丹木の歳時記2010葉月 その三

「秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる」と詠んだのは、平安時代の歌人・藤原俊行(ふじわらのとしゆき)。まだ蝉の鳴き声がかまびすしいキャンパスですが、秋の草花が咲き始めています。

24日に発表された気象庁の見通しでは、今後2週間程度は厳しい残暑が続くとのこと。秋の気配はさやかには見えませんが、花を愛でながら歩くと暑さが少し和らぐかもしれません。