丹木の歳時記2010　皐月　その五

15日（土）に開催されたキャンパス・エコツアーをのぞいてみました。

【海老根】工学部環境共生工学科の久米川講師が担当したグループは、工学部棟の裏手からスタート。海老根（エビネ）に紫蘭（シラン）、菖蒲（アヤメ）も咲いていました。

【紫蘭】工学部環境共生工学科の久米川講師が担当したグループは、工学部棟の裏手からスタート。海老根（エビネ）に紫蘭（シラン）、菖蒲（アヤメ）も咲いていました。

【菖蒲】工学部環境共生工学科の久米川講師が担当したグループは、工学部棟の裏手からスタート。海老根（エビネ）に紫蘭（シラン）、菖蒲（アヤメ）も咲いていました。

【庭石菖】菖蒲と同じくアヤメ科の庭石菖（ニワゼキショウ）。北アメリカ原産の帰化植物です。

【山藤】「山藤や短き房の花ざかり」と詠んだのは、正岡子規。工学部棟の裏手の雑木林で山藤が咲いています。普通の藤の蔓は右巻き、山藤は左巻きです。

【針槐】白い藤に見えるのは針槐（ハリエンジュ）。女子短大の裏手で咲いています。藤も針槐も同じマメ科の植物。どうりで似ているはずです。藤と同じく芳香があります。

【白雲木】針槐の横で咲いているのは白雲木（ハクウンボク）。まもなく咲き始めるエゴノキの花にそっくり。エゴノキ科の落葉高木です。

【栃】池田記念講堂の裏手に足を伸ばすと、栃（トチノキ）の花が咲いています。秋には栗のような実がなります。

本学のキャンパスでは、雉（キジ）や小綬鶏（コジュケイ）などの野鳥の姿も見られます。今回のツアーではタヌキに遭遇したグループも。ひょっとしたら人間に化けてエコツアーに参加していたのでしょうか。