丹木の歳時記2012神無月 その二

旧暦の10月を神無月(かみなづき)といいます。日本神話の世界では八百万(やおよろず)の神々がこの月に出雲の国に集まるため、他の国には神がいなくなるということから「神が無い月」とされたようです。逆に神が集まる出雲では10月は「神在月(かみありづき)」と呼ばれます。

さて、全て読めた方は本欄の執筆を交代して頂きたいくらいの風流人(笑)。季節の移ろいに敏感で、野の草花を愛でながら心豊かな毎日を過ごしている方といえるでしょう。 野大角豆(ノササゲ)、柏葉白熊(カシワバハグマ)、高野箒(コウヤボウキ)、犬酸漿(イヌホオズキ)