バハルダール市長訪問の様子(左から3番目がDresse Salilu Goshu市長)

2023年02月06日

テーマ1焦春萌博士、蔡吉博士らがエチオピアを訪問

 2022年11月26日から12月6日、滋賀県琵琶湖環境科学研究センターの焦春萌博士、蔡吉博士、エチオピア出身で創価大学大学院理工学研究科博士後期課程のGetachew Bayable Tirnehさんがエチオピアを訪問し、テーマ1「ホテイアオイ管理モデルの構築」に関する調査などを行いました。

 プロジェクトマネージャーのSolomon Addisu Legesseバハルダール大学(BDU)准教授や昨年9月に日本での短期研修に参加されたBDUのMulatie Mekonnen Getahun助教、タナ湖周辺水域保護開発機構のZelalem Liyew Kassa副所長をはじめ現地メンバーとの打ち合わせを経て、11月29日にはタナ湖岸にて水温計・水深計など観測機器の使い方講習、11月30日には湖心チーム・湖東チーム・湖西チームの3チームに分かれてのタナ湖の全湖調査を行いました。

 11月28日にバハルダール市長を表敬訪問した際、市長より本プロジェクトはエチオピアでも大変重要視されており、湖を有する都市同士の友好関係を深め、姉妹都市を目指したいとの提案がありました。12月5日にJICAエチオピア事務所にて本提案を報告したところ、JICAとしても大賛成であり本案件をサポートするとの心強い言葉をいただきました。

 ほかにも、BDU農学部に建設中であった本プロジェクト実験室の見学や、地元の漁師さんへの聞き取り調査なども行われ、充実の訪問となりました。
ページ公開日:2023年02月06日