丹木の歳時記2009　弥生　その六

「春に三日の晴れなし」という言葉の通り、春の暖かな日は長続きしません。暖かくなったかと思うと、「寒の戻り」があったり。春は体調管理に気をつけたいものです。

【蜜蜂】蜜蜂や虻が忙しそうに花粉や蜜を集めています。黄色い花はミツマタ。紫は花大根。ピンクは桃です。

【蜜蜂】蜜蜂や虻が忙しそうに花粉や蜜を集めています。黄色い花はミツマタ。紫は花大根。ピンクは桃です。

【虻】蜜蜂や虻が忙しそうに花粉や蜜を集めています。黄色い花はミツマタ。紫は花大根。ピンクは桃です。

【スミレ】スミレやタンポポが日差しを浴びています。

【タンポポ】スミレやタンポポが日差しを浴びています。

【エゾムラサキツツジ】「文学の池」の近くでは、蝦夷紫躑躅（エゾムラサキツツジ）が一杯に花をつけています。葉が出る前に花が咲きます。

【エゾムラサキツツジ】「文学の池」の近くでは、蝦夷紫躑躅（エゾムラサキツツジ）が一杯に花をつけています。葉が出る前に花が咲きます。

【鈴蘭水仙】雑木林の傍らで、ひっそりと咲いているのは鈴蘭水仙です。別名をスノーフレークといいます。

【片栗】よく見ると、片栗の花も咲いていました。気品を感じさせる花はすぐに終わり、夏には葉も枯れて、それ以降は地中で球根のまま越冬します。

【ショウジョウバカマ】こうした植物群を「スプリング・エフェメラル」（春の儚いもの、春の妖精）と呼びます。福寿草やショウジョウバカマなどもこの部類です。深く根を張り、時を待つ。来春の勝利を目指して頑張る受験生のようです。