丹木の歳時記2010水無月 その八

水無月もまもなく終わりです。ところで雨の多い6月が「水」の「無」い「月」とは、これ如何に。この「無」は連帯助詞「な」で、ここでの意味は「の」。つまり「水無月」とは「水の月」という説が有力です。

水無月には「田植えに多くの水を必要とする月」という意味もあります。「水の月」の恵みの雨があればこそ、豊かな実りの秋も訪れます。