丹木の歳時記2011　師走　その四

22日は冬至。一年で一番昼が短い日です。秋分から徐々に昼間の時間が短くなり、この日を境に再び長くなっていきます。本格的な寒さはこれからですが、冬至はいわば春への起点となる日でもあります。

このところの冷え込みでキャンパスにも霜が降り、「文学の池」は落ち葉に覆われています。

池の周辺では、まだ紅葉が楽しめます。

暖かな日差しに誘われたのか、亀が甲羅干しをしています。

亀の側には真鴨もいました。首が青いので雄の真鴨を「あおくび」ともいいます。

カワセミが、お気に入りの石の上にたたずんでいます。

ちょうど食事の時間だったようで、小魚を食べていました。

「平安の庭」の方に下ってみると、こちらにも紅葉が残っています。

「難を転じる」縁起の良い木とされる南天ですが、紅白で揃うと縁起も倍増するのでしょうか？

「難を転じる」縁起の良い木とされる南天ですが、紅白で揃うと縁起も倍増するのでしょうか？

東日本大震災をはじめ相次ぐ自然災害に見舞われた本年もまもなく暮れようとしています。来年が良い年になることを祈りつつ、今年最後の歳時記を締めくくることに致します。