のグループに分かれて、Lectureで学んだことや自身が考えたこと等を、作品をもとに議論していきます。
毎週決められた作品を読んで授業に臨まなくてはならないので、長い英語の小説を1週間に1冊読み切るということがまずとても大変です。その上、ネイティブスピーカーに混ざって文学やジェンダー問題についてディスカッションするのは、とても難易度が高いですが、毎回の授業でクラスメイトから多くの刺激を受けられるため、またさらに勉強を頑張ろうと思える授業です。
 
●Literary Journalism
Literary Journalismは、文学ジャーナリズムを読んで、その作品の文学的分析やその時代の背景、社会問題等をディスカッションするという授業です。
この授業は、週1回のLectureとTutorialのほかに、Seminarと呼ばれる授業もあります。Lectureはオンライン配信のため各個人で勉強し、Seminarは20人程度のクラスで行い、Tutorialは4~5人の少人数に分かれて行います。
Reading Genders同様、この授業も毎週授業に向けて決められた文学ジャーナリズムを読む必要があります。具体的には、毎週2人のジャーナリストの4~5つの作品と、SeminarやTutorialに向けた関連資料や記事を読まなくてはなりません。
1週間の大半をReading GendersとLiterary Journalismで学ぶ作品を読むことに費やすのでとても大変ですが、その分圧倒的に読む量が増えたので、リーディング能力が上がった気がします。それに加え、TutorialやSeminarで多く発言する機会があるので、スピーキング力向上にも大きく役立っています。
 
以上が、私たちDD9期が今ターム勉強している内容となります!
これからバッキンガム大学への留学を考えている人や、文学・フランス語に興味がある人の参考になれば幸いです。
 
イギリスでは最近、16時ごろには日が沈み、夜は0度まで冷え込む日々が続いています。また、先日バッキンガムでは雪が降り、本格的に冬を感じています。
オミクロン株への感染も問題となっている今、再度感染対策を見直し、充実した冬休みを過ごしたいと思います!
次回のDD日記もお楽しみに!
 

Lily
  • キャンパスガイド2023文学部
  • 英語DD
  • 中国語DD
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